デイリー杯2歳ステークス(GⅡ)2020年11月14日(土曜)阪神競馬場 芝1600mの競馬レース結果見解
本日は「デイリー杯2歳ステークス(GⅡ)」でのレース見解となります。
デイリー杯2歳ステークス(GⅡ)2020年11月14日(土曜)阪神競馬場|出走馬
1.ホウオウアマゾン 松山 弘平
2.レッドベルオーブ 福永 祐一
3.スーパーホープ 川田 将雅
4.シティレインボー 池添 謙一
5.スーパーウーパー 武 豊
6.カイザーノヴァ 坂井 瑠星
7.コスモアシュラ 国分 優作
8.ビゾンテノブファロ 原 優介
デイリー杯2歳ステークス(GⅡ)2020年11月14日(土曜)阪神競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 2番 レッドベルオーブ
2着 1番 ホウオウアマゾン
3着 3番 スーパーホープ
単勝
2 130円 1番人気
複勝
2 100円 1番人気
1 110円 2番人気
3 130円 3番人気
枠連
発売なし
ワイド
1-2 140円 1番人気
2-3 170円 2番人気
1-3 330円 5番人気
馬連
1-2 270円 1番人気
馬単
2-1 340円 1番人気
三連複
1-2-3 430円 1番人気
三連単
2-1-3 890円 1番人気
デイリー杯2歳ステークス(GⅡ)2020年11月14日(土曜)阪神競馬場|レース内容
本日のメインレース、デイリー杯2歳ステークス(GⅡ)がスタートしました。
好スタートを切ったのは6番のカイザーノヴァですが、内から1番のホウオウアマゾン、2頭が前に出ています。
これを追って3番手外に7番のコスモアシュラ、少し頭を上げたか2番のレッドベルオーブが3番手の内、外から5番のスーパーウーパーが馬群と少し距離を取りながら外を上がって行って、先頭に立っているように見えます。
あとは後方に3番スーパーホープ、4番シティレインボー、最後方8番ビゾンテノブファロ、外回りの3コーナーを回って行く所。
先頭は5番のスーパーウーパーになっています。リードは1馬身半から2馬身。
1000m通過、スタートからの600mは35秒0で入りました。
2番手になった1番ホウオウアマゾン、6番カイザーノヴァ、外7番のコスモアシュラは4番手、2番のレッドベルオーブは5番手の位置になっています。
外に3番スーパーホープ、4番シティレインボー、最後方8番のビゾンテノブファロ。
4コーナーへと向かいます。残り600mを切りました。
5番のスーパーウーパー先頭、並んで1番ホウオウアマゾン、6番カイザーノヴァ。
4コーナーから直線へ向かいました。
2番レッドベルオーブは馬群の真っ只中、進路を探しています。
1番のホウオウアマゾン先頭、内に行った2番のレッドベルオーブ、並び掛けに行く6番カイザーノヴァ、さらには外から3番スーパーホープと4番のシティレインボーです。
前は1番ホウオウアマゾンを内から交わしに行く2番のレッドベルオーブ。
外からは3番スーパーホープですが、前は2番のレッドベルオーブが抜けるか、1番ホウオウアマゾンが抵抗する。
3番手から3番スーパーホープがひたひた詰め寄る。
2番レッドベルオーブ、1番ホウオウアマゾン、2番レッドベルオーブ、1番ホウオウアマゾン並んでゴールイン。
1着 レッドベルオーブ(2番)
2着 ホウオウアマゾン(1番)
3着 スーパーホープ(3番)
デイリー杯2歳ステークス(GⅡ)2020年11月14日(土曜)阪神競馬場|レース見解とポイント
デイリー杯2歳ステークス(GⅡ)は1966年に創設された伝統あるレースで、古くは二冠馬タニノムーティエ・キタノカチドキ、マイル王ニホンピロウイナー、名ステイヤーのビワハヤヒデ、さらには海外GⅠの覇者シーキングザパール・アドマイヤマーズなど、数々の名馬を輩出している出世レースです
この出世レースを制したのは、1番人気に支持されていたレッドベルオーブでした。
スタートして前半は頭を上げるなどの仕草を見せていましたが、中団の内目にポジションを取り折り合いをつけることに重視。
直線に向いても馬なりで内ラチ沿いに進路を見つけると一気に追い出しを開始し、約300mに及ぶ2着馬との叩き合いを制し重賞制覇。
新馬戦こそ2着に敗れましたが、続く2戦目で2着以下に3馬身半差のレコード勝ちと素質の高さを見せた同馬。
今回は道中で頭を上げるなど課題こそあるものの、2戦連続でレコード勝ちした内容は圧巻であり、次のGⅠでも注目せざるにはいられません。
2着に肉薄したのはホウオウアマゾン。
スタートも良くハナを主張するも、他に行く馬を見る形で2番手を追走する展開に。
4コーナー手前から先頭に並び掛け直線入口では早々に先頭に立つと、インを突いた勝ち馬との叩き合いに。
差し返す雰囲気にも見えましたが、僅かアタマ差及ばず2着と惜敗。
前走は押し出される形でハナに立ちましたが、今回は意識的に先手を主張。
前走同様に少頭数ということもあり比較的に楽な展開ではありましたが、ゴール前まで粘り込んだ先行力や勝負根性は評価に値。
このレースぶりなら多頭数でも心配不要といった印象です。
3着に迫ったのはスーパーホープでした。
スタートも上々で出たなりで進むと、勝ち馬を斜め前に見る絶好のポジション。
直線に向いて馬場の中ほどに進路を取り、追い出しを開始すると伸びては来ましたが、前の2頭に並び掛けるまでには至らず3着に敗退。
ですが、4着以下には3馬身半差と力は見せました。
初勝利を挙げるまでに4戦を要しましたが、ひと息入れた前走でキッチリと勝利を収めた同馬。
これまでのレースぶりからもそこまで切れるタイプではなく、瞬発力勝負になった時にどうかといった印象で、少し力の要る馬場の方が良さそうなタイプに映りました。