第114回 農林水産省賞典 京都記念(GⅡ)2021年2月14日(日曜)阪神競馬場 芝2200mの競馬レース結果見解
本日は「第114回 農林水産省賞典 京都記念(GⅡ)」でのレース見解となります。
第114回 農林水産省賞典 京都記念(GⅡ)2021年2月14日(日曜)阪神競馬場|出走馬
1 ハッピーグリン 北村 友一
2 ステイフーリッシュ 和田 竜二
3 ベストアプローチ 酒井 学
4 ラヴズオンリーユー 川田 将雅
5 ダンスディライト 岩田 望来
6 レイエンダ 団野 大成
7 ワグネリアン 武 豊
8 モズベッロ 三浦 皇成
9 ダンビュライト 松若 風馬
10 ジナンボー 岩田 康誠
11 サトノルークス 幸 英明
第114回 農林水産省賞典 京都記念(GⅡ)2021年2月14日(日曜)阪神競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 4番 ラヴズオンリーユー
2着 2番 ステイフーリッシュ
3着 9番 ダンビュライト
単勝
4 180円 1番人気
複勝
4 110円 1番人気
2 150円 2番人気
9 210円 6番人気
枠連
2-4 640円 2番人気
ワイド
2-4 250円 1番人気
4-9 390円 5番人気
2-9 610円 9番人気
馬連
2-4 570円 1番人気
馬単
4-2 840円 1番人気
3連複
2-4-9 1,680円 5番人気
3連単
4-2-9 5,190円 6番人気
第114回 農林水産省賞典 京都記念(GⅡ)2021年2月14日(日曜)阪神競馬場|レース見解とポイント
京都記念は、4歳以上オープンの別定戦で行われるレースです。
クラシック戦線で好走してきた4歳馬と古馬G1戦線で戦ってきた年長馬が激突する一戦であり、その年の活躍馬を見極める重要なレースでもあります。
実際に昨年の覇者クロノジェネシスは春秋グランプリ制覇など一気に現役トップクラスにまで上り詰めました。
1着にはラヴズオンリーユーが入りました。
前走の有馬記念では中団から進めますが、直線でも伸びる様子はなく10着に敗れました。
今回は4番手で先行すると、3コーナーから徐々に進出を開始します。
直線入り口から完全に先頭を射程圏内に入れると、残り100m付近で前の馬を交わしてそのままゴールしました。
これがこの馬にとってオークス以来1年半ぶりの勝利となりました。
今回の勝因は馬具の変更と馬場にあるでしょう。
馬具に関しては、乗り替わりとなった川田騎手がハミを変えるよう助言し、その結果バランスよく走れるようになりました。
また、開幕週で早い時計の出る馬場であり、この馬にとっては絶好の条件だったと考えられます。
次走はドバイを予定しているとのことですが、馬場との相性が好走へのカギとなってきそうです。
2着にはステイフーリッシュが入りました。
前走のAJCCでは先行馬群の一角にポジションを確保し、直線での抜け出しを図りますが思うように伸びず4着に敗れました。
今回は逃げ馬を見る形で2番手につけます。
4コーナーで逃げ馬が後退していき早めに先頭に立つと、直線では後続に迫られながらもしぶとく粘ります。
しかし、最後はラヴズオンリーユーに交わされて2着に敗れました。
この馬はこれで京都記念で3年連続の馬券内となり、今回も堅実さを見せる結果となりました。
勝利まであと一歩というのが長らく続いていますが、次走以降もヒモには入れつつも頭では買いにくいところです。
3着にはダンビュライトが入りました。
前走の京都大賞典では逃げの手を打ちますが、直線では馬群にのまれ7着に敗れました。
放牧を挟んだ今回は、3番手に控える形を取ります。
4コーナーから徐々に上がっていき、直線ではラヴズオンリーユーと並びますが、競り落とされ2着争いとなりました。
しかし、ステイフーリッシュも交わすところまではいかず3着に敗れました。
この馬はG1では力が足りない部分がありますが、G2なら十分戦える実力を持っており、今回上手く立て直してきたことは今後に向けても好材料となるでしょう。