第25回 KBS京都賞ファンタジーステークス(GⅢ)2020年11月7日(土曜)阪神競馬場 芝1400mの競馬レース結果見解
本日は「第25回 KBS京都賞ファンタジーステークス(GⅢ)」でのレース見解となります。
第25回 KBS京都賞ファンタジーステークス(GⅢ)2020年11月7日(土曜)阪神競馬場|出走馬
1 デルマカンノン 藤岡 佑介
2 フリード 和田 竜二
3 ヨカヨカ 福永 祐一
4 サルビア 幸 英明
5 ミニーアイル 藤岡 康太
6 オパールムーン 横山 典弘
7 モンファボリ 北村 友一
8 メイショウイチヒメ 池添 謙一
9 ラヴケリー 川田 将雅
10 メイケイエール 武 豊
11 セレッソフレイム 小牧 太
12 オプティミスモ 藤井 勘一郎
第25回 KBS京都賞ファンタジーステークス(GⅢ)2020年11月7日(土曜)阪神競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 10番 メイケイエール
2着 6番 オパールムーン
3着 9番 ラヴケリー
単勝
10 250円 1番人気
複勝
10 140円 1番人気
6 430円 7番人気
9 210円 4番人気
枠連
5-7 570円 3番人気
ワイド
6-10 1,000円 11番人気
9-10 390円 3番人気
6-9 1,670円18番人気
馬連
6-10 3,310円 11番人気
馬単
10-6 4,710円 17番人気
3連複
6-9-10 5,400円 15番人気
3連単
10-6-9 25,620円 78番人気
第25回 KBS京都賞ファンタジーステークス(GⅢ)2020年11月7日(土曜)阪神競馬場|レース内容
スタートしました。
9番のラヴケリー内から2番のフリードが好スタート好ダッシュまずは出てきました。
2番手4番のサルビア、そしてその後3番手が広がっています。
中から7番モンファボリ控える形か、外からは9番ラヴケリー、インコースに1番のデルマカンノン、その後に3番のヨカヨカ、スタートやや劣勢から中団の前の位置にいました。
その後上がっていく形になっていますメイケイエール3コーナーカーブ。
その後8番のメイショウイチヒメ、インコース5番のミニーアイル、外からは11番のセレッソフレイム。
後ろから2頭目12番オプティミスモ、少し離れて最後方6番のオパールムーンです。
スタートから600mは34秒1で通過、前は3頭が広がっています。
内わずかに前は2番のフリード、並ぶのは間に4番のサルビア、そして外から9番のラブリー前3頭が横に広がっての先団。
外に持ち出しました3番のヨカヨカ。
その前には10番のメイケイエールがいて内に潜り込んでいる1番デルマカンノン。
4コーナーから直線コースへ向かいました。
前は間から9番のラヴケリー先頭。
外から10番のメイケイエール。
3番ヨカヨカ、開いた間を狙って行く1番のデルマカンノン。
内では4番のサルビアなど。前は9番のラヴケリーですが、捉えに行った10番メイケイエール、追って3番ヨカヨカ、内から12番のオプティミスモが追ってくる。
外から5番のミニーアイル、さらには6番のオプティミスモですが、それを従えて10番のメイケイエール、追って6番のオパールムーン。
先頭10番メイケイエールゴールイン。
2着6番オパールムーン、3着争い接戦。
12番のオプティミスモ、そして間には9番ラヴケリー、外から5番のミニーアイル、3番のヨカヨカ、広がっています。
1着 10番 メイケイエール
2着 6番 オパールムーン
3着 9番 ラヴケリー
第25回 KBS京都賞ファンタジーステークス(GⅢ)2020年11月7日(土曜)阪神競馬場|レース見解とポイント
ファンタジーステークスは2歳牝馬オープンの馬齢重量戦で行われるレースです。
昨年はレシステンシアが、おととしはダノンファンタジーがこのレースと阪神ジュベナイルフィリーズを連勝しており、2歳女王への登竜門としての意味合いが強くなってきていると言えるでしょう。
1着にはメイケイエールが入りました。
前走の小倉2歳ステークスでは先行グループに位置取り、直線に入ると先に抜け出していた1番人気のモントライゼを捉えて難なく抜き去り重賞初制覇となりました。
今回は前走の戦いぶりもあって1番人気に支持されました。
レースではまずまずのスタートを切ると中団後方から進めようという形になりましたが、思いっきりかかってしまい3コーナーでは4番手まで上がっていました。
4コーナーで外を回すと、直線に向いてからは前にいた3頭を一気に捉えました。
後続の追撃も振り切って1着でゴールすることができました。
道中かなり前に行きたがるような素振りを見せており、鞍上の武豊騎手も制することに苦労していたように見えましたが、そうしたエネルギーのロスがあっても勝ち切ることができるところにこの馬の強さがあるように思われます。
距離さえ持てば年末の阪神ジュベナイルフィリーズ、また来年の桜花賞などでも注目できる存在となりそうです。
2着にはオパールムーンが入りました。
前走の新馬戦では中団の好位から他馬と同じように動く形になりなんとかクビ差勝利することができました。
今回は思いっきり乗り方を変え、最後方でじっくりと脚を溜める形となりました。
直線に入って一気に追い出すと、末脚を爆発させ2着に入りました。
上り3ハロンのタイムはメンバー唯一の33秒台をたたき出しており脚質の自在性が明らかになりました。
また、鞍上の横山典弘騎手が得意としている極端な位置での競馬とこの馬の末脚がピッタリとハマったことも好走の要因の一つと言えそうです。
3着にはラヴケリーが入りました。
前走のクローバー賞では先行馬群にいながら直線でも脚色が衰えることなく勝ち馬とタイム差なしの2着に入りました。
今回は逃げ馬とあまり変わらない2番手に位置取り、粘り勝ちを図りました。ただ、直線に入るとメイケイエールに捉えられ、最後は追ってきたオパールムーンにも差される形になりました。
とはいえハナ差を制して3着には残っており、着順も内容も価値のある結果だったといえそうです。