第55回 報知杯フィリーズレビュー(GⅡ)(桜花賞トライアル)2021年3月14日(日曜)阪神競馬場 芝1400mの競馬レース結果見解
本日は「第55回 報知杯フィリーズレビュー(GⅡ)(桜花賞トライアル)」でのレース見解となります。
第55回 報知杯フィリーズレビュー(GⅡ)(桜花賞トライアル)2021年3月14日(日曜)阪神競馬場|出走馬
1 ゴールドチャリス 浜中 俊
2 テリーヌ 富田 暁
3 エルカスティージョ 岩田 康誠
4 アンブレラデート 池添 謙一
5 シゲルピンクルビー 和田 竜二
6 クープドクール 斎藤 新
7 ポールネイロン藤岡 佑介
8 ヨカヨカ 幸 英明
9 ラヴケリー 松若 風馬
10 ヴァーチャリティ 松田 大作
11 ララクリスティーヌ 中井 裕二
12 ブルーバード 柴田 大知
13 ミニーアイル 藤岡 康太
14 ラストリージョ 藤井 勘一郎
15 エイシンヒテン 団野 大成
16 オパールムーン 横山 典弘
17 フリード 国分 優作
18 スティクス 吉田 隼人
第55回 報知杯フィリーズレビュー(GⅡ)(桜花賞トライアル)2021年3月14日(日曜)阪神競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 5番 シゲルピンクルビー
2着 8番 ヨカヨカ
3着 13番 ミニーアイル
単勝
5 1,390円 8番人気
複勝
5 340円 5番人気
8 200円 2番人気
13 510円 9番人気
枠連
3-4 2,710円 13番人気
ワイド
5-8 1,260円 12番人気
5-13 3,960円 55番人気
8-13 1,950円 24番人気
馬連
5-8 4,070円 14番人気
馬単
5-8 7,950円 26番人気
3連複
5-8-13 22,730円 88番人気
3連単
5-8-13 109,810円 380番人気
第55回 報知杯フィリーズレビュー(GⅡ)(桜花賞トライアル)2021年3月14日(日曜)阪神競馬場|レース見解とポイント
フィリーズレビューは3歳牝馬オープンの馬齢重量戦で行われるレースです。
桜花賞トライアルに指定されており、3着以内の馬に優先出走権が与えられます。
ただ、中3週という厳しいローテーションもあり過去10年でここと桜花賞を連勝した馬はいません。
なお、レーヌミノルはこのレース2着から桜花賞を制しています。
傾向としては過去10年で1番人気は2勝ですが、3番人気までで7勝しており上位人気がそこそこ来るレースだと考えられます。
1着にはシゲルピンクルビーが入りました。
前走の阪神JFでは先行馬群の一角から進め、4コーナーでは前へと上っていく気配を見せますが、その後は流れについていけず17着に大敗しました。
ただ、キャリア1戦だった中でこのような結果になるのはある程度予想もでき、仕方のないことだと考えてよいでしょう。
今回は好スタートを決めますが先行争いには加わらず控えます。
4コーナーでは内目からやや外へと持ち出します。
進路が開けてからは徐々に前を捉えていき、ゴール直前で差し切りました。
キャリア3戦目ではありますが、ここで重賞制覇を決め桜花賞への権利も獲得できました。
今回は、好スタートからあえて控えることで先行争いでスタミナを使わなかったことが最後の伸びにつながったと考えられます。
上り3ハロンのタイム自体はまずまずといったところですが、位置取りとスタミナをどちらも取れたことが勝因でしょう。
実は「シゲル軍団」にとってもサラブレッドの平地重賞は初制覇となりました。
桜花賞だけでなく長い目で見ていくことが重要でしょう。
2着にはヨカヨカが入りました。
前走の阪神JFでは逃げ粘り10番人気ながら5着に入りました。
今回は無理にハナを主張することはなく4番手に控えます。
直線では馬群から抜け出しを図り、残り100mで先頭に立ちました。
しかし、最後に差し切られ2着に惜敗しました。
この馬は熊本産馬ながら北海道産馬などと対等に渡り合っており、「九州産馬の星」ともいわれています。
マイルも走ることは証明されているので、桜花賞では実力を発揮できるかが注目されます。
3着にはミニーアイルが入りました。
前走のあざみ賞では出遅れながらも中団から進めると直線では一気に差し切って勝利しました。
今回はしっかりとゲートを出たうえで後方に控えます。直線で大外に持ち出すと鋭く伸びて来て最後は3着争いに競り勝ちました。
この馬は出遅れ癖がありましたが、今回はあるていど矯正されており、しっかりとスタートを決めれば重賞でも好走できることがわかりました。
3歳牝馬戦では今後も注視する必要があるでしょう。