第60回 きさらぎ賞(GⅢ)2020年2月9日(日)京都競馬場 芝1800mの競馬レース結果見解
※これまで扱っていなかった過去のレースをいくつか振り返ってレース考察・レース見解を行っています。
本日は「第60回 きさらぎ賞(GⅢ)」でのレース見解となります。
第60回 きさらぎ賞(GⅢ)2020年2月9日(日)京都競馬場|出走馬
1. コルテジア 松山 弘平
2. サイモンルモンド 和田 竜二
3. トゥルーヴィル 北村 友一
4. ギベルティ 武 豊
5. グランレイ 池添 謙一北村 友一
6. サトノゴールド 幸 英明
7. ストーンリッジ A.シュタルケ
8. アルジャンナ 川田 将雅
第60回 きさらぎ賞(GⅢ)2020年2月9日(日)京都競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 1番 コルテジア
2着 7番 ストーンリッジ
3着 8番 アルジャンナ
単勝
1 2,980円 7番人気
複勝
1 310円 7番人気
7 170円 3番人気
8 110円 1番人気
枠連
なし
ワイド
1-7 1,460円 19番人気
1-8 590円 8番人気
7-8 250円 2番人気
馬連
1-7 7,350円 19番人気
馬単
1-7 9,400円 31番人気
3連複
1-7-8 2,940円 12番人気
3連単
1-7-8 53,680円 150番人気
第60回 きさらぎ賞(GⅢ)2020年2月9日(日)京都競馬場|レース内容
京都11R、きさらぎ賞のレースがスタートしました。
まず1番のコルテジオがポンと前に出ました。
真ん中では4番のギベルティも前へ行きます。
そして7番のストーンリッジ、アルジャンナは控えていきます。
8頭が少しずつばらけて周回コースへと向かっていくところです。
4番ギベルティがわずかに先頭です。ギベルティが先頭で周回コースへ入っていきます。
リードを2馬身とってギベルティ武豊騎手が先頭に立ちました。
7番のストーンリッジが2番手です。
2馬身空いて3番手に控えるのは1番のコルテジオです。
その後のインコースには5番のグランレイはジョッキーが抑えながら4番手の追走です。並んで8番のアルジャンナ先頭との差は前から5~6馬身差の前から5頭目を追走しています。その後には3番のトゥルーヴィルで、並んで6番のサトノゴールドがいます。
2~3馬身空いた最後方に2番のサイモンルモンドという展開です。
前半の半マイルは49秒台半ばというタイムで通過しています。
外廻り3コーナーの坂の登りを通過していきます。
4番のギベルティがややリードを広げて3馬身程度の単騎の先頭です。
坂を登り切り、下りにかかって残り800mを切ります。
前半1000mのタイムは1分2秒0というゆったりとしたペースです。
7番のストーンリッジが差を詰めて1馬身差まで詰めてきました。
3番手が内に5番のグランレイ、外には1番のコルテジア、前4頭が残り600mを切ってペースが上がって4コーナーに入ります。
その後は8番のアルジャンナがじっくり脚を溜めて5番手です。
先頭との差は4馬身から5馬身です。
あと3番のトゥルーヴィルが追走していって4コーナーのカーブから直線へ向かいます。並んでサトノゴールドです。
直線コース馬場の3分所に出して、今度は先頭が7番のストーンリッジに変わりました。内食い下がれるか4番のギベルティ、さらには1番のコルテジア、この3頭が競り合って、
4番手には8番のアルジャンナです。
先頭との差は3馬身ほどで、残り150mを切りました。
1番のコルテジア、7番のストーンリッジで追い詰めるのは8番のアルジャンナは3番手か、1番のコルテジアか7番のストーンリッジか、コルテジアが1着でゴールイン。
2着には7番のストーンリッジが入り、3着には1番人気のアルジャンナが入りました。
1着 コルテジア(1番)
2着 ストーンリッジ(7番)
3着 アルジャンナ(8番)
第60回 きさらぎ賞(GⅢ)2020年2月9日(日)京都競馬場|レース見解とポイント
2020年2月9日(日)に小頭数で行なわれた京都競馬場11R 第60回 きさらぎ賞(GⅢ)芝1800mはブービー人気の松山弘平騎手騎乗の1番コルテジアが好スタートからすんなり好位を追走し、最後の直線でも、力強く抜け出し見事重賞初勝利を飾りました。
本馬を管理する鈴木孝志調教師も嬉しいJRA重賞初勝利となりました。
1番のコルテジアは出走馬最多となる6戦目での出走となり、他馬に比べて多くレースに出走している分経験値を活かした形となりました。
前走シンザン記念でも9番人気ながら3着に入っており、小頭数のため、もまれずに、スローペースをマイペースで追走できたことは大きいかと思いますが、前走の好走がフロックでは無いことを証明しました。賞金も加算できたため、今後のクラシックへ向けて、レースプランの幅が大きく広がりました。
2着に入った7番のストーンリッジは、逃げる馬を追いかける2番手の位置で追走し、直線に入ると早めに先頭に立ち、最後はかわされてしまいましたが、長く良い脚を使い、じぶんの競馬は出来たのではないかと思います。
断然の1番人気ながら3着に敗れた8番のアルジャンナは折り合いもついて中団で脚を溜めて、最後の直線でも上がり最速となる33秒7の末脚で追い上げましたが、スローペースの展開で先行馬の余力も十分で前が止まらない展開も災いしました。
最後もしっかり追い上げているため、内容的には悪くないので、次走に期待したいところです。
今回穴をあけたコルテジアの前走に注目すると、9番人気ながらも3着に入るという好走をしていることが分かります。このように人気以上に良い成績を収めている馬は【周囲が感じているよりも実力のある馬】【調子のあがってきている馬】である場合も多く、次走で良い走りをするパターンを見受けることがあります。
特にまだ若い馬は急に本格化し良い走りをすることも多いため注意が必要です。コルテジアのように前走で人気以上の走りをした馬は当該レースの内容を吟味し、馬券に上手く絡めることで高配当を得ることができます。
※このレース結果見解では行われたレースを踏まえて見解を行っています。当サイトオリジナル特典やプレゼントにてお渡ししている競馬ノウハウと組合せてご覧いただければ幸いです。
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