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本日は「ラピスラズリステークス」でのレース見解となります。

 

ラピスラズリステークス　2020年12月6日（日曜）中山競馬場｜出走馬

1.タマモメイトウ　藤田　菜七子
2.カイザーメランジェ　内田　博幸
3.レジェーロ　大野　拓弥
4.コントラチェック　丸山　元気
5.アルミューテン　柴田　大知
6.アマルフィコースト　勝浦　正樹
7.トウショウピスト　江田　照男
8.ジョーマンデリン　北村　宏司
9.アユツリオヤジ　横山　和生
10.ヒロイックアゲン　荻野　極
11.ニシオボヌール　横山　典弘
12.ブライティアレディ　田中　勝春
13.イエローマリンバ　武藤　雅
14.ケープコッド　津村　明秀
15.メイショウキョウジ　斎藤　新
16.アストラエンブレム　石川　裕紀人

 

 

ラピスラズリステークス　2020年12月6日（日曜）中山競馬場｜レース結果・払戻金

着順　馬番　馬名
1着　16番　アストラエンブレム
2着　11番　ニシオボヌール
3着　14番　ケープコッド

 

単勝
16　3,030円　8番人気

 

複勝
16　610円　8番人気
11　810円　10番人気
14　150円　1番人気

 

枠連
6-8　7,650円　24番人気

 

ワイド
11-16　12,750円　91番人気
14-16　1,570円　15番人気
11-14　1,660円　17番人気

 

馬連
11-16　54,480円　88番人気

 

馬単
16-11　107,160円　171番人気

 

三連複
11-14-16　35,570円　100番人気

 

三連単
16-11-14　445,820円　997番人気

 

 

ラピスラズリステークス　2020年12月6日（日曜）中山競馬場｜レース内容

中山競馬場の本日のメインレース、ラピスラズリステークスがスタートしました。

 

揃ったスタート。

 

まずは13番イエローマリンバが出て行きまして半馬身リードを取ります。

 

内から各馬殺到して、5番アルミューテン、9番アユツリオヤジ、最内から2番カイザーメランジェが交わして先頭に立ちます。

 

前から5頭目3番レジェーロが行って、あとは6番アマルフィコースト、外は15番メイショウキョウジです。

 

中団に10番ヒロイックアゲンが行って、外は14番ケープコッド、内に4番のコントラチェック、残り800ｍを切って、1馬身後方12番のブライティアレディ、あとは8番ジョーマンデリンが行って、外は11番ニシオボヌール、内は7番トウショウピスト、あとは16番アストラエンブレムが行って、内に1番タマモメイトウです。

 

前半の600ｍは32秒6で通過、4コーナーへと向かって行きます。

 

先手を奪い切った2番カイザーメランジェ、1馬身リードを取って4コーナーを迎えます。

 

2番手は9番アユツリオヤジ、4コーナーのカーブ。3番手は13番イエローマリンバ。

 

第4コーナーをカーブ、直線に向いています。

 

4番手外に15番メイショウキョウジ、内に入って行く6番アマルフィコースト、最内から接近する4番コントラチェックです。

 

残り200ｍを切って前は9番アユツリオヤジ、内から接近6番アマルフィコースト、あとは14番ケープコッド、12番ブライティアレディ、11番ニシオボヌール、大外16番アストラエンブレムが接近する。

 

前は14番ケープコッド、16番アストラエンブレムかゴールイン。

 

そして11番のニシオボヌール接近。

ラピスラズリステークス　2020年12月6日（日曜）中山競馬場｜レース見解とポイント

ラピスラズリステークスは2010年から施行されている比較的歴史の新しいレースで、オープンクラスの芝1200ｍ戦です。

 

初年度の覇者はＧⅠ馬のジョーカプチーノで、以降も重賞3勝を挙げたサクラゴスペル、京阪杯（ＧⅢ）連覇のネロといった活躍馬を輩出しています。

 

今年の勝ち馬は、8番人気のアストラエンブレムでした。

 

スタートこそ揃ったものの、初の1200ｍ戦に加え前半の600ｍが32秒7のハイペースについて行けず、直線入口でも後方2番手を追走する展開。

 

しかし、直線に向いて大外から一気に追い出す上がり最速の脚で先行集団を猛追し、ゴール前できっちり差し切り勝ち。

 

母がＧⅠ馬ということもありデビュー時から期待されていましたが、重賞では幾度も好勝負を演じるも勝利には至らず。

 

今までは左回りに良績がありましたが意外にも今回が中山初勝利で、1200ｍでも結果を出したことから念願の重賞初制覇へ期待が膨らみます。

 

2着には11番人気の伏兵ニシオボヌールが入りました。

 

スタートこそ良かったものの内の馬に接触される不利があり、後方からのレースを余儀なくされる展開に。

 

ですが、ハイペースが功を奏し直線で外目から一気に伸びてくると、勝ち馬には切れ負けしたものの2着に入り波乱を演出。

 

勝ちに等しい内容でした。

 

前走で3年3ヶ月ぶりの勝利を挙げ、今回がオープンクラス初挑戦だった同馬。

 

準オープンを勝ち上がるのに時間を要しましたが僅差のレースは何度もあり、今回は少し人気がなさ過ぎた印象も。

 

この走りなら、次走以降も条件次第では上位争いが期待できそうです。

 

1番人気のケープコッドは3着に粘り込むのがやっとの結果。

 

スタートは悪くなかったものの先行争いが速く、道中は中団の外目を追走。

 

3コーナー過ぎから徐々に進出を開始し、直線ではスムーズに外目に出して伸びて来ましたが、上位2頭に目標にされる形でゴール寸前で差されてしまい僅差の3着に敗退。

 

9月に準オープンクラスを卒業すると、再昇級の初戦で半馬身差の2着と力を証明。

 

昨年2歳時にはオープン勝ちもあり、葵ステークスではコンマ2秒差の4着と重賞級の力は見せていたことから、来年以降は重賞でも上位争いを演じてくれるのではないでしょうか。