第63回 毎日放送賞スワンステークス(GⅡ)2020年10月31日(土曜)京都競馬場 芝1400mの競馬レース結果見解
本日は「第63回 毎日放送賞スワンステークス(GⅡ)」でのレース見解となります。
第63回 毎日放送賞スワンステークス(GⅡ)2020年10月31日(土曜)京都競馬場|出走馬
1 サウンドキアラ 松山 弘平
2 アドマイヤマーズ 川田 将雅
3 ロケット 酒井 学
4 カツジ 岩田 康誠
5 メイショウオーパス 幸 英明
6 シヴァージ 藤岡 佑介
7 ベステンダンク 北村 友一
8 レインボーフラッグ 和田 竜二
9 カテドラル 福永 祐一
10 ボンセルヴィーソ 木幡 巧也
11 タイムトリップ 柴山 雄一
12 プロディガルサン 国分 優作
13 キングハート 小崎 綾也
14 アルーシャ 武 豊
15 スマートオーディン 藤井 勘一郎
16 ステルヴィオ 池添 謙一
第63回 毎日放送賞スワンステークス(GⅡ)2020年10月31日(土曜)京都競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 4番 カツジ
2着 16番 ステルヴィオ
3着 2番 アドマイヤマーズ
単勝
4 14,370円 11番人気
複勝
4 1,840円 12番人気
16 200円 3番人気
2 190円 2番人気
枠連
2-8 15,390円 22番人気
ワイド
4-16 8,120円 49番人気
2-4 6,010円 41番人気
2-16 490円 3番人気
馬連
4-16 34,820円 44番人気
馬単
4-16 109,710円 100番人気
3連複
2-4-16 43,000円 82番人気
3連単
4-16-2 662,610円 773番人気
第63回 毎日放送賞スワンステークス(GⅡ)2020年10月31日(土曜)京都競馬場|レース内容
スタートしました。
ほぼ揃いました。何が行きますか10番ボンセルヴィーソ内から3番ロケットが行きました。
追っていく4番カツジ前の2頭です。
3番手広がって1番サウンドキアラ、2番アドマイヤマーズ外は10番ボンセルヴィーソと広がります。
すぐ後ろの16番のステルヴィオがいって7番ベステンダンク中団前に14番アルーシャです。
外は12番プロディガルサン、13番キングハート外回りコースへ向かっていきます。
2馬身差中団よりも少し後ろ9番のカテドラル、5番メイショウオーパスが行って、8番レインボーフラッグ、並んでいた15番スマートオーディン、残り800を切って坂を下ります。
後ろから2頭目6番シヴァージ、最後方1番タイムトリップです。34コーナー中間に向かいます。
わずかに先頭ここで4番のカツジ、しかしリードが詰まってきました。
アドマイヤマーズ、外から動いていったプロディガルサン、ボンセルヴィーソ前が広がって。
生垣の向こうから直線コースへ向かいます。
内を開けてわずかに4番カツジ先頭粘っていますが、プロディガルサン、アドマイヤマーズ、ボンセルヴィーソ、外に持ち出してステルヴィオ、内を狙ってメイショウオーパスとサウンドキアラ、その後ろ中団からの追い込みはアルーシャ、カテドラルですが、残り200mを切って、先頭振り切れるかカツジリードを2馬身半。
追ってくるボンセルヴィーソ、外からステルヴィオが追って、アルーシャ、カテドラル、外からシヴァージが追ってきますが、先頭はカツジ、カツジが押し切ったゴールイン。
1着 4番 カツジ
2着 16番 ステルヴィオ
3着 2番 アドマイヤマーズ
第63回 毎日放送賞スワンステークス(GⅡ)2020年10月31日(土曜)京都競馬場|レース見解とポイント
スワンステークスは3歳以上オープンの別定戦で行われるレースです。
過去10年の傾向を見てみると、3番人気までで9勝と勝ち馬は堅いですが、2,3着には7~12番人気が8頭入っておりヒモ荒れの傾向にあります。
また、モズアスコットやレッツゴードンキなどG1馬が馬券内には入るが勝ち切れていないという印象もあります。
1着にはカツジが入りました。
前回のオパールステークスでは中団後方からレースを進め直線での追い込みを目指しましたが伸びが不十分で9着に敗れました。
また2018年のニュージーランドトロフィー以来勝利がなく、掲示板にすら1年半以上入れていないた単勝143倍の11番人気と大きく人気を落としていました。
そんな今回は岩田康誠騎手に乗り替わり、一変を期しました。
岩田騎手は好スタートを切ったカツジを逃げさせる展開に持ち込みました。
これまで一度も逃げたことはなくかなり思い切った騎乗だと言えるでしょう。
直線に入るころにはリードがほとんどなく、後続がどっと押し寄せる状況になっていましたが何とそこからリードを広げ最後は1馬身差をつけての勝利となりました。
劇的な復活優勝となりましたが、今後の短距離路線でも今回の勢いが維持できるかが注目です。
2着にはステルヴィオが入りました。
前走の京王杯スプリングカップでは4番手からレースを進め直線でもいいタイミングで追い、完璧なレースを見せましたが、逃げを選択したダノンスマッシュを捉えられず2着に敗れました。
今回は半年ぶりのレースとなりましたが、これまでと同様先行策を取り、直線では他馬との追い比べとなりました。
タイム的には劣りましたが十分先行できていたことから最後は一歩抜け出し2着を確保する形となりました。
勝ててもおかしくないレース運びではありましたが、今回も逃げ馬に泣かされる形となりました。
3着にはアドマイヤマーズが入りました。
前走の安田記念では3番手でレースをすすめますが、グランアレグリアを始めとする各馬に交わされてしまい6着に敗れました。
今回は5か月の休み明けとなりましたが、カツジを前に見る2番手でレースを進めると、直線で一気に抜け出しを図ります。
しかし、カツジを捕まえられず後方からも各馬に迫られてしまい厳しい展開となってしまいました。
それでも3着に残れたのはG1馬の意地だともいえるでしょう。