第39回 ジャパンカップ(GⅠ) 2019年11月24日(日曜)東京競馬場の競馬レース結果見解
本日は「第39回 ジャパンカップ(GⅠ)」でのレース見解となります。
このレース結果見解では行われたレースを踏まえて見解を行っています。当サイトオリジナル特典やプレゼントにてお渡ししている競馬ノウハウと組合せてご覧いただければ幸いです。
第39回 ジャパンカップ(GⅠ) 2019年11月24日(日曜)東京競馬場|出走馬
1. カレンブーケドール 津村 明秀
2. ワグネリアン 川田 将雅
3. ウインテンダネス 田辺 裕信
4. ムイトオブリガード C.ルメール
5. スワーヴリチャード O.マーフィー
6. ユーキャンスマイル 岩田 康誠
7. ダイワキャグニー 石橋 脩
8. レイデオロ W.ビュイック
9. ルックトゥワイス L.デットーリ
10. ダンビュライト 松若 風馬
11. シュヴァルグラン C.スミヨン
12. タイセイトレイル M.デムーロ
13. エタリオウ 横山 典弘
14. マカヒキ 武 豊
15. ジナンボー R.ムーア
第39回 ジャパンカップ(GⅠ) 2019年11月24日(日曜)東京競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 5番 スワーヴリチャード
2着 1番 カレンブーケドール
3着 2番 ワグネリアン
単勝
5 510円 3番人気
複勝
5 180円 3番人気
1 280円 5番人気
2 170円 2番人気
枠連
1-3 2,050円 10番人気
ワイド
1-5 880円 9番人気
2-5 490円 3番人気
1-2 700円 7番人気
馬連
1-5 2,900円 10番人気
馬単
5-1 4,810円 17番人気
3連複
1-2-5 2,900円 7番人気
3連単
5-1-2 19,850円 48番人気
第39回 ジャパンカップ(GⅠ) 2019年11月24日(日曜)東京競馬場|レース内容
第39回 ジャパンカップ(GⅠ)がスタートしました。
15頭揃いました。マカヒキ後方からです。まず先行争いは、押して7番ダイワキャグニーが行きます。
ハナを陣営が宣言していたダイワキャグニーが行きました。10番ダンビュライトが2番手、3番ウインテンダネスが2番手接近、前3頭です。
4番手には2番ワグネリアンがいて、その後に1番カレンブーケドール、13番エタリオウも前につけました。そのあとには11番のシュヴァルグランが続きます。
15頭が1コーナーをカーブしていきました。コーナーワーク、7番ダイワキャグニー先頭でリードは1馬身です。外から接近するのは10番のダンビュライトが2番手です。2コーナー、3番手には3番ウインテンダネスがいて、内並んで1番のカレンブーケドールです。5番手は13番エタリオウ、その後が2番ワグネリアンという並びで2コーナーをカーブしていきます。
先頭グループの後ろにはインコースが5番スワーヴリチャード、並んで11番シュヴァルグランです。4番ムイトオブリガード、15番ジナンボー、8番レイデオロ、ここまでが大きな集団です。その後ろは4馬身、5馬身空いて、6番ユーキャンスマイルが追走です。前半1000メートルは1分0秒3。ユーキャンスマイルの後ろが9番ルックトゥワイスです。
その後は5馬身、6馬身遅れて12番のタイセイトレイルが後方2番手の位置にいて、最後方は14番のマカヒキです。
1200mの標識を通って、レースは後半戦に入ります。
3コーナーのカーブに入ります。7番のダイワキャグニーが先頭です。リードは2馬身とややリードが広がって3コーナーに入り、1000mの標識を通過します。10番のダンビュライトが2番手、3番手は2頭並んで13番エタリオウとその内に1番のカレンブーケドールが追走します。その後は3番ウインテンダネスです。
3・4コーナー中間に入りますが、まだ中団に動きはありません。11番シュバルグラン、5番のスワーヴリチャード、その外を追走するのは15番のジナンボーです。さらには2番のワグネリアンがいます。
4コーナーのカーブへ入っていきます。その後方からは4番のムイトオブリガードが追走して600mを切りました。
4コーナーをカーブして直線へむかいます。ダイワキャグニーが先頭で、依然として3馬身のリードがあります。2番手は1番のカレンブーケドールが単独で上がりました。さらには13番のエタリオウが続きます。
残り400mを切りました。その内からは5番のスワーブリチャードが上がってきて、坂の上りで2番手集団にまで上がってきています。その後の5番手には2番のワグネリアンです。
大外からは6番のユーキャンスマイルも伸びてきています。
200mを切りました。内から5番のスワーヴリチャードが伸びてきています。外からは1番のカレンブーケドールも来ている。この2頭が先頭争いです。
3番手には7番のダイワキャグニーが粘っていますが、そこに2番のワグネリアンが接近しています。5番のスワーヴリチャードが先頭です。2番手には1番のカレンブーケドールで3番手はワグネリアンです。
5番のスワーヴリチャードが1着でゴールイン。2着には1番のカレンブーケドール、3着には2番ワグネリアンが入りました。
第39回 ジャパンカップ(GⅠ) 2019年11月24日(日曜)東京競馬場|レース見解とポイント
第39回 ジャパンカップ(GⅠ)は39回目にして初めて外国馬の参戦がないという日本馬同士の戦いとなったこの一戦でした。
現役最強と思われる去年の当該レースの勝ち馬アーモンドアイの不参戦などもあり、混戦が予想された今回のレースは、今秋から単騎免許を取得して来日中のオイシン・マーフィー騎手騎乗の3番人気の5番スワーヴリチャードが直線でも力強い末脚で抜け出し、見事勝利しました。
スワーブリチャードは去年の大阪杯以来の久しぶりのG1制覇となり、騎乗したマーフィー騎手は日本のG1初勝利となりました。
レースは前日の雨が影響し、馬場状態は重馬場という中で行なわれた今回のジャパンカップではスタートでマカヒキが少し遅れた以外はほぼ揃ったスタートとなり、戦前から陣営が逃げ宣言をしていた7番のダイワキャグニーが宣言どおり逃げる展開ですんなり隊列が決まりました。
レース中盤でも隊列はそれほど動くことなく、1000mの通過タイムは1.00.3秒という重馬場のレースと考えれば比較的早いペースでレースは進み、最後の直線へ向かいました。直線に向いても7番のダイワキャグニーが逃げ粘っている中、他の馬も続々と追い出しにかかり、中でも内からは5番スワーヴリチャード、外からは1番のカレンブーケドールの脚色が良く先頭を捕らえて、この2頭の争いになりました。
最後は1番のカレンブーケドールも伸びてはいましたが、5番のスワーヴリチャードの方が脚色が良く、最後は2着馬に3/4馬身差をつけて勝利しマーフィー騎手の好騎乗も光りました。
2着には3歳牝馬の1番カレンブーケドールが入り、調子の良さ、コース適性とハンデ差、好枠という条件が全てかみ合ったレースかと思います。
3歳牝馬はジャパンカップに絡む確率が高く、今回も2着に好走しているため、今後も要注意項目かと思います。3着に入った2番ワグネリアンは地力で3着は確保したものの、馬場が影響していたのかもしれません。
同じく、1番人気に支持されていた8番レイデオロも案外な結果だったため、馬場の影響が少なからずあったのでしょう。