河北新報杯 2020年11月7日(土曜)福島競馬場 ダート1150mの競馬レース結果見解
本日は「河北新報杯」でのレース見解となります。
河北新報杯 2020年11月7日(土曜)福島競馬場|出走馬
1 スマートドレイク 西村 淳也
2 ファビュラスギフト 富田 暁
3 バーンフライ 吉田 隼人
4 グラナリー 川又 賢治
5 ゴールドラグーン 荻野 極
6 エターナルフレイム 菅原 明良
7 コロラトゥーレ 柴田 未崎
8 シルヴェーヌ 勝浦 正樹
9 ワールドフォーラブ 松岡 正海
10 ホープフルサイン 菱田 裕二
11 メイショウテンセイ 亀田 温心
12 ロンドンテソーロ 鮫島 克駿
13 スズノウメ 丸田 恭介
河北新報杯 2020年11月7日(土曜)福島競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 12番 ロンドンテソーロ
2着 3番 バーンフライ
3着 4番 グラナリー
単勝
12 280円 1番人気
複勝
12 120円 1番人気
3 140円 3番人気
4 130円 2番人気
枠連
3-8 680円 2番人気
ワイド
3-12 270円 2番人気
4-12 260円 1番人気
3-4 350円 3番人気
馬連
3-12 590円 2番人気
馬単
12-3 1,030円 1番人気
3連複
3-4-12 690円 1番人気
3連単
12-3-4 3,190円 2番人気
河北新報杯 2020年11月7日(土曜)福島競馬場|レース内容
スタートしました。
ばらっとしたスタート13番スズノウメいいスタート。
好ダッシュは12番ロンドンテソーロダートに入って先頭です。
その内から6番エターナルフレイムさらに4番の暗グラナリーと先団3頭。
さらに10番ホープフルサインが4番手、内から押してあがっていくファビュラスギフト今4番手に上がります。
それからは11番メイショウテンセイも好位に取り付いて8番にシルヴェーヌ、半馬身内から3番のバーンフライ外には13番スズノウメさらに9番ワールドフォーラブ一団です。
1馬身半差7番コロラトゥーレ、それから内から1番のスマートドレイク、最後方がゴールドラグーンという隊形。
一団で3コーナーを回ります。
4番グラナリー先手を取り切って半馬身のリード。
12番ロンドンテソーロ2番手、10番ホープフルサインさらには11番目メイショウテンセイ先団は4頭で、その集団の後ろに2番のファビュラスギフトの追走。
4コーナーをカーブ直線へ。
グラナリーが先頭、ロンドンテソーロが並んできた。
外からは7枠の両頭、メイショウテンセイとホープフルサイン。
さらに外からバーンフライ。
200mを通過。抜けたのは12番ロンドンテソーロ、2番手グラナリー粘っているが、外からバーンフライ3番手から2番手に上がって前を追う。
ロンドンテソーロゴールイン。2番手が3番バーンフライ、3番手が4番グラナリーです。
1着 12番 ロンドンテソーロ
2着 3番 バーンフライ
3着 4番 グラナリー
河北新報杯 2020年11月7日(土曜)福島競馬場|レース見解とポイント
河北新報杯は3歳以上3勝クラスの定量戦で行われるレースです。
昨年まではしばらくの間2勝クラスのハンデ戦で芝コースで行われていましたが、今年はダートで行われることになりました。
昨年までの傾向としては3歳馬が4勝と比較的強い印象を残しています。
1着にはロンドンテソーロが入りました。
前走の越後ステークスでは2番人気に支持され、レース中は2番手で先行するこの馬の形で進めることができましたが、手ごたえがかなり悪く8着に敗れています。
今回も好ダッシュを決めるとハナを無理して奪いに行くことはせず、2番手に控える形を取りました。
先頭をしっかりと視界に収めるポジションから直線に入ると前走とは違って十分な手ごたえで先頭に立ち、そのままゴールしました。
この馬は右回りでも左回りでも好走しており、周回方向による強さの違いはなさそうですが、先行馬が有利になる展開が必要であり、それさえあればいつでも馬券内には入れると考えることが出来そうです。
2着にはバーンフライが入りました。
前走の中団馬群の後方から差しを狙いました。
上り3ハロンのタイムはメンバー最速であり、十分な力は持っていると考えることができそうですが、いつもより後方のポジションになってしまったからなのか惜しくも4着に敗れました。
今回も後方からの競馬で差しを狙いにいきます。
4コーナー手前から大きくじっくりとまくりつつ、直線では大外から一気の脚で先頭を窺います。
しかし勝ち馬までを捉えることまではできず2着に敗れました。
この馬はコントレイルの半兄であることがよく注目されますが、この馬自身の実力も決してこのクラスで終わるようなものではないと思われます。
実力を出し切るためにも、先行して粘り足で戦うのか、後方に待機し末脚勝負で戦うのかはレースを使いながら確立していってほしいところです。
3着にはグラナリーが入りました。
前走の2勝クラスではこれまでと同じように逃げの手をうつと直線では他馬を全く近づけないような形に持ちこみ0秒6差をつけ勝利しました。
今回は昇級戦となりましたが、前走のタイム差などもあり2番人気に支持されました。
まずまず良いスタートを決めるとそのまま先手を奪い切り、直線まで持ち込みます。
しかし、控えていたロンドンテソーロや最後に追ってきたバーンフライに交わされ3着に敗れました。
ただ、多少は逃げ粘りを見せた形となり、悲観する内容ではないでしょう。