第69回 京都新聞杯(GⅡ)2021年5月8日(土曜)中京競馬場 芝2200mの競馬レース結果見解
本日は「第69回 京都新聞杯(GⅡ)」でのレース見解となります。
第69回 京都新聞杯(GⅡ)2021年5月8日(土曜)中京競馬場|出走馬
1 ワイドエンペラー 藤岡 佑介
2 ヴェローチェオロ 西村 淳也
3 サイモンメガライズ 武 豊
4 ルペルカーリア 福永 祐一
5 ブレークアップ 団野 大成
6 トーホウバロン 和田 竜二
7 エスコバル 藤岡 康太
8 マカオンドール 浜中 俊
9 ゲヴィナー 岩田 望来
10 レッドジェネシス 川田 将雅
11 ハートオブアシティ 泉谷 楓真
第69回 京都新聞杯(GⅡ)2021年5月8日(土曜)中京競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 10番 レッドジェネシス
2着 4番 ルペルカーリア
3着 8番 マカオンドール
単勝
10 430円 3番人気
複勝
10 140円 3番人気
4 120円 2番人気
8 120円 1番人気
枠連
4-8 640円 3番人気
ワイド
4-10 270円 2番人気
8-10 270円 3番人気
4-8 220円 1番人気
馬連
4-10 750円 3番人気
馬単
10-4 1,520円 6番人気
3連複
4-8-10 640円 1番人気
3連単
10-4-8 4,100円 6番人気
第69回 京都新聞杯(GⅡ)2021年5月8日(土曜)中京競馬場|レース見解とポイント
京都新聞杯は、3歳オープンの馬齢重量戦で行われるレースです。
日本ダービーのトライアルレースの一つに指定されており、1着馬に同レースの優先出走権が与えられます。
ダービーまで中2週となる厳しいローテーションのため、ここからダービーで好走する馬は少ないですが、一昨年はロジャーバローズが京都新聞杯2着からダービー制覇を成し遂げました。
1着にはレッドジェネシスが入りました。
前走のゆきやなぎ賞では、出遅れて最後方からの競馬となりますが、3コーナーで一気にまくり3番手まで押し上げました。
直線ではその勢いのまま先頭に立ち、2着に4馬身差をつけて圧勝しました。
今回は、五分のスタートを切ると中団の8番手につけます。
3コーナーで徐々に押し出していくと、直線では馬群の外目から一気に伸びてきます。
残り150m付近で先頭を捕らえると最後はしっかりと勝ち切りました。
この馬は未勝利戦の脱出には時間がかかりましたが、レースごとに力をつけてきて、見事重賞制覇となりました。
まずは権利獲りとなりましたが、ダービーでのレースぶりも楽しみです。
2着にはルペルカーリアが入りました。
前走の毎日杯では2番手からレースを進め、直線では早めに先頭に立ち粘り込みを図りますが、後続に差しきられて4着に敗れました。
今回は、好スタートを決めるとそのまますんなりと先頭に立ちます。
1000m59秒9という平均的な流れでマイペースに持ち込みます。
3コーナーで後続が迫ってきますが、楽な手応えでこれを振り切ると直線では内ラチ沿いで粘り込みます。
脚色は最後まで衰えませんでしたが、レッドジェネシスの方が手応えが良く、最後は差し切られて2着に敗れました。
この馬はシーザリオ産駒ということで、当初から注目されていましたが、ここにきて少しずつ結果を残し始めています。
ダービーには登録しないということですので、秋に向けて着実に成長が見られれば非常に期待が持てるでしょう。
3着にはマカオンドールが入りました。
前走の大寒桜賞では中団でじっくりと脚を溜めると、直線で勢い十分に伸びて1番人気に応える勝利を収めました。
今回は前走と同コースでしたが、後方に控える競馬を選択します。
勝負どころで徐々に動き出すと、直線では大外に持ち出します。
そこからしっかりと伸びてきますが、前は捕らえきれず3着に敗れました。
今回は位置取りが後ろ過ぎたのかもしれませんが、力はあるので今後も注目です。