エリザベス女王杯(G1)2021年11月14日(日曜)阪神競馬場 芝2200mの競馬レース結果見解
本日は「エリザベス女王杯(G1)」でのレース見解となります。
エリザベス女王杯(G1)2021年11月14日(日曜)阪神競馬場|出走馬
1.レイパパレ C.ルメール
2.クラヴェル 横山典弘
3.アカイトリノムスメ 戸崎圭太
4.イズジョーノキセキ 和田竜二
5.ステラリア 松山弘平
6.ランブリングアレー 吉田隼人
7.シャムロックヒル 団野大成
8.テルツェット M.デムーロ
9.ウインマリリン 横山武史
10.ムジカ 秋山真一郎
11.ソフトフルート 岩田望来
12.デゼル 武豊
13.リュヌルージュ 富田暁
14.ロザムール 池添謙一
15.ウインキートス 丹内祐次
16.アカイイト 幸英明
17.コトブキテティス 柴田善臣
エリザベス女王杯(G1)2021年11月14日(日曜)阪神競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 16番 アカイイト
2着 5番 ステラリア
3着 2番 クラヴェル
単勝
166,490円10番人気
複勝
161,180円11番人気
5650円7番人気
2810円8番人気
枠連
3-82,610円12番人気
ワイド
5-169,600円56番人気
2-1615,440円69番人気
2-57,450円51番人気
馬連
5-1651,870円58番人気
馬単
16-5137,500円128番人気
3連複
2-5-16282,710円271番人気
3連単
16-5-23,393,960円1838番人気
エリザベス女王杯(G1)2021年11月14日(日曜)阪神競馬場|レース見解とポイント
今年のエリザベス女王杯は人気馬が総崩れしたために大波乱の決着となりました。
有力馬のレイパパレとウインマリリンがともに逃げ馬なので、どの馬がレースを引っ張るのか注目されましたが、最初にハナを切ったのは中枠から飛び出したシャムロックヒルです。
続いてロザムールが続き、その後ろにウインマリリン、レイパパレと続きます。
シャムロックヒルの1Fあたりのラップは
200m12.2(12.2)
400m10.7(22.9)
600m11.2(34.1)
800m12.5(46.6)
1000m12.4(58.0)
1200m12.3(1.11.3)
1400m12.1(1.23.4)
1600m12.2(1.35.6)
1800m12.2(1.47.8)
2000m11.8(1.59.6)
2200m12.5(2.12.1)
前半3Fが34秒1で前半1000mが58.0秒と、かなりのハイペースです。
阪神の芝2200mはもともとハイペースになりやすい舞台でしたが、ここでもペースが速くなりました。
そして、向こう正面ではレイパパレがやや掛かり気味となり鞍上のルメール騎手は手綱を短く持ちます。
ウインマリリンにとってもレイパパレの前に立って蓋をするはできましたがこのハイペースの流れでペースが狂います。
そうなると、差しや追い込み勢にチャンスが来ます。
人気馬の差し馬といったら今年の秋華賞馬のアカイトリノムスメですね。
しかし、アカイトリノムスメは直線で内外から挟まれるような形になってスピードを落としたことがあだとなり、敗れてしまいます。
アカイトリノムスメこそ進路の不利の関係で敗れましたが、上位3頭が揃って差し・追い込み馬なので、ハイペース競馬における後方馬が有利の模範的なレースでした。
勝ったアカイイトは鞍上の幸騎手が3コーナーから超ロングスパートを仕掛け、馬もそれに応えてての快勝でした。
初重賞がG1タイトルというのも吐くがありますね。
展開が抜群にかみ合ったことが勝因ですが、3コーナーからのロングスパートを仕掛けた幸騎手の勝負根性にも拍手を送りたいです。
1.2着馬がパワー型のキズナ産駒なので、血統的にも有利な傾向があったでしょうね。