第56回 京都牝馬ステークス(GⅢ)2021年2月20日(土曜)阪神競馬場 芝1400mの競馬レース結果見解
本日は「第56回 京都牝馬ステークス(GⅢ)」でのレース見解となります。
第56回 京都牝馬ステークス(GⅢ)2021年2月20日(土曜)阪神競馬場|出走馬
1 カリオストロ 北村 友一
2 ヤマカツマーメイド 国分 恭介
3 メイショウケイメイ 古川 吉洋
4 イベリス 酒井 学
5 マリアズハート 藤井 勘一郎
6 アンリミット 城戸 義政
7 アイラブテーラー 岩田 康誠
8 リリーバレロ 松山 弘平
9 ビッククインバイオ 武 豊
10 アマルフィコースト 幸 英明
11 アフランシール 秋山 真一郎
12 シャインガーネット 田辺 裕信
13 メイショウショウブ 国分 優作
14 ブランノワール 団野 大成
15 ギルデッドミラー 福永 祐一
16 リバティハイツ 和田 竜二
第56回 京都牝馬ステークス(GⅢ)2021年2月20日(土曜)阪神競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 4番 イベリス
2着 15番 ギルデッドミラー
3着 14番 ブランノワール
単勝
4 550円 3番人気
複勝
4 210円 2番人気
15 320円 6番人気
14 430円 8番人気
枠連
2-8 1,530円 6番人気
ワイド
4-15 1,120円 11番人気
4-14 1,210円 16番人気
14-15 1,980円 30番人気
馬連
4-15 2,870円 10番人気
馬単
4-15 4,930円 18番人気
3連複
4-14-15 13,390円 52番人気
3連単
4-15-14 59,340円 208番人気
第56回 京都牝馬ステークス(GⅢ)2021年2月20日(土曜)阪神競馬場|レース見解とポイント
京都牝馬ステークスは、4歳以上オープンの別定戦で行われるレースです。
1400mの距離で行われることから、マイル路線やスプリント路線を目指す牝馬が集うレースとなっています。
過去10年では1番人気が5-3-0-2とかなりの好成績を残しています。
一方で3着には3番人気から15番人気までがまんべんなく入っており、ヒモ荒れのレースだと言えます。
1着にはイベリスが入りました。
前走の阪神カップではこの馬のスタイル通り逃げの手に出ると、よどみのないペースでレースを作っていきますが、直線では早々に交わされ6着に敗れました。
今回も好ダッシュを決めてハナを奪うとそのままゆるみの無いペースでリードします。
直線で後続を離しにかかり、最後は余裕をもってゴールしました。
これが約2年ぶりの勝利で重賞2勝目となりました。この馬は逃げるにせよ、番手に控えるにせよ自分のリズムを崩されずにいけるかがかなり重要です。
今回は他に絶対に逃げたいという馬がいなかったこともあり、スムーズな競馬ができたことが何よりの勝因でしょう。今後もいかに逃げるかが好走へのカギとなりそうです。
2着にはギルデッドミラーが入りました。
前走のリゲルステークスでは中団馬群からレースを進めましたが、折り合いを欠き14着に敗れました。
今回は後方の10番手前後からのレースとなります。
他馬と同じタイミングで動き出すと直線では一気に追い上げて来て最後は2着に入りました。
近走は人気を裏切って大敗するケースが相次いでいましたが、ここで久々に良いレースができました。
NHKマイルカップで3着に入っているように素質はある馬ですが、折り合いや走法のクセが課題となっており、今回のように上手く噛み合えば力を発揮することができるでしょう。
3着にはブランノワールが入りました。
前走のリゲルステークスでは3番手の好位からレースを進めましたが、直線では伸び脚で劣り5着に敗れました。
今回は後方集団にポジションを確保し、末脚に懸けます。
直線では大外に持ち出すと一気に前へと迫ります。
先頭を捉えることはできなかったものの、3着には入ることが出来ました。
この馬は好走率が高い方ではありませんが、阪神のコースとは比較的相性が良いように思われます。
レース全体としては、後方からの差しが決まる展開となりましたが、その中でしっかりと逃げ切ったイベリスは相当の力があると考えられます。