第68回 日経新春杯(GⅡ)2021年1月17日(日曜)中京競馬場 芝2200mの競馬レース結果見解
本日は「第68回 日経新春杯(GⅡ)」でのレース見解となります。
第68回 日経新春杯(GⅡ)2021年1月17日(日曜)中京競馬場|出走馬
1 ダイワキャグニー 内田 博幸
2 ロサグラウカ 荻野 琢真
3 サトノソルタス 池添 謙一
4 サンレイポケット 荻野 極
5 ミスマンマミーア 松若 風馬
6 エアウィンザー 高田 潤
7 バレリオ 和田 竜二
8 サトノインプレッサ 坂井 瑠星
9 ヴェロックス 川田 将雅
10 アドマイヤビルゴ 武 豊
11 クラージュゲリエ 福永 祐一
12 ワセダインブルー 大野 拓弥
13 レイホーロマンス 高倉 稜
14 ショウリュウイクゾ 団野 大成
15 レクセランス 西村 淳也
16 ミスディレクション太宰 啓介
第68回 日経新春杯(GⅡ)2021年1月17日(日曜)中京競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 14番 ショウリュウイクゾ
2着 5番 ミスマンマミーア
3着 11番 クラージュゲリエ
単勝
14 1,960円 7番人気
複勝
14 500円 7番人気
5 1,850円 13番人気
11 310円 5番人気
枠連
3-7 17,110円 25番人気
ワイド
5-14 10,610円 69番人気
11-14 1,620円 19番人気
5-11 7,070円 55番人気
馬連
5-14 58,060円 75番人気
馬単
14-5 108,870円 145番人気
3連複
5-11-14 112,200円 209番人気
3連単
14-5-11 961,790円 1344番人気
第68回 日経新春杯(GⅡ)2021年1月17日(日曜)中京競馬場|レース見解とポイント
日経新春杯は、4歳以上オープンのハンデ戦で行われるレースです。
過去10年で明け4歳馬が8勝しており、グローリーヴェイズやミッキーロケットはここを飛躍のきっかけとしてG1制覇に繋げました。
また、ハンデ戦ではありますが1番人気と2番人気が4勝ずつと比較的堅い年が多くなっています。
1着にはショウリュウイクゾが入りました。
前走の関ヶ原ステークスでは3番手からレースを進めますが直線では手ごたえがなく8着に敗れました。
今回が初めての重賞挑戦で格上相手となり7番人気に甘んじました。
レースでは好スタートを決めると今回も3番手につけます。
道中は外々を追走する形になり、直線に懸けてもそのまま馬場の真ん中に進路を取ります。
人気馬が伸びあぐねる中、坂で一気に伸びで来ると残り100mで先頭に立ち、そのまま押し切ってゴールしました。
今回は53㎏の軽斤量に恵まれたこともありましたが、大きな勝因としては直線の入り口でポジションを変えなかったことがあるでしょう。
勝利後のコメントでも4コーナーで手ごたえが悪かったとありましたが、振り返ってみると確かに直線入り口でそのまま馬群に沈みかけるような雰囲気があります。
しかし、そこで下げるのではなくあえて無理やりにでも前へと押し上げたことが斤量とも相まって抜け出すきっかけとなったと考えられます。
団野騎手はこれが重賞初制覇となりましたが、今後も今回のような思い切った騎乗ができれば人馬ともに飛躍していけるでしょう。
2着にはミスマンマミーアが入りました。
前走の新潟牝馬ステークスでは出遅れて最後方からの競馬となりましたが、直線では大外から伸びて来て惜しい4着となりました。
今回はまずまずのスタートではありましたが、やはり後方につけ末脚に懸ける形となりました。
直線まで最後方でしたが、外に持ち出すと勢いよく伸びて来て最後は2着まで上がりました。
ここでは力が足りないとみられて単勝99倍のオッズとなっていましたが、いい意味で期待を裏切る形になりました。
この馬の末脚は確実なものがあるので、後方にもチャンスが向く展開になれば今後も勝ち負けを期待できるでしょう。
3着にはクラージュゲリエが入りました。
前走のアンドロメダステークスでは中団からの追走で直線ではアドマイヤビルゴと併せて伸びてきましたが最後は競り負け2着になりました。
今回も中団からの追走となり、直線ではショウリュウイクゾを追う形で抜け出しを図ります。
残り100mで2番手に立ちましたが、最後に追い込んできたミスマンマミーアに差し切られ3着に敗れました。
叩き3走目で重賞でも力を発揮できているため、次走以降もある程度注目する必要はあるでしょう。