東風ステークス 2021年3月14日（日曜）中山競馬場 芝1600ｍの競馬レース結果見解
本日は「東風ステークス」でのレース見解となります。
東風ステークス 2021年3月14日（日曜）中山競馬場｜出走馬
1.サクセッション 横山 武史
2.ソロフレーズ 江田 照男
3.トーラスジェミニ 原 優介
4.アトミックフォース 戸崎 圭太
5.レインボーフラッグ 三浦 皇成
6.バレリオ 石川 裕紀人
7.フィリアプーラ 石橋 脩
8.ボンセルヴィーソ 木幡 巧也
9.トライン 内田 博幸
10.エメラルファイト 丹内 祐次
11.カルヴァリオ 吉田 豊
12.レッドガラン 横山 和生
13.ダノンチェイサー 津村 明秀
14.クラヴァシュドール 北村 宏司
東風ステークス 2021年3月14日（日曜）中山競馬場｜レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 3番 トーラスジェミニ
2着 8番 ボンセルヴィーソ
3着 9番 トライン
単勝
3 850円 4番人気
複勝
3 330円 6番人気
8 260円 4番人気
9 410円 7番人気
枠連
3-5 1,690円 9番人気
ワイド
3-8 1,050円 12番人気
3-9 1,690円 25番人気
8-9 2,030円 30番人気
馬連
3-8 3,470円 14番人気
馬単
3-8 6,610円 29番人気
三連複
3-8-9 15,840円 61番人気
三連単
3-8-9 64,540円 241番人気
東風ステークス 2021年3月14日（日曜）中山競馬場｜レース見解とポイント
東風ステークスは1988年に準オープンクラスのレースとして創設され、1997年からオープクラスに昇格しました。
勝ち馬にはＧⅠ馬のショウワモダンをはじめ、ミレニアムバイオ、キングストレイル、グレーターロンドンなど多くの重賞ウイナーが名前を連ねています。
勝利したのは4番人気のトーラスジェミニでした。
好スタートからいつものようにハナを奪うと、道中は3馬身ほどのリードを取って逃げる展開。
前半の半マイルが46秒1とマイペースの逃げを打てたことから4コーナーでも手応えは楽で、ゴール前では並び掛けられましたがクビ差凌ぎ切り1着でゴールイン。
前走の小倉大賞典（ＧⅢ）は案外な結果でしたが、前半の1000ｍが58秒とハイペースと敗因は明白。
昨年は重賞でも僅差の勝負を演じていたことからも能力は高く、同型馬との兼ね合いが鍵ですが相手次第では十分に重賞制覇も期待できるでしょう。
2着に差を詰めたのは、6番人気のボンセルヴィーソでした。
好スタートから促していくと、道中は逃げ馬を斜め前に見る形で3番手のポジションをキープ。
3コーナー過ぎから徐々に前との差を詰め、直線では一旦前に出たようにも見えましたが、勝ち馬の渋太さに屈してしまいクビ差の2着と惜敗。
2019年11月以降勝ち星から遠ざかっているものの、昨年は何度も重賞で上位争いを演じている同馬。
2歳時・3歳時にはＧⅠでも3着と早くから能力の高さを示していましが、7歳になった今でも力は健在で今後も上位争いを演じてくれるのではないでしょうか。
3着には8番人気のトラインが入りました。
まずまずのスタートを切り出たなりに進むと、道中は中団よりやや後方の8番手を追走する展開に。
3コーナーから一気に進出を開始し直線では大外を伸びて来ましたが、前の2頭には及ばず4馬身離された3着争いを制するのが精一杯でした。
前走は17着と大敗するも、2走前の東京新聞杯（ＧⅢ）では勝ち馬からコンマ4秒差の5着と力は証明済み。
元々はマイル戦に良績を残していたことからも今回の距離延長は明らかにプラスでしたので、今後もマイル重賞であれば好勝負してくれそうです。
1番人気に支持されていたレッドガランは6着と掲示板を外す結果に。
好位からレースを進めていましたが3コーナー過ぎから追い通しで、直線入り口では既に手応えいっぱいに。
昨年11月以降毎月使われていることから、見えない疲れがあったのかもしれません。
