ジョッキーとエージェントの存在
ジョッキーが乗る馬を決めるとき、エージェントがついているケースがあります。
エージェントとは、ジョッキーと調教師の間を取り保つ、代理人みたいなものです。
ジョッキーの交渉を代わりにおこなう役割があり、ジョッキーはエージェントに乗る馬の交渉を代理してもらい、自らはレースや調整に集中できるようなメリットがあるので、エージェントの存在は大きいのです。
ジョッキーと調教師の間で騎乗の仲介をすることがエージェントの役割であり、交渉や人脈が鍵を握るポジションです。
よくJRAに近い競馬関係者がこの職業をやっています。
力のある調教師などは直接ジョッキーを指定し、ジョッキーの競馬生活をバックアップしているケースもありますが、馬の騎乗にはエージェントを介しているケースも多いのです。
トップジョッキーは騎乗オファーが多く、強い馬に乗れる頻度が高いので、馬選びにはとても慎重なので、交渉はエージェントに任せて、強い馬を選ぶことに力を注ぐと効率がよいのです。
エージェントの存在により、トップジョッキーはより自分が乗りたい馬、強い馬に乗れることが多くなったと言われます。
(もちろんいろいろなしがらみがあってそうならないケースもありますが。)
馬券を買っていく側からすると、勝率が高い、勝ち星が多い、経験豊富な腕の良いトップジョッキーは強い馬に乗っているケースが多いということなので、こんな情報を逆手に取ってレースも予想していくことができます。
ジョッキーと強い馬についてはいろいろと密接な関係があるので、覚えておきましょう。
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