四国新聞杯 2021年3月28日(日曜)阪神競馬場 芝2000mの競馬レース結果見解
本日は「四国新聞杯」でのレース見解となります。
四国新聞杯 2021年3月28日(日曜)阪神競馬場|出走馬
1.カサーレ 川又 賢治
2.アトミカ 西村 淳也
3.ペプチドフシチョウ 富田 暁
4.カリンカ 団野 大成
5.ジャルジェ 岩田 康誠
6.ヴィオリーナ 岩田 望来
7.ワインレッドローズ 川須 栄彦
8.ハローユニコーン 斎藤 新
9.ココナッツスルー 国分 優作
10.イルーシヴゴールド 藤岡 康太
四国新聞杯 2021年3月28日(日曜)阪神競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 3番 ペプチドフシチョウ
2着 4番 カリンカ
3着 1番 カサーレ
単勝
3 6,190円 9番人気
複勝
3 820円 9番人気
4 310円 4番人気
1 370円 6番人気
枠連
3-4 18,030円 27番人気
ワイド
3-4 3,730円 30番人気
1-3 5,300円 35番人気
1-4 1,550円 16番人気
馬連
3-4 20,820円 33番人気
馬単
3-4 50,380円 67番人気
三連複
1-3-4 52,340円 84番人気
三連単
3-4-1 601,850円 551番人気
四国新聞杯 2021年3月28日(日曜)阪神競馬場|レース見解とポイント
四国新聞杯は2000年にダートの短距離戦として誕生し、2012年の芝中距離戦に条件変更、2015年から現行の2000m戦で施行されるようになりました。
過去の勝ち馬には、エーシンウェズン、リラヴァティ、マルシュロレーヌなどの重賞ウイナーが多数います。
勝利したのは、9番人気のペプチドフシチョウでした。
やや伸び上がる感じのスタートでしたが注文を付けて果敢にハナを取りに行き、道中は2馬身ほどのリードを取って逃げる展開。
4コーナー過ぎから一気に追い出しを開始し、ゴール前では2着馬の方が勢いは勝っていましたが、なんとかクビ差しのいで逃げ切り勝ち。
2勝クラスに昇級後は5着が精一杯でしたが、ダートで2勝を挙げているように今回のタフな馬場が味方しました。
阪神コースも芝ダート合計で7戦し、2勝を含む6回で掲示板確保と条件替わりもプラスでしたので、今後も条件次第では好走が期待できそうです。
クビ差の2着に迫ったのは、5番人気のカリンカでした。
スタートも良く先行争いに加わるような雰囲気でしたが、他馬の出方を見る形で6番手のポジションをキープ。
3コーナー過ぎから進出を開始し、直線では外目を一気に伸び先頭に躍り立つ勢いでしたが、勝ち馬の渋太さに屈しクビ差の2着に惜敗。
近3走は6・6・7着も、昇級して2戦連続でコンマ4秒内の4・3着とクラスへのメドは立てている同馬。
タフな馬場にも関わらず好位から34秒台の上がりを使って2着を確保した内容は評価できますので、次走の走りにも期待が膨らみます。
3着には6番人気のカサーレが好位から粘りを見せました。
スタートが決まりハナを切るようにも見えましたが、主張する馬を前に見る形の3番手を追走する展開に。
3コーナー過ぎから徐々に進出を開始し直線に向くとスムーズに前が開きましたが、ジワジワとしか伸びず3着を守るのが精一杯でした。
2勝クラスに上がった直後の3戦は今ひとつでしたが、4戦目で3着と通用する力を見せた同馬。
近3走は何れも6着ですが、ここ2戦の着差はコンマ5秒内と着順ほど負けていませんので、相手次第では十分に勝ち上がりも期待できるのではないでしょうか。
なお、1番人気に支持されていたイルーシヴゴールドは7着。
2番手からレースを進めていましたが直線に向いたところで早くも手応えが一杯に。
馬場に脚を取られていた走りにも見えたことから、力の要する馬場は不向きのような印象に映りました。