ヴィクトリアマイル(G1)2022年5月15日(日曜)東京競馬場 芝1600mの競馬レース結果見解
本日は「ヴィクトリアマイル(G1)」でのレース見解となります。
ヴィクトリアマイル(G1)2022年5月15日(日曜)東京競馬場|出走馬
1.デアリングタクト 松山弘平
2.ソングライン 池添謙一
3.メイショウミモザ 鮫島克駿
4.マジックキャッスル 戸崎圭太
5.ソダシ 吉田隼人
6.ディヴィーナ 武豊
7.レシステンシア 横山武史
8.クリノプレミアム 松岡正海
9.アブレイズ 菅原明良
10.ローザノワール 田中勝春
11.ファインルージュ C.ルメール
12.ミスニューヨーク M.デムーロ
13.レイパパレ 川田将雅
14.アカイイト 幸英明
15.アンドヴァラナウト 福永祐一
16.デゼル 藤岡康太
17.シャドウディーヴァ 坂井瑠星
18.テルツェット D.レーン
ヴィクトリアマイル(G1)2022年5月15日(日曜)東京競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 5番 ソダシ
2着 11番 ファインルージュ
3着 7番 レシステンシア
単勝
5 570円 4番人気
複勝
5 230円 4番人気
11 190円 2番人気
7 360円 6番人気
枠連
3-6 1,770円 7番人気
ワイド
5-11 730円 5番人気
5-7 1,460円 13番人気
7-11 1,470円 15番人気
馬連
5-11 2,010円 6番人気
馬単
5-11 4,010円 12番人気
3連複
5-7-11 8,270円 21番人気
3連単
5-11-7 43,780円 117番人気
ヴィクトリアマイル(G1)2022年5月15日(日曜)東京競馬場|レース見解とポイント
個性の強い牝馬が揃った今年のヴィクトリアマイルを制したのは白毛馬のソダシでした。
最初にスタートを幸先よく飛び出したのはソダシとレシステンシアでしたが、その外からしんがり人気のローザノワールが宣言通りハナに立ちます。
ローザノワールの1Fにおけるラップ推移を見てみると
200m 12.5 (12.5)
400m 10.8 (23.3)
600m 11.4 (34.7)
800m 11.6 (46.3)
1000m 11.7 (58.0)
1200m 11.1 (1.09.1)
1400m 11.3 (1.20.4)
1600m 11.8 (1.32.2)
このようになっていて淡々とした流れでレースが進行にしました。
ソダシやレシステンシアにとってラッキーだったのはローザノワールがハナに立って引っ張ってくれる存在になったのっでかえって自分の競馬に集中できた点です。
ローザノワールがハナを切らなければレシステンシアとソダシのハナ争いが長く続き、ハイペースになる可能性もあったからです。
しかしながら、直線でもローザノワールが粘り、ソダシが進出し、レシステンシアも後続を振り切って競馬していたので前残りが目立ちましたね。
追い込み勢からは、ファインルージュが鋭く追い込み、三冠牝馬のデアリングタクトも内から急襲しましたが6着でした。
このことから、今年のヴィクトリアマイルは前残りが顕著な馬で、ローザノワールの逃げに対して自分の競馬に特化できた馬が出し切りやすい舞台でした。
なお、1番人気のレイパパレは久々のマイルが忙しかったのか、早々に失速しています。この馬にとって距離はもっと長い方が良かったでしょう。
1着はソダシです。
もともとマイル適性の高い馬でしたがどういうわけか4番人気で配当妙味の高い一頭でした。
ローザノワールが出てくれたおかげで内でじっくりと我慢し、直線で抜け出せられたので展開面的に非常に恵まれていました。
しかしながら、これだけG1馬や重賞馬が多数揃った中で1頭抜け出して2着のファインルージュに2馬身差つけて勝ち切れたのはこの馬のポテンシャルがあってこそです。
舞台適性や展開がかみ合ったのも事実ですが最後は自分の力で勝ち切っていて成長性を感じました。
このあとはどこに向かうか未定ですが、安田記念や昨年制した札幌記念などに向かっても面白いでしょう。