仁川ステークス 2021年2月27日(土曜)阪神競馬場 芝ダート2000mの競馬レース結果見解
本日は「仁川ステークス」でのレース見解となります。
仁川ステークス 2021年2月27日(土曜)阪神競馬場|出走馬
1.テーオーエナジー 福永 祐一
2.タイサイ 中井 裕二
3.キングニミッツ 荻野 極
4.マイネルユキツバキ 川田 将雅
5.メイショウマトイ 高倉 稜
6.アポロテネシー 松若 風馬
7.サンデーウィザード 荻野 琢真
8.ダイシンインディー 岩田 望来
9.マリオマッハー 松山 弘平
10.ロードレガリス 武 豊
11.ミヤジコクオウ 和田 竜二
12.カセドラルベル 幸 英明
13.ベストタッチダウン 岩田 康誠
14.モズアトラクション 川須 栄彦
15.アッシェンプッテル 藤岡 佑介
仁川ステークス 2021年2月27日(土曜)阪神競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 4番 マイネルユキツバキ
2着 10番 ロードレガリス
3着 14番 モズアトラクション
単勝
4 910円 3番人気
複勝
4 230円 3番人気
10 140円 1番人気
14 1,010円 13番人気
枠連
2-5 960円 4番人気
ワイド
4-10 470円 3番人気
4-14 6,090円 55番人気
10-14 2,340円 24番人気
馬連
4-10 1,010円 2番人気
馬単
4-10 2,970円 8番人気
3連複
4-10-14 14,580円 44番人気
3連単
4-10-14 107,870円 309番人気
仁川ステークス 2021年2月27日(土曜)阪神競馬場|レース見解とポイント
仁川ステークスは1957年から施行されているレースで、1984年からオープンクラスの一戦として定着しています。
過去の勝ち馬にはワンダーアキュートやゴルトブリッツのGⅠ馬、さらにはヒシアトラス、フィフティーワナーなど多くの重賞ウイナーを輩出しています。
勝ったのは3番人気のマイネルユキツバキでした。
まずますのスタートを切るとやや促しながら好位を取りに行き、道中は6番手付近を追走する展開に。
3コーナー過ぎから前との差を徐々に詰め4コーナーで射程圏内に捕らえると、直線では1頭分のスペースを鋭く割って伸び、後続の追撃を退け見事に勝利。
昨年は不振に陥っていたものの、既にリステッド競走での勝利があるなど実力の高さは証明していた同馬。
今年に入って4・3・1着と一時の不振から抜け出した印象であり、相手次第では十分に重賞でも上位争いが見込めそうです。
1番人気に支持されていたロードレガリスは、2着に上がるのが精一杯でした。
やや伸び上がる感じでスタートを切ると、道中は後方よりの12番手付近を追走。向こう正面の途中から徐々にポジションを上げて行ったものの、3コーナー過ぎから口向きの悪さを見せ万事休すのようにも見えましたが、上がり最速の脚を使い何とか2着を確保。
再転入後4連勝を決め交流重賞でも2着の実績がある同馬。
平安ステークス(GⅢ)の10着は案外でしたが、前走のアルデバランステークスでは1年ぶりに勝利を挙げ今回も2着。
口向きの悪さを見せた点が鍵ですが、重賞でも十分にやれる器だと思います。
3着には12番人気の伏兵モズアトラクションが入りました。
スタートこそまずまずでしたが、行き脚に任せて進むと道中は勝ち馬を見る形で7・8番手を追走する展開に。
直線に向いたあたりから仕掛けを開始し直線ではスムーズに外目に進路を取ると、最後までしっかりと脚を伸ばし僅差の3着に。
勝ち切れないモロさはあるものの、重賞勝利や後のチャンピオンズカップ(GⅠ)勝ち馬とタイム差なしの勝負をするなど力は証明済みの同馬。
10ヶ月ぶりを一叩きされたことで上積みも見込めることから、次走も上位争いを演じてくれるのではないでしょうか。