皐月賞(G1)2022年4月17日(日曜)中山競馬場 芝2000mの競馬レース結果見解
本日は「皐月賞(G1)」でのレース見解となります。
皐月賞(G1)2022年4月17日(日曜)中山競馬場|出走馬
1.ダノンベルーガ 川田将雅
2.アスクビクターモア 田辺裕信
3.トーセンヴァンノ 木幡巧也
4.キラーアビリティ 横山武史
5.グランドライン 三浦皇成
6.ジャスティンロック 戸崎圭太
7.ボーンディスウェイ 石橋脩
8.ダンテスヴュー 吉田隼人
9.サトノヘリオス 岩田望来
10.ジャスティンパレス M.デムーロ
11.オニャンコポン 菅原明良
12.ドウデュース 武豊
13.ビーアストニッシド 和田竜二
14.ジオグリフ 福永祐一
15.ラーグルフ 丸田恭介
16.デシエルト 岩田康成
17.マテンロウレオ 横山典弘
18.イクイノックス C.ルメール
皐月賞(G1)2022年4月17日(日曜)中山競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 14番 ジオグリフ
2着 18番 イクイノックス
3着 12番 ドウデュース
単勝
14 910円 5番人気
複勝
14 240円 5番人気
18 210円 2番人気
12 140円 1番人気
枠連
7-8 1,730円 8番人気
ワイド
14-18 1,220円 12番人気
12-14 530円 1番人気
12-18 550円 3番人気
馬連
14-18 3,570円 14番人気
馬単
14-18 7,540円 29番人気
3連複
12-14-18 4,190円 10番人気
3連単
14-18-12 32,840円 94番人気
皐月賞(G1)2022年4月17日(日曜)中山競馬場|レース見解とポイント
今年の皐月賞は抜けた馬不在の大混戦模様で、1番人気に支持されたドウデュースでさえ単勝オッズ3.9倍と配当妙味がありました。
今年の皐月賞は逃げ候補がいくらか揃いました。
そのうちの一頭であるデシエルトがスタート直後につまづいてしまったために、誰が行くのか混戦となります。
結果的にハナに立ったのは内枠からスッとゲートを飛び出した中山巧者のアスクビクターモアでした。
アスクビクターモアの1Fラップを見ると
200m 12.6 (12.6)
400m 11.0 (23.6)
600m 11.6 (35.2)
800m 12.2 (47.4)
1000m 12.8 (1.00.2)
1200m 12.3 (1.12.5)
1400m 12.3 (1.24.8)
1600m 12.0 (1.36.8)
1800m 11.4 (1.48.2)
2000m 11.5 (1.59.7)
坦々とした流れで競馬を行い、ラスト3Fあたりから徐々に加速しています。
そして、連対したジオグリフとイクイノックスはコーナーでマクリ上がって直線外目から追走し、ドウデュースもかなりの後方競馬でしたが最後、外目から上がり最速33.8秒の末脚で3着に入線していることから、ラスト3Fでどれだけ動けるかが勝敗の分かれ目となりました。
1着はジオグリフです。
昨年の札幌2歳ステークスを制したものの、その後は勝ち星をつかめず、そして主戦のルメール騎手がイクイノックスを選択したことで人気を落としてましたが、テン乗りの福永騎手が大仕事をやってのけました。
元々ジオグリフはタフな札幌の洋芝でもやれているように、抜け出したら抜群の末脚で好走できる力を持っていますが、テンの福永騎手が上手くジオグリフの力を引き出す競馬を行いました。
そして、ジオグリフにとっても新馬戦でアスクビクターモア、朝日杯FSでジオグリフ、そして前走の共同通信杯でダノンベルーガと、今回の面子の中で一番過去に強い相手と戦ってきました。
かつては勝ち負けこそありましたが、大舞台でそれら相手を退けて勝てたことには感服です。
そして、ドレフォン産駒初のG1馬にもなりました。
おめでとうございます。