馬の得意距離
馬には、得意な距離があります。
「短距離が得意な馬、中距離が得意な馬、長距離が得意な馬」という具合に、これにも脚質と同じく、特性があるのです。
たまに
「全ての距離に特性がある馬」
もいます。
これにも、前の5時間目でお話したとおり、血統や調教しているときにわかる、馬それぞれに特性があるので、厩舎(きゅうしゃ)のコメントを見ておくと、「今走るレースに距離の特性が合っているのか?」わかったりします。
レースは短距離1000メートル~1400メートル、中短距離やマイルと呼ばれる1600メートル~1800メートル、中距離と呼ばれる2000メートル、中長距離と呼ばれる2200メートル~2800メートル、それ以上が長距離レースと一般的には呼ばれます。
短距離が得意な馬を「スプリンター馬」マイルが得意な馬を「マイラー馬」長距離が得意な馬を「ステイヤー馬」と呼び、距離万能はそのまま「オールラウンダー馬」と呼ばれます。
こういう視点で馬をカテゴリー分けしていくと、実際のレースでライバル馬や対抗馬同士が、得意距離でない馬と得意距離の馬がぶつかったとき、同じような強さでも、得意距離の馬の方が有利になるわけです。
馬の得意距離がドンピシャに合っていると力が発揮されるので、実際のレース結果にも反映されていきます。(ということは、上位馬の予想にも、役立たせることができるということです。)
競馬は、得意距離の特性がレースにとても関係しているので、得意な距離がある馬を覚えておきましょう。
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競馬の学校
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