第38回 ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス(GⅢ)2020年3月14日(土曜)中山競馬場 芝1800mの競馬レース結果見解
※これまで扱っていなかった過去のレースをいくつか振り返ってレース考察・レース見解を行っています。
本日は「第38回 ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス(GⅢ)」でのレース見解となります。
第38回 ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス(GⅢ)2020年3月14日(土曜)中山競馬場|出走馬
1. レッドランディーニ 吉田 豊
2. フィリアプーラ L.ヒューイットソン
3. フェアリーポルカ 和田 竜二
4. メイショウグロッケ 大野 拓弥
5. デンコウアンジュ 柴田 善臣
6. ウインシャトレーヌ 内田 博幸
7. レッドアネモス 津村 明秀
8. カリビアンゴールド 石橋 脩
9. エスポワール M.デムーロ
10. レイホーロマンス 石川 裕紀人
11. コントラチェック C.ルメール
12. モルフェオルフェ 江田 照男
13. ゴージャスチャーム 北村 宏司
14. ウラヌスチャーム 横山 典弘
15. リュヌルージュ 団野 大成
16. ロフティフレーズ 武藤 雅
第38回 ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス(GⅢ)2020年3月14日(土曜)中山競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 3番 フェアリーポルカ
2着 15番 リュヌルージュ
3着 9番 エスポワール
単勝
3 960円 3番人気
複勝
3 290円 3番人気
15 1,680円 13番人気
9 150円 1番人気
枠連
2-8 4,850円 21番人気
ワイド
3-15 11,890円 72番人気
3-9 520円 2番人気
9-15 5,220円 52番人気
馬連
3-15 48,730円 72番人気
馬単
3-15 77,490円 132番人気
三連複
3-9-15 36,620円 111番人気
三連単
3-15-9 357,990円 856番人気
第38回 ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス(GⅢ)2020年3月14日(土曜)中山競馬場|レース内容
中山競馬場、ローレル競馬場賞中山牝馬ステークスのレースがスタートしました。
まず1コーナーに向かってオルフェオルフェが出て行きます。
更にはリュヌルージュ、カリビアンゴールド、コントラチェック、外はロフティフレーズ、後はゴージャスランチ、内をついては4番のメイショウグロッケ、各馬第1コーナーをカーブして行きます。
先手を取ったのは12番のモルフェオルフェ、1,2コーナー中間でリードは2馬身、リュヌルージュは2番手、後は2馬身差、ロフティフレーズは3番手、2コーナーへ向かいます。
そして2馬身差、11番のコントラチェックは4番手で第2コーナーをカーブ、前から5頭目には8番のカリビアンゴールドで向こう上面、後はゴージャスランチ、内は3番のフェアリーポルカです。
その後の中団にはメイショウグロッケ、エスポワールも中団、レッドアネモスがいて外には14番のウラヌスチャームという体勢で3コーナーへ向かいます。
後方にかけては5番のデンコウアンジュが追走、後はレッドランディーニ、ウインシャトレーヌ、2番のフィリアプーラは後方から2頭目で残り800mを通過、最後方は10番のレイホーロマンスで、各馬第3コーナーをカーブして行きます。
僅かに先頭は12番のモルフェオルフェ、残り600mメートルを通過、第3コーナーをカーブ、並んでいった15番のリュヌルージュ、3,4コーナー中間へ、3番手16番のロフティフレーズも4コーナーへ向かいます。
後は2馬身差、コントラチェック4番手、後は外を回って追い込んでくるのは9番のエスポワール、残り400を通過第4コーナーをカーブします。
これから直線コースへ向かいます。
モルフェオルフェ、外15番リュヌルージュが並んでいます。後に追い込んでくるのは3番のフェアリーポルカで今3番手に上がります。
フェアリーポルカ、リュヌルージュ、そして懸命にデンコウアンジュも追い込んできます。更には9番のカリビアンゴールドですが、今度は3番のフェアリーポルカが先頭に変わります。
そのまま3番のフェアリーポルカがゴールインです。
第38回 ローレル競馬場賞中山牝馬ステークス(GⅢ)2020年3月14日(土曜)中山競馬場|レース見解とポイント
ヴィクトリアマイルの前哨戦として位置づけられる中山牝馬ステークス、今回は単勝3番人気のフェアリーポルカが勝利しました。
終始中団から進行し、最後の直線では上手く内から抜け出し後続馬を突き放す見事なレース展開を見せています。
今回は大雪という最悪の馬場状態となりましたが、フェアリーポルカは前を走るコントラチェックを上手く追走した事で、流れの良いレースを展開出来たのでしょう。
又、同馬は前走の愛知杯では、重馬場も上手くこなしているので今回の大雪も苦にしなかったと思われます。
2着のリュヌルージュは、斤量50キロという恩恵を十分に活かし、積極的に仕掛けていきましたが、どうも仕掛けるタイミングが早く最後は差し切られたという印象です。
しかし、最後まで良い粘りを見せた部分は次走にも期待が持てます。
中山コースの適正も高く、スピード能力に秀でていて今回の有力馬だったコントラチェックはなんと、最下位に沈んでいます。
今回の大敗の原因は55キロという斤量と、大雪という馬場状態でしょう。
何とか3,4コーナーまでは競馬をしてくれていますが、最後の直線になると完全に脚が止まってしまっています。
好調を維持していても、高い能力を持っていても、大雪という不慣れな馬場状態では対応が難しく、普段の能力を出しきれるとは限りません。
今回のような悪天候による馬場状態が悪い時は、
・斤量の重い馬よりも斤量の軽い馬
・大型馬よりも小型馬
・差しよりも逃げ、先行馬
の方が馬場に脚を取られにくく、成績が安定する傾向にあります。
このレース結果見解では行われたレースを踏まえて見解を行っています。当サイトオリジナル特典やプレゼントにてお渡ししている競馬ノウハウと組合せてご覧いただければ幸いです。
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