競走馬
競走馬とは、実際にレースで走る馬のことです。
競走馬は、牡馬(♂)と牝馬(♀)がいて、レースでも牡馬限定戦や牝馬限定戦、混合戦などがあります。
混合戦では、牡馬(♂)の方が少し有利な特性がありますので、覚えておきましょう。
牡馬(♂)と牝馬(♀)では、どうしても生物学的にもともとの能力に差があるので、レースにも影響してくるのです。
優秀な成績をおさめた競走馬は、種馬(子を司る役目)となり、競走馬を引退したあとも、広い草原、大地で育まれます。
強い馬は歴史に残る名馬として語り継がれるので、競走馬の過去をたどっていくと、競馬の歴史もわかってきます。
古くから歴史があり、血統とも関係しているお話で、強かった名馬は競走馬としても競馬界に貢献した役割を讃えられて表彰されたりもします。
引退式やイベントなどが行われることもあり、競争成績がよかった馬は優秀の美を飾ります。その後は種馬となり、子孫を残して行く役割に移っていきます。
ケガなどが原因で引退した馬でも、その後に種馬で活躍した馬も多くいたりします。
こういう形で競馬は世代が引き継がれていくので、現役の強い馬は、その親も歴代の名馬だったりすることが多いのです。
また、競走馬の周りをサポートしている人も多くいて、馬主、調教師、生産者、ジョッキー、JRA職員、獣医さん、馬を運ぶ輸送会社の人達、エサを考える飼料会社など、これらの人達のサポートから、優秀な馬が生まれてきています。
それぞれに役割があり、1頭を大事に育てる環境が日本には整っています。近頃は日本馬と海外馬の差も少なくなり、好勝負できるような環境になってきているってことです。
レースの予想とは違うお話ですが、こんなことも知っておけば競走馬を見る目も変わってくるかもしれません。