京王杯2歳ステークス(GⅡ)2020年11月7日(土曜)東京競馬場 芝1400mの競馬レース結果見解
本日は「京王杯2歳ステークス(GⅡ)」でのレース見解となります。
京王杯2歳ステークス(GⅡ)2020年11月7日(土曜)東京競馬場|出走馬
1.ロンギングバース 石橋 脩
2.リメス 三浦 皇成
3.マツリダスティール 内田 博幸
4.リンゴアメ 丹内 祐次
5.ニシノガブリヨリ 松山 弘平
6.モントライゼ C.ルメール
7.プルスウルトラ 江田 照男
8.オリアメンディ 杉原 誠人
9.ファルヴォーレ 横山 武史
10.ジャガード M.デムーロ
11.リフレイム 木幡 巧也
12.タマダイヤモンド 津村 明秀
13.クムシラコ 嶋田 純次
14.ストライプ 斎藤 新
15.レガトゥス 戸崎 圭太
16.ユングヴィ 柴田 善臣
17.ロードマックス 岩田 望来
18.ブルーシンフォニー 田辺 裕信
京王杯2歳ステークス(GⅡ)2020年11月7日(土曜)東京競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 6番 モントライゼ
2着 17番 ロードマックス
3着 16番 ユングヴィ
単勝
6 300円 2番人気
複勝
6 150円 1番人気
17 1,180円 11番人気
16 350円 4番人気
枠連
3-8 610円 2番人気
ワイド
6-17 2,270円 21番人気
6-16 830円 6番人気
16-17 8,030円 56番人気
馬連
6-17 6,140円 19番人気
馬単
6-17 8,480円 28番人気
三連複
6-16-17 26,110円 70番人気
三連単
6-17-16 115,050円 318番人気
京王杯2歳ステークス(GⅡ)2020年11月7日(土曜)東京競馬場|レース内容
本日のメインレース、京王杯2歳ステークス(GⅡ)がスタートしました。
内から1番のロンギングバースが好スタートを切っていますが、交わして2番のリメスが上がって行きました。
まず2番のリメスが先頭です。
6番モントライゼが2番手につけて行きました。
3番手8番オリアメンディ、内から1番ロンギングバースが行っています。
その後、先団4番リンゴアメ、外は10番ジャガードが並んでいきました。
1馬身差で中団から14番ストライプ、5番のニシノガブリヨリ、中団の一角外目に16番のユングヴィです。
3コーナーをカーブして行きます。
2馬身空いて7番プルスウルトラ、17番のロードマックス、間11番リフレイム、後方から9番のファルヴォーレが行って、18番ブルーシンフォニー、3・4コーナー中間を過ぎて行きます。
15番のレガトゥス、そして13番クムシラコ、後方2頭に12番タマダイヤモンド、3番マツリダスティールと続いて行きました。
後方よりです。
ほぼ一団で4コーナーをカーブ、先頭は2番リメスがリードを1馬身で逃げています。6番モントライゼが2番手。
4コーナーをカーブ、直線に出て来ました。
だいぶ内を空けて走っています。
3番手以降は内に持ち込んで、1番ロンギングバース、外からは8番オリアメンディ、残り400mを通過。
外からは10番ジャガードも上がって来ました。
前の争いに加わって、この外から追い上げて来る16番のユングヴィ、坂を登りきって抜け出した6番のモントライゼがリードを1馬身取りました。
内目からは14番ストライプ、残り200mを切りました。
16番ユングヴィ、17番ロードマックス、その後ろ11番リフレイムがジワジワと差を詰めて来ていますが、前は粘る6番のモントライゼ、さらには17番のロードマックスですが、6番モントライゼが1着でゴールイン。
1着 モントライゼ(6番)
2着 ロードマックス(17番)
3着 ユングヴィ(16番)
京王杯2歳ステークス(GⅡ)2020年11月7日(土曜)東京競馬場|レース見解とポイント
京王杯2歳ステークス(GⅡ)は1965年に京成杯3歳ステークスの名称で創設され、グランプリ3勝のグラスワンダー、ダート統一GⅠ・7勝を挙げたブルーコンコルド、さらにはエイシンアポロン、グランプリボス、タワーオブロンドンなど数々のGⅠ馬を輩出している出世レースです。
この一戦を制したのはモントライゼでした。
好スタートを決め行き脚もつくと、ハナを主張する内目の馬を見る形で2番手を追走。直線入口で馬なりのまま先頭に並び掛けると、坂下では早くも先頭に。残り400m付近から追い出すと鋭く反応し、最後はクビ差まで詰め寄られましたがキッチリと勝利。
前走の小倉2歳ステークス(GⅢ)では勝ち馬の決め手に屈しましたが、3着以下に4馬身差をつけているように力は証明。
今回は初の1400m戦でしたが早め先頭で押し切った内容から1600mまでなら対応可能と言った印象で、次のGⅠでも楽しみな存在と言えそうです。
タイム差なしの2着には伏兵ロードマックスが入りました。
スタート後行き脚がつかず後方からレースを進める展開に。
3コーナー過ぎから徐々に進出し、直線では馬場の良い外目へ進路を確保。
追い出されると上がり最速の脚を使いゴール前では勝ち馬に猛追しましたが、クビ差及ばず惜しくも2着。
新馬戦が快勝だったことを踏まえると前走の新潟2歳ステークス(GⅢ)は今一つの内容に映りましたが、直線に向いてからの手応えの割には伸び悩んだことを考えると、今回は距離短縮が味方した印象も。
今後はマイル戦に対応できるかが鍵となりそうです。
クビ・クビと僅差の3着にはユングヴィが粘りました。
スタートこそ今ひとつでしたが、行き脚がつくと難なく中団の好位をキープ。
4コーナーでも手応えは良く、坂を上がってから追い出されると一気に伸び先頭に並びかける勢いにも映りましたがゴール前で脚色が鈍り、最後は2着争いにも敗れ3着に。
前走の未勝利戦は休み明けながら、2着馬に7馬身差をつける圧勝劇。中2週とレース間隔は詰まっていましたが馬体もプラス4キロと、4ヶ月ぶりを一叩きされた効果は大きかったようです。
今回の内容から、次走もどんな走りを見せてくれるか注目が必要です。
1番人気に支持されたリフレイムは僅差の5着に敗退。
道中から直線入口までは2着馬と同じような位置にいましたが、追い比べで敗れたように瞬発力勝負ではやや分が悪い印象も。
少し馬場が渋った方が、よりパフォーマンスを発揮できそうなように映ります。