第81回 菊花賞(GⅠ)2020年10月25日(日曜)京都競馬場 芝3000mの競馬レース結果見解
このレース結果見解では行われたレースを踏まえて見解を行っています。当サイトオリジナル特典やプレゼントにてお渡ししている競馬ノウハウと組合せてご覧いただければ幸いです。
本日は「第81回 菊花賞(GⅠ)」でのレース見解となります。
第81回 菊花賞(GⅠ)2020年10月25日(日曜)京都競馬場|出走馬
1 ディアマンミノル 幸 英明
2 ガロアクリーク 川田 将雅
3 コントレイル 福永 祐一
4 マンオブスピリット M.デムーロ
5 サトノインプレッサ 坂井 瑠星
6 ヴェルトライゼンデ 池添 謙一
7 ダノングロワール 北村 友一
8 ディープボンド 和田 竜二
9 アリストテレス C.ルメール
10 サトノフラッグ 戸崎 圭太
11 バビット 内田 博幸
12 レクセランス 松山 弘平
13 ロバートソンキー 伊藤 工真
14 ヴァルコス 岩田 康誠
15 ブラックホール 藤岡 佑介
16 ターキッシュパレス 富田 暁
17 キメラヴェリテ 松若 風馬
18 ビターエンダー 津村 明秀
第81回 菊花賞(GⅠ)2020年10月25日(日曜)京都競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 3番 コントレイル
2着 9番 アリストテレス
3着 10番 サトノフラッグ
単勝
3 110円 1番人気
複勝
3 110円 1番人気
9 350円 4番人気
10 360円 6番人気
枠連
2-5 510円 2番人気
ワイド
3-9 530円 3番人気
3-10 550円 4番人気
9-10 2,780円 24番人気
馬連
3-9 910円 3番人気
馬単
3-9 1,010円 3番人気
3連複
3-9-10 3,810円 10番人気
3連単
3-9-10 8,740円 21番人気
第81回 菊花賞(GⅠ)2020年10月25日(日曜)京都競馬場|レース内容
スタートしました。コントレイル好スタートを切りました。
まずは1周目3コーナー坂を目指しての先行争いです。
11番バビットこれを制して17番キメラヴェリテ坂の上りで先頭に立ってリード3馬身4馬身と広めていきます。
11番バビット2番手、12番レクセランス3番手につけて1周目の坂の下り。4番手インコースが2番ガロアクリーク、7番ダノングロワール5番手、8番ディープボンドがその後追走で3番コントレイルは前から7番手のインコース、先頭との差は現在8馬身~9馬身。
直後には9番アリストテレス4コーナーカーブ縦に長くなってきました。中団は赤い帽子2頭並んでいます。内5番サトノインプレッサ、外6番ヴェルトライゼンデスタンド前に入ってきました。
普段ならば大歓声のスタンド前ですが今年はその歓声がありません。
中団よりも後ろに15番ブラックホール、1番のディアマンミノル各馬内を開けながら追走しています。
14番ヴァルコス最内に入れてスタンド前の通過。前半の1000mです。どうでしょう1分2秒2と計測されましたまもなくゴールの前。
10番サトノフラッグ、13番ロバートソンキー後方4番マンオブスピリット、16番ターキッシュパレス、18番ビターエンダー最後方。18頭1コーナーのカーブに入ってきました。ヴァルコス以外は内を空けています。
先頭17番キメラヴェリテリード2馬身とっての逃げ。
ここで内ラチに寄せました。2番手が11番バビット。3番手単独12番レクセランスで2コーナーカーブ。3馬身開いた4番手が2番ガロアクリーク、7番ダノングロワールが5番手追走でこれに並んでいった8番のディープボンド向正面に入っていきます。
依然として前から7番手3番のコントレイルが7番ダノングロワールの外目へと持ち出してやや上がろうとしています。
向正面中ほどへ。その後は14番ヴァルコス、9番アリストテレス中団固まってきました。
再び3コーナーの坂を目指していく18頭です。
中団のやや後ろに並んでいる5番のサトノインプレッサとそして6番ヴェルトライゼンデ。
内1番ディアマンミノルです。3コーナー上り、前半の2000mは2分5秒ぐらいで通過しています。3コーナーを登って行きます。
後は後方1段となって18番ビターエンダーあるいは13番ロバートソンキー後方から動いて言ったのは4番マンオブスピリットなど800mを切って坂を下って行きます。
先頭は17番のキメラヴェリテリードがどんどんなくなって、2番手から11番バビット3番手はガロアクリーク、そしてディープボンド。
5番手まで3番コントレイルが上がっています。先頭との差は5馬身ここで先頭11番バビットに代わって4コーナーカーブです。
2番手がガロアクリーク、ディープボンド。その外へと持ち出した3番コントレイルは大外。並んできた9番のアリストテレス。
直線コースに入りました。
横に広がってコントレイルが先頭に変わるか、外はアリストテレス2頭が並んでいる。3番手はディープボンドあとは追い込んでくるヴェルトライゼンデ。さあ3番コントレイル三冠なるか。
外は9番のアリストテレス。3番コントレイルが出た。コントレイルが出た。再び9番アリストテレス、コントレイルかアリストテレスか。
コントレイルコントレイルだゴールイン。7戦7勝無敗の三冠達成。場内から大きな拍手。並ばれても抜かせません3番コントレイル。
大きな拍手が3番コントレイルを祝福しています。京都競馬場15年ぶり史上3頭目無敗でのクラシック三冠制覇です。
1着 3番 コントレイル
2着 9番 アリストテレス
3着 10番 サトノフラッグ
第81回 菊花賞(GⅠ)2020年10月25日(日曜)京都競馬場|レース見解とポイント
菊花賞は3歳オープンの馬齢重量戦で行われるレースです。
牡馬クラシック三冠の最終戦として行われ、春のクラシック組と夏の上り馬が対戦するという点でも重要なレースです。
また、3000mはどの馬にとっても未知の距離であり、スタミナと掛からないメンタルが問われます。傾向としては1番人気の複勝率が8割と抜けている他、美浦所属馬が1勝に対し、栗東所属馬が9勝と圧倒的に関西勢が有利になっています。
1着はコントレイルでした。コントレイルは無敗で2冠を達成し前走の神戸新聞杯でも直線に入ってから余裕を持って進路を確保すると危なげなく勝利を収めました。
無敗の三冠達成がかかった今回は単勝オッズ1.1倍という圧倒的な支持を受けました。まずまずのスタートを決めると内枠だったこともありしっかりと先行勢に入ることが出来ました。
1周目は長い馬群の中でしっかりと脚を溜めつつ難なくこなしていきました。2周目の向正面ではやや前に行きたがるそぶりを見せましたが福永騎手の好騎乗もありこらえることに成功します。
そのまま4コーナーから直線にかけて徐々にポジションを上げていくと、直線入口では先頭集団に並びました。そのまま一気に抜け出すかと思われましたが、アリストテレスに迫られます。
激しい追い比べとなり一瞬抜かされるかという展開にもなりましたが、抜かせることなく勝利しました。
並ばれても抜かせないコントレイルの勝負根性の強さが際立ったといえます。また、陣営も距離は長いと言っていましたがそれでも勝ち切る能力の高さが示されました。
2着にはアリストテレスが入りました。前走の小牧特別は2勝クラスで早めに先手を奪う作戦で快勝しており中京2200mの持ちタイムではコントレイルを上回っていました。
今回はとにかくコントレイルに並びかけプレッシャーをかけ続けました。コントレイルが進出するのにつれてアリストテレスも進出し、直線ではギリギリまでコントレイルを追い詰めました。
最後は追い抜くことはかなわなかったものの血統的にも、今回の走り的にも長距離が合っていると考えられ、今後の長距離戦線で楽しみな存在だと言えます。
3着にはサトノフラッグが入りました。前走のセントライト記念では馬群後方から一気に差しにかかるこの馬の持ち味を発揮し、勝ちパターンに持ち込みましたが逃げ粘るバビットを捉えられませんでした。
今回も後方に位置取り、直線で一気に末脚を発揮しました。上り3ハロンのタイムではコントレイルと同タイムでしたが、脚質的に後方からの競馬がベストなため追い付くことはできませんでした。
全体的にはコントレイルの無敗の三冠達成がやはり注目されますが、コントレイルの馬の強さとアリストテレスに騎乗したルメール騎手の勝負強さが光ったレースとなりました。
強い騎手&強い馬の組み合わせが光った一戦です。
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