カーバンクルステークス 2021年1月16日(土曜)中山競馬場 芝1200mの競馬レース結果見解
本日は「カーバンクルステークス」でのレース見解となります。
カーバンクルステークス 2021年1月16日(土曜)中山競馬場|出走馬
1.ディープダイバー 吉田 豊
2.トウショウピスト 江田 照男
3.ボーンスキルフル 柴田 大知
4.キングハート 丸山 元気
5.カイザーメランジェ 木幡 巧也
6.デュープロセス 横山 武史
7.ケープコッド 三浦 皇成
8.ノーワン 杉原 誠人
9.ダイメイフジ 田辺 裕信
10.ブライティアレディ 北村 宏司
11.エレナアヴァンティ 伊藤 工真
12.アマルフィコースト 津村 明秀
13.サクセッション 石川 裕紀人
14.レジェーロ 丸田 恭介
15.ジョーマンデリン 蛯名 正義
16.ノンライセンス 横山 典弘
カーバンクルステークス 2021年1月16日(土曜)中山競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 14番 レジェーロ
2着 9番 ダイメイフジ
3着 11番 エレナアヴァンティ
単勝
14 3,030円 10番人気
複勝
14 800円 10番人気
9 470円 7番人気
11 2,570円 16番人気
枠連
5-7 3,280円 12番人気
ワイド
9-14 4,220円 45番人気
11-14 17,760円 107番人気
9-11 15,690円 104番人気
馬連
9-14 17,750円 46番人気
馬単
14-9 38,390円 94番人気
三連複
9-11-14 316,510円 419番人気
三連単
14-9-11 1,214,870円 1958番人気
カーバンクルステークス 2021年1月16日(土曜)中山競馬場|レース内容
中山競馬本日のメインレース、カーバンクルステークスがスタートしました。
少しバラついたスタート。
16番ノンライセンスは後方です。
好ダッシュ11番エレナアヴァンティ、早くも2馬身リードを取ります。
追って3番ボーンスキルフルが2番手、あとは2馬身後方12番アマルフィコーストが3番手です。
内は7番のケープコッドが4番手から3番手、そして上がって行くのは14番のレジェーロです。
3コーナーをカーブ。
その後ろ2番トウショウピストが行って、1馬身後方7番ケープコッド、さらには1番ブライティアレディ、直後に9番ダイメイフジ、内から接近1番ディープダイバーで3・4コーナー中間に向かって行きます。
この馬群には15番ジョーマンデリンも行って残り600mを切ります。34秒5で通過。
その後方に馬群の中に入って行く8番ノーワン、あとは3馬身後方に6番デュープロセスが行って、最後方16番ノンライセンスです。
4コーナーを回ります。
残り400mを切って前は並んでいますが、僅かに11番エレナアヴァンティ先頭か。
4コーナーから直線コースへ向かいました。
接近する14番レジェーロ、間は3番ボーンスキルフル、外からは9番ダイメイフジ、その後方の追い込み勢の脚はどうか。
8番ノーワンなど。
坂を上がって行きます。11番エレナアヴァンティ、14番レジェーロ、9番ダイメイフジ、この3頭か。
後方から追い込んで来る馬はいないようだ。
前3頭広がったが僅かに14番レジェーロが先頭でゴールイン。
1着 レジェーロ(14番)
2着 ダイメイフジ(9番)
3着 エレナアヴァンティ(11番)
カーバンクルステークス 2021年1月16日(土曜)中山競馬場|レース見解とポイント
カーバンクルステークスは中山芝1200mで行われる一戦で、2016年に創設された新しいでレースです。
2017年・2018年の勝ち馬ナックビーナスは後に高松宮記念で3着、2019年の勝ち馬モズスーパーフレアは高松宮記念を制するなど、GⅠでの活躍馬も輩出しています。
この一戦を制したのは、10番人気の伏兵レジェーロでした。
スタートを決め行き脚がつくと、すんなりと好位のポジションをキープ。
4コーナー手前から馬なりのまま先頭に並びかけると、2・3着馬との激しい叩き合いになりましたが、最後まで脚色劣らず先頭ゴール。
10番人気の低評価を覆す見事な勝利でした。
昨年は葵ステークスでもクビ差の2着と、重賞でも通用する力を見せていた同馬。
以降は9・17・14着と今ひとつだったことから人気を落としていましたが、今回の勝ちをきっかけに今後は重賞でも上位争いを演じてくれるのではないでしょうか。
クビ差の2着に食らいついたのは、6番人気のダイメイフジでした。
スタートを出たなりで進むと、道中は1番人気馬を見る形で追走する展開に。
3コーナー過ぎから勝ち馬を追走する形で徐々に進出し、直線に向いた時は先頭に立つかのような勢いでしたが、競り合いに敗れ惜しくも2着。
ですが勝ちに等しい内容と言えるでしょう。
2歳で勝ち上がり、昨年は函館スプリントステークス(GⅢ)でも2着と、力は健在なところを示した同馬。
ダート戦にも挑戦し暮れにはカペラステークス(GⅢ)でも4着と新味を見せたことから、7歳になった今年もまだまだ活躍してくれそうな雰囲気です。
3着にはブービー人気のエレナアヴァンティが逃げ粘り波乱を演出。
好スタートを決めると内枠の同型馬をものともせずハナに立つ展開。
前半の600mも34秒5とゆったりと進めたことから直線に向いても手応えは良く、ゴール前まで粘る渋太さを発揮。
最後は2頭に交わされましたが、低評価をあざ笑う見事な快走でした。
2歳時には新馬・オープン特別と連勝し、昨年もリステッド競走で勝利するなど力は見せたものの、5月以降の4戦は全て2ケタ着順と不振に。
逃げ馬だけに同型馬との兼ね合いが鍵になりますが、今回の一戦をきっかけに復調してくれることを期待したいです。
なお、1番人気に支持されたケープコッドは4着と馬券圏外に。
スタートも良く好位を追走するかと思われましたが、やや抑える形で6・7番手に後退。
スローな流れで4コーナーでも先行集団に置かれたことから、今回はポジション取りを誤った印象です。