ブラッドストーンステークス 2021年2月28日（日曜）中山競馬場 ダート1200ｍの競馬レース結果見解
本日は「ブラッドストーンステークス」でのレース見解となります。
ブラッドストーンステークス 2021年2月28日（日曜）中山競馬場｜出走馬
1.サトノユニゾン 北村 宏司
2.スマートアルタイル 蛯名 正義
3.ハクアイブラック 岩田 康誠
4.コンセッションズ 吉田 豊
5.スナークスター 松山 弘平
6.ハルサカエ 内田 博幸
7.コカボムクイーン 三浦 皇成
8.ロジペルレスト 原 優介
9.セイウンクールガイ 岩部 純二
10.ナイトブリーズ 宮崎 北斗
11.ププッピドゥ 田中 勝春
12.ニシノホライゾン 田辺 裕信
13.ルーチェソラーレ 武士沢 友治
14.グラナリー 津村 明秀
15.メディクス C.ルメール
16.ヒルノサルバドール 横山 典弘
ブラッドストーンステークス 2021年2月28日（日曜）中山競馬場｜レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 2番 スマートアルタイル
2着 16番 ヒルノサルバドール
3着 10番 ナイトブリーズ
単勝
2 2,890円 9番人気
複勝
2 870円 10番人気
16 250円 3番人気
10 320円 6番人気
枠連
1-8 3,300円 17番人気
ワイド
2-16 4,360円 49番人気
2-10 4,780円 53番人気
10-16 1,660円 16番人気
馬連
2-16 11,800円 38番人気
馬単
2-16 24,390円 78番人気
3連複
2-10-16 45,940円 137番人気
3連単
2-16-10 398,740円 1009番人気
ブラッドストーンステークス 2021年2月28日（日曜）中山競馬場｜レース見解とポイント
ブラッドストーンステークスは1965年から施行されているレースで、1999年から現行のダート1200ｍで行われています。
近年の勝ち馬からは後の重賞ウイナーは誕生していませんが、芝1600ｍ戦で行われた際の勝ち馬にはＧⅠ・2勝のブラックホークがいます。
勝ったのは、蛯名騎手騎乗の9番人気スマートアルタイルでした。
スタートで挟まれ不利があり後方からの展開になりましたが、3コーナー過ぎから外目を進出。
前半の600ｍが33秒8と展開の助けもあり、直線では上がり最速の脚で一気に追い込み見事に勝利。
この勝利が蛯名騎手の有終の美を飾る結果となりました。
3勝クラスに上がってからは掲示板確保がやっとの成績でしたが、3走前にはコンマ3秒差の5着と僅差の内容を演じていました。
これまでの3勝は全て京都での勝ち鞍でしたが、中山でも結果を出したことで今後は選択肢の幅が広がりそうです。
2着には5番人気のヒルノサルバドールが入りました。
大外枠からまずまずのスタートを切ると、先行争いには目もくれず道中は中団の9番手を追走。
3コーナー過ぎでも手応え十分で、直線に向いてスムーズに外目に進路を取り伸びては来ましたが、勝ち馬の決め手に太刀打ちできず2着に上がるのが精一杯でした。
再転入してから28戦を消化し掲示板を外したのは6回のみと堅実な走りを見せ、3勝クラスに上がってからも2・5・4・3着と常に好走を演じていた同馬。
8歳馬ですが特に衰えは見られず、この走りならクラス突破も期待できるでしょう。
3着に入ったのは4番人気のナイトブリーズでした。
スタートこそやや遅れた感じでしたが、行き脚がつくと先行集団を前に見る7番手の外目を追走する展開。
4コーナー手前から進出を開始し直線入り口では勝ちパターンのように見えましたが、上位2頭の決め手に屈し3着を確保するのがやっとでした。
芝での新馬戦こそ8着でしたが、2戦目からダートに転向すると未勝利・1勝・2勝クラスと3連勝の快進撃。
連勝こそ止まりましたが準オープンクラス初戦で見せた今回の内容は上々であり、勝ち上がりは時間の問題と言えるでしょう。
なお、1番人気に支持されたスナークスターは11着と大敗。好スタートから先行をしましたがハイペースに巻き込まれ、残り200ｍで後続にあっさり交わされて万事休す。
近2走が今回よりも速い流れの中で粘っていただけに、今回は負け過ぎの印象も否めません。
