すばるステークス 2021年1月11日(月曜)中京競馬場 ダート1400mの競馬レース結果見解
本日は「すばるステークス」でのレース見解となります。
すばるステークス 2021年1月11日(月曜)中京競馬場|出走馬
1.バティスティーニ 鮫島 克駿
2.ヒラソール 荻野 極
3.アードラー 北村 友一
4.ブルベアイリーデ M.デムーロ
5.テーオーヘリオス 荻野 琢真
6.ドンフォルティス 西村 淳也
7.テイエムサウスダン 浜中 俊
8.スマートアヴァロン 団野 大成
9.グルーヴィット 吉田 隼人
10.トップウイナー 和田 竜二
11.レシプロケイト 川田 将雅
12.ハーグリーブス 吉田 豊
13.アヴァンティスト 幸 英明
14.スリーグランド 松若 風馬
15.リアンヴェリテ 国分 恭介
16.クラヴィスオレア 木幡 育也
すばるステークス 2021年1月11日(月曜)中京競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 7番 テイエムサウスダン
2着 13番 アヴァンティスト
3着 12番 ハーグリーブス
単勝
7 790円 5番人気
複勝
7 330円 5番人気
13 350円 6番人気
12 580円 10番人気
枠連
4-7 1,500円 8番人気
ワイド
7-13 1,510円 20番人気
7-12 3,090円 37番人気
12-13 3,430円 40番人気
馬連
7-13 4,250円 20番人気
馬単
7-13 7,910円 38番人気
三連複
7-12-13 31,520円 99番人気
三連単
7-13-12 135,880円 468番人気
すばるステークス 2021年1月11日(月曜)中京競馬場|レース内容
3日間開催最終日の中京競馬場のメインレース、すばるステークスがスタートしました。
さぁまずは芝の上先行争い、押しているのは16番クラヴィスオレア、すっと先手を取ろうと上がって行きました。
15番リアンヴェリテが2番手ですが、内からは10番のトップウイナーが上がって行ってダートコースへと替わりました。前3頭です。
2馬身後方ですが7番のテイエムサウスダンが4番手、外からは13番のアヴァンティストが追走しています。
そして間を突いてスルスルと11番レシプロケイトも上がって行きました。
さらには9番グルーヴィット、4番ブルベアイリーデ、2番のヒラソールと固まって、その直後ですが11番のレシプロケイトという形になりました。
そして13番アヴァンティストがやや下がった形。
そしてその後ですが2・3馬身と少し馬群が開くような感じになりましたが、外を突きましては12番ハーグリーブス、外からは14番スリーグランドが追走して、内1番のバティスティーニが追走しています。
その後方からは8番のスマートアヴァロンが行って、あとは6番のドンフォルティス、5番のテーオーヘリオス、そして3番のアードラーが最後方と続いています。
各馬3・4コーナーの中間にかかって、前の争いは15番のリアンヴェリテが僅かに先頭です。これを見るように16番クラヴィスオレアが2番手の位置です。
外から10番トップウイナーが3番手から2番手へ接近、さぁ残り400mを通過。
直線コースへ向かいました。
さらに外からはすっと7番テイエムサウスダンが上がって行きました。
さぁ7番テイエムサウスダンを目掛けて、今度は外から13番のアヴァンティストが位置を上げて来る。
前の争いですが7番テイエムサウスダンが先頭、残り200mを通過した。そして外からは13番アヴァンティスト、大外を突きましては11番レシプロケイト、連れて14番スリーグランド、さらには12番のハーグリーブスなど。
前の争いですが7番のテイエムサウスダンが先頭だ。
7番のテイエムサウスダンが2馬身のリードを取ってゴールイン。
1着 テイエムサウスダン(7番)
2着 アヴァンティスト(13番)
3着 ハーグリーブス(12番)
すばるステークス 2021年1月11日(月曜)中京競馬場|レース見解とポイント
すばるステークスは1989年から施行されているオープンクラスのレースで、1993年までは芝2000mで行われ、翌1994年から現在のダート1400m戦として行われています。
過去の勝ち馬にはノボジャック、ベストウォーリア、ニシケンモノノフなど、交流GⅠウイナーを始め多くの重賞勝ち馬を輩出しているダート短距離路線の重要な一戦です。
この一戦を制したのは、5番人気のテイエムサウスダンでした。
スタートは今ひとつでしたが芝コースで勢いがつき、すんなりと4番手の好位をキープ。
4コーナー手前から外目を上がってくる時の手応えが抜群で、直線に向いて直ぐさま先頭に立つと一気に後続との差を広げ、最後は2着以下に2馬身差をつける完勝でした。
前走は半年ぶりの一戦でしたが、勝ち馬からはコンマ4秒差の3着と力を証明した同馬。
2歳時には交流重賞勝ちがあるものの、春の2戦で結果が出なかったことから成長力に疑問がありましたが、この2戦の内容から今後も期待が持てそうな雰囲気です。
2着には7番人気のアヴァンティストが入りました。
スタート直後は行き脚がつきませんでしたが、スピードに乗ると先行集団を見る形で中団よりやや前目のポジションに。
4コーナー付近から勝ち馬を目標に進出し先頭に並びかける勢いにも映りましたが、馬体を併せるまでには至らず2着と完敗。
3勝クラスを上がるのに時間を要しましたが、レースぶりからもクラス慣れの様子は窺えていました。
1200mでの勝ち鞍もありますがレース内容からは今回と同じ1400mの方がベストの印象に映り、今後も条件次第では十分に上位争いを演じてくれるでしょう。
横一線の3着争いを制したのは、9番人気のグリーブスでした。
スタートは悪くなかったものの流れに乗ることができず、常に後方で追い通しと厳しい展開に。
直線入り口でも後方4番手と万事休すのようにも見えましたが最後までジワジワと伸び、終わってみれば3着に滑り込む走りを披露してくれました。
前走こそ8着でしたが、それまでは3・3・1・3着と4戦連続で馬券に絡む走りを披露していた同馬。
エンジンの掛かりが遅いタイプだけに直線の長い中京コースに替わったのはプラスに働いた印象で、今後もコース次第では注意が必要と言えそうです。
なお、1番人気に支持されたレシプロケイトは6着と着外に。
2着馬と終始併走するようなレース展開でしたが、直線に向くと思ったほど伸びず3着争いからも後退。
もしかしたら、8月以降毎月レースに出走していた疲れがあったのかもしれません。