第37回 フェアリーステークス(GⅢ)2021年1月11日(月曜)中山競馬場 芝1600mの競馬レース結果見解
本日は「第37回 フェアリーステークス(GⅢ)」でのレース見解となります。
第37回 フェアリーステークス(GⅢ)2021年1月11日(月曜)中山競馬場|出走馬
1 ベッラノーヴァ 丸山 元気
2 プリティインピンク 山田 敬士
3 アトミックフレア酒井 学
4 ニシノエルサ 勝浦 正樹
5 クールキャット 津村 明秀
6 ネクストストーリー 杉原 誠人
7 タイニーロマンス 内田 博幸
8 テンハッピーローズ福永 祐一
9 ファインルージュ C.ルメール
10 シャドウファックス 大野 拓弥
11 オプティミスモ 藤井 勘一郎
12 ラストリージョ 柴田 大知
13 カラパタール 横山 武史
14 ビップエレナ 菊沢 一樹
15 ホウオウイクセル 丸田 恭介
16 グロリユーノワール 野中 悠太郎
第37回 フェアリーステークス(GⅢ)2021年1月11日(月曜)中山競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 9番 ファインルージュ
2着 15番 ホウオウイクセル
3着 1番 ベッラノーヴァ
単勝
9 550円 3番人気
複勝
9 240円 3番人気
15 480円 8番人気
1 400円 5番人気
枠連
5-8 3,460円 15番人気
ワイド
9-15 2,110円 25番人気
1-9 1,520円18番人気
1-15 3,310円 39番人気
馬連
9-15 6,970円 24番人気
馬単
9-15 9,640円 35番人気
3連複
1-9-15 24,370円 86番人気
3連単
9-15-1 120,220円 404番人気
第37回 フェアリーステークス(GⅢ)2021年1月11日(月曜)中山競馬場|レース見解とポイント
フェアリーステークスは、3歳牝馬限定の別定戦で行われるレースです。
過去10年では1番人気が2勝2着1回と苦しんでいる一方、3番人気が4勝3着1回と最も良い結果を残しています。
ただし、10~12番人気が3勝しており、3歳牝馬限定戦らしい予想センスの問われる一戦となっています。
1着にはファインルージュが入りました。
前走の未勝利戦では5番手で進め、直線では内を突いて鋭く伸びてくると2着馬に2馬身差をつけ快勝しました。
今回は道中中団に位置取り、4コーナーから直線にかけては外に持ち出します。
直線では追い出しに応えてしっかりと伸びてくると一気に先頭に立ち、2馬身半差をつけ勝利しました。
今回は初めての1600戦でしたが、距離にも対応できており力強い競馬を見せました。
昨年の勝者スマイルカナが桜花賞で3着と好走したように、この馬ももう一段階成長してくるとクラシックでの活躍も期待できるかもしれません。
2着にはホウオウイクセルが入りました。
前走の未勝利戦では、中団馬群から追走し直線では上り3ハロンメンバー最速の末脚で快勝しました。
今回は、後方馬群の中に控える形を取り、直線での伸びに懸けます。
4コーナーからは外に持ち出すと直線では前走と同様に勢いよく伸びてきます。
最後まで脚色は衰えませんでしたが、勝ち馬とは差を開けられての2着となりました。
ファインルージュには及びませんでしたが、重賞でも自分の形でレースを運べており、勝ち切れるかどうかは展開次第だとも考えられそうです。
3着にはベッラノーヴァが入りました。
前走の新馬戦ではやや出遅れて中団から追走し、直線では馬群の外目から伸びてきて勝利を収めました。
今回はゲートはしっかりと出たものの、あえて後方に控える形を取ります。後方馬群の後ろにポジションを確保し、3コーナーでは最後方に下がりました。
しかし、そこから徐々にポジションを上げていき、4コーナーでは大外に持ち出すと直線でぐんぐん伸びてきます。
道中の位置取りもあってか最後は3着までとなりましたが、それでも末脚を活かすレースができていました。
脚質的に差しが良いのか追い込みが良いのかはまだまだわからない部分がありますが、いずれにせよきっちりと終いを活かせるタイプであれば今後も期待が持てそうです。