報知弥生ディープ記念(GⅡ)2020年3月8日(日曜)中山競馬場 芝2000m の競馬レース結果見解
※これまで扱っていなかった過去のレースをいくつか振り返ってレース考察・レース見解を行っています。
本日は「報知弥生ディープ記念(GⅡ)」でのレース見解となります。
報知弥生ディープ記念(GⅡ)2020年3月8日(日曜)中山競馬場|出走馬
1.サトノフラッグ 武豊
2.エンデュミオン 田中 勝春
3.パンサラッサ 坂井 瑠星
4.オーロアドーネ 三浦 皇成
5.ブラックホール 石川 裕紀人
6.ウインカーネリアン F.ミナリク
7.メイショウボサツ 横山 典弘
8.ワーケア C.ルメール
9.アラタ 大野 拓弥
10.オーソリティ L.ヒューイットソン
11.ディヴィナシオン 内田 博幸
報知弥生ディープ記念(GⅡ)2020年3月8日(日曜)中山競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 1番 サトノフラッグ
2着 8番 ワーケア
3着 10番 オーソリティ
単勝
1 280円 2番人気
複勝
1 110円 2番人気
8 110円 1番人気
10 120円 3番人気
枠連
1-7 370円 1番人気
ワイド
1-8 170円 1番人気
1-10 210円 3番人気
8-10 200円 2番人気
馬連
1-8 370円 1番人気
馬単
1-8 690円 1番人気
三連複
1-8-10 420円 1番人気
三連単
1-8-10 1,510円 1番人気
報知弥生ディープ記念(GⅡ)2020年3月8日(日曜)中山競馬場|レース内容
中山競馬場、報知弥生ディープ記念のレースがスタートしました。
11頭揃ったスタートです。
3番のパンサラッサ好スタートで先頭に飛び出しリードを2馬身、3馬身と取っています。
追って6番のウインカーネリアンが2番手で先頭に接近します。11番ディヴィナシオンも上がり、10番オーソリティが4番手、内並んで4番のオーロアドーネ、その後のグループに8番ワーケア、9番アラタ、その後ろに1番のサトノフラッグは中団です。
11頭が1コーナーをカーブして行きます。
前はパンサラッサを交わして6番のウインカーネリアンがハナを叩き、2コーナーでリードを2馬身とってウインカーネリアンが先頭です。
パンサラッサは控えて2番手ですが、外から11番のディヴィナシオンが2番手に上がっていきます。
前の3頭から5馬身空いた4番手には単独4番のオーロアドーネ、その後10番のオーソリティが5番手で向こう上面中程へ、9番アラタ、8番ワーケアが並んで追走です。
前半の1000mは1分1秒1と計測されています。
7枠両頭の後ろを追走するのは1番のサトノフラッグ、先頭との差は12馬身から13馬身、2番のエンデュミオンが内から並び3コーナーをカーブします。
後は5番のブラックホールが後方から2頭目で800を切り、7番のメイショウボサツが最後方です。
3コーナーのカーブへ入り前が固まってきて、6番のウインカーネリアンが先頭ですが外から4番オーロアドーネ、そして11番のディヴィナシオンと前は3頭が一団となります。
その後10番のオーソリティが現在4番手ですが殆ど差は無く、外から動くのが1番のサトノフラッグ、5番のブラックホールも上がっていく、その後ろでまだ脚を溜めているのは8番のワーケア、横に広がって4コーナーカーブから直線へ入ります。
1番サトノフラッグが先頭に変わり、内から4番のオーロアドーネ、200mを切って坂を上り、8番ワーケア、10番のオーソリティも内から伸びて、その後は5番のブラックホールです。
先頭は1番のサトノフラッグが抜けて、追ってきた8番のワーケアが2番手に上がり、10番のオーソリティ食い下がりますが外からは5番のブラックホールがいます。
1番のサトノフラッグがそのままゴールインです。
1着 サトノフラッグ(1番)
2着 ワーケア(8番)
3着 オーソリティ(10番)
報知弥生ディープ記念(GⅡ)2020年3月8日(日曜)中山競馬場|レース見解とポイント
今年から弥生賞は「ディープ記念」と名前を変え、その初年で勝利を収めたのは武豊騎手按上のサトノフラッグでした。
雨の影響で重馬場となりましたが、スタート後は最内の1枠から徐々に外に進路を変えてインコースを避けてレースを進めます。
3コーナーからは馬群の外側から一気に先頭へ進出し、最後の直線では内を通る追い込み勢を交わして持ち前の末脚を発揮しています。
サトノフラッグは過去に良馬場で2連勝をしていますが、その前の新馬戦では重馬場のコースで敗れています。
この馬の末脚は良馬場で力を発揮すると思っていましたが、馬場が悪くても衰えることはなく、今回のレースでは武豊騎手のコース取りの上手さや、仕掛けのタイミングの良さが光ったレースと言えるでしょう。
一方、2着となったワーケアは過去に重馬場と稍重のコースで2連勝していて、前走のホープフルステークスでは良馬場で3着だったので、サトノフラッグに比べると馬場の恩恵はある物だと考えられます。
しかしレースが始まってみると、徐々に外へ進路を変えるサトノフラッグとは対照的に、ワーケアは7枠から徐々に内に進路を変えています。
そして3コーナーのカーブから仕掛けていきますが、外から仕掛けるワーケアやブラックホールに進路を阻まれ少しもたついてしまいます。
最後の直線では伸びを見せていますが、内に進路を変えたことで他馬の影響を受け、勢いのあるサトノフラッグに届くことが出来ていません。
今回のレースではサトノフラッグもワーケアも騎手の腕次第で、馬場に関係なく力を発揮できるという、かなりの実力馬という事が分かります。
今回のレースは強い馬がはっきりしていたため予想はしやすいですが、配当はかなり低くなる可能性のあるレースでした。実際に3連単1,810円と配当額が低く、このようなレースの場合には馬券を数点に絞って1点を多く購入する方法が有効です。
また、配当を多く望めないと感じる場合はレースを見逃すことも1つの方法です。強い馬がはっきりしすぎている場合は、レースが荒れにくいため配当は低くなります。競馬で稼ぐためには、このようなレースをあえて外すことも技の1つとなります。
※このレース結果見解では行われたレースを踏まえて見解を行っています。当サイトオリジナル特典やプレゼントにてお渡ししている競馬ノウハウと組合せてご覧いただければ幸いです。
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