共同通信杯(G3)2022年2月13日(日曜)東京競馬場 芝1800mの競馬レース結果見解
本日は「共同通信杯(G3)」でのレース見解となります。
共同通信杯(G3)2022年2月13日(日曜)東京競馬場|出走馬
1.サンストックトン 松岡正海
2.アサヒ 田辺裕信
3.アバンチュリエ 横山武史
4.エイシンシュトルム 石川裕紀人
5.ジオグリフ C.ルメール
6.アケルナルスター 柴田大知
7.レッドモンレーヴ 戸崎圭太
8.ビーアストニッシド 岩田康成
9.ジュンブロッサム 武豊
10.ダノンベルーガ 松山弘平
11.ダノンスコーピオン 川田将雅
共同通信杯(G3)2022年2月13日(日曜)東京競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 10番 ダノンベルーガ
2着 5番 ジオグリフ
3着 8番 ビーアストニッシド
単勝
10 390円 3番人気
複勝
10 180円 3番人気
5 160円 2番人気
8 440円 7番人気
枠連
5-8 440円 2番人気
ワイド
5-10 450円 5番人気
8-10 1,670円 21番人気
5-8 1,050円 10番人気
馬連
5-10 960円 5番人気
馬単
10-5 1,750円 7番人気
3連複
5-8-10 6,640円 26番人気
3連単
10-5-8 24,280円 83番人気
共同通信杯(G3)2022年2月13日(日曜)東京競馬場|レース見解とポイント
雨の稍重馬場を制したのはダノンベルーガでした。
最初に先頭に躍り出たのは8番人気のビーアストニッシドでした。
鞍上の岩田騎手は稍重馬場を活かしたスロー競馬に展開を持ち込みます。
ビーアストニッシドの1000mの通過タイムは
200m 12.7 (12.7)
400m 11.3 (24.0)
600m 12.1 (36.1)
800m 12.5 (48.6)
1000m 12.5 (1.01.1)
1200m 12.5 (1.13.6)
1400m 11.3 (1.24.9)
1600m 11.2 (1.36.1)
1800m 11.8 (1.47.9)
1000m通過タイムは1.01秒1で通過していてレース全体としてはプラス1.8秒のスロー競馬です。
1Fごとのラップをさらに見てみると、残り600mあたりから一気にペースが上がっているので上がり勝負に近い競馬になりました。
スロー競馬からのラスト3F勝負の場合、総合的な能力よりも加速力の高い馬が上位争いしやすいので、一般的にはスローからの瞬発戦は今後のレースに活かしづらいです。
ただし、今回勝利したダノンベルーガは上がり3Fを33秒7という好時計で結果を残していますしポテンシャルの高さは感じられますし、2着に入線したジオグリフも昨年の札幌2歳ステークスのときのような総合的なパフォーマンスの高さが垣間見れました。
時計と映像から見る競馬内容から見ても連対した2頭はポテンシャルを活かして結果を残していて、今後も期待したくなるレースぶりを披露しました。
上位勢から見たらわかるように、今年の共同通信杯は能力の高い馬が順当に結果を残した一戦でした。