御宿特別 2020年9月20日（日）中山競馬場 芝1600ｍの競馬レース結果見解
本日は「御宿特別」での実践検証となります。
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御宿特別 2020年9月20日（日）中山競馬場｜出走馬
1.キャッチミーアップ 武藤 雅
2.グレイシア 菅原 明良
3.アシェット 大庭 和弥
4.カズミドリーム 田中 勝春
5.サクラユニヴァース 田辺 裕信
6.ローゼンクリーガー 木幡 育也
7.ピーエムピンコ 嶋田 純次
8.イルヴェントデーア 三浦 皇成
9.マイエンフェルト 石橋 脩
10.オータムレッド 石川 裕紀人
11.ロジアイリッシュ 丸山 元気
12.セリユーズ 北村 宏司
13.ソスピタ 柴田 大知
御宿特別 2020年9月20日（日）中山競馬場｜レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 2番 グレイシア
2着 8番 イルヴェントデーア
3着 7番 ピーエムピンコ
単勝
2 2,020円 7番人気
複勝
2 570円 9番人気
8 520円 8番人気
7 180円 1番人気
枠連
2-6 10,530円 25番人気
ワイド
2-8 4,900円 53番人気
2-7 1,380円 14番人気
7-8 1,310円 12番人気
馬連
2-8 23,020円 54番人気
馬単
2-8 42,340円 106番人気
三連複
2-7-8 22,770円 75番人気
三連単
2-8-7 224,730円 634番人気
御宿特別 2020年9月20日（日）中山競馬場｜レース内容
中山競馬場の御宿特別のレースがスタートしました。
ほぼ揃いました。
1番キャッチミーアップが良いスタート、それに2番のグレイシアが交わして先頭に立ちますが、さらに外から6番のローゼンクリーガーが行きました。
2番手は3頭固まっていましたが外から9番マイエンフェルトが単独2番手に上がって、内から2番のグレイシア、1馬身後ろに4番手が5番サクラユニヴァース、それに7番ピーエムピンコ、さらに外から13番ソスピタも上がって行って、これから奥深い向こう正面です。
その後ろは4馬身ほど空いて中団に1番キャッチミーアップ、11番ロジアイリッシュがその直後、それから2馬身差外に10番オータムレッド、内から8番イルヴェントデーアが行って、それから3馬身差で4番カズミドリーム、内から3番アシェット、最後方は5馬身ぐらい空いて12番セリユーズという隊形です。
縦長で残り800ｍを通過。
先頭は6番のローゼンクリーガーでリードは1馬身半、2番手9番マイエンフェルト、3馬身空いて3番手には2番のグレイシア、その外に半馬身差で13番ソスピタ、残り600ｍを通過します。
それから2馬身離れて7番のピーエムピンコが3番手集団に接近、2馬身差5番のサクラユニヴァース、その後ろ中団外目に11番のロジアイリッシュ、1番キャッチミーアップ、残り400ｍを通過。先頭は6番ローゼンクリーガー、後続に2馬身リードをつけています。
直線コースに入りました。
コーナーワークで2番グレイシアが差を詰める、さらには7番ピーエムピンコが外から上がって来た。連れて13番のソスピタ、そして1番キャッチミーアップ、大外8番イルヴェントデーア、残り200ｍを切りました。
先頭は2番のグレイシア坂を駆け上がる、7番ピーエムピンコ、そして外からは8番のイルヴェントデーア、内から1番キャッチミーアップです。
8番イルヴェントデーア、7番ピーエムピンコ、そして2番のグレイシア、並んでゴールイン！
1着 グレイシア（2番）
2着 イルヴェントデーア（8番）
3着 ピーエムピンコ（7番）
御宿特別 2020年9月20日（日）中山競馬場｜レース見解とポイント
御宿特別は中山競馬場で行われる2勝クラスのレースで、芝のマイル・中距離戦、ダート短距離戦など施行条件を変更し、2007年以来13年ぶりに牝馬限定戦として復活した一戦です。
この一戦を制したのは、7番人気の伏兵グレイシアでした。
スタートはまずまずでしたが行き脚がつくと3番手を確保。前半の半マイルを46秒6と平均ペースで進み、3コーナー過ぎからラチ沿いをスムーズに進出し残り200ｍ付近で先頭に躍り出ます。最後はクビ差まで詰め寄られましたが追撃を振り切り、2年ぶりの復活勝利を遂げました。
2歳時には新馬・500万下と連勝した逸材でしたが、以降は思うような結果を残すことが出来ずに。今年初戦となった2走前で3着馬とコンマ2秒差の4着と復調気配を見せ、今回は見事に1着でゴールイン。クラスが上がっても期待が持てるレース内容でした。
2着にも9番人気の伏兵イルヴェントデーア。
スタートから出たなりで道中は中団のやや後方9番手を追走し、4コーナー付近から進出を開始。直線入口では先頭とは5・6馬身ほど差がありましたが、上がり2位の脚を披露し最後はクビ差まで詰め寄るも惜しくも2着。
2勝クラスに上がって以降は今一歩の成績でしたが、勝ち馬からはコンマ5秒差以内のレースを何度も演じており着順ほど負けてはいませんでした。今回は久々のマイル戦でしたがレース内容も良く、今後も相手次第では十分に勝ち負けが期待できそうです。
1番人気のピーエムピンコは3着確保が精一杯という結果でした。
スタートを決め好位の4・5番手をキープし終始折り合いもスムーズで、3コーナーを過ぎても手応えは良く4コーナー手前から進出を開始します。坂下では先頭に並びかける勢いにも映りましたが上位2頭には僅か及ばずの3着と惜敗となりました。
昇級初戦の前走は案外の結果でしたが、クラス2度目となる今回は見事に上位争いを演じた同馬。チューリップ賞（ＧⅡ）でも3着馬からはコンマ4秒差と能力の高さは証明済みであり、クラス突破は時間の問題と言った印象です。
１着のグレイシア出走馬中で唯一、近２走連続で中山コースを走っており輸送の疲労がなかったことや、地の利があったのかもしれません。体重がマイナス１０Kgと不安要素もありましたが馬券冥利につきる良い結果を残してくれました。
こちらの体重のマイナスは体調不良のせいなのか、それとも戦略的に体重を絞ったせいなのか、事前に確認してから馬券に組み入れることで馬券の的中率を上げることができます。
今回のグレイシアは調教のタイムで良い数値もでていたことから、体重はマイナス要素にはならなかったようです。
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