ダイヤモンドステークス（ＧⅢ）2021年2月20日（土曜）東京競馬場 芝3400ｍの競馬レース結果見解
本日は「ダイヤモンドステークス（ＧⅢ）」でのレース見解となります。
ダイヤモンドステークス（ＧⅢ）2021年2月20日（土曜）東京競馬場｜出走馬
1.ナムラドノヴァン 内田 博幸
2.ダノンテイオー 津村 明秀
3.オーソリティ 川田 将雅
4.ヒュミドール 吉田 豊
5.サトノガーネット 岩田 望来
6.ブラックマジック 石橋 脩
7.ミスマンマミーア 松若 風馬
8.ジャコマル 田中 勝春
9.メイショウテンゲン 横山 典弘
10.グロンディオーズ 三浦 皇成
11.ボスジラ 横山 武史
12.ワセダインブルー 大野 拓弥
13.ポンデザール C.ルメール
14.タイセイトレイル 北村 宏司
15.パフォーマプロミス M.デムーロ
16.アイスバブル 石川 裕紀人
ダイヤモンドステークス（ＧⅢ）2021年2月20日（土曜）東京競馬場｜レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 10番 グロンディオーズ
2着 3番 オーソリティ
3着 13番 ポンデザール
単勝
10 1,720円 7番人気
複勝
10 330円 7番人気
3 140円 1番人気
13 140円 2番人気
枠連
2-5 1,050円 2番人気
ワイド
3-10 950円 10番人気
10-13 1,100円 15番人気
3-13 270円 1番人気
馬連
3-10 2,520円 7番人気
馬単
10-3 7,360円 24番人気
三連複
3-10-13 3,050円 5番人気
三連単
10-3-13 28,150円 58番人気
ダイヤモンドステークス（ＧⅢ）2021年2月20日（土曜）東京競馬場｜レース見解とポイント
ダイヤモンドステークス（ＧⅢ）は1951年に創設されたレースで、2004年から現行の3400ｍで施行されています。
過去の勝ち馬にはスピードシンボリやプリテイキャストなどの名馬もおり、近年でもアドマイヤラクティといった後のＧⅠウイナーが名前を連ねています。
今年の勝ち馬は、7番人気の伏兵グロンディオーズでした。
スタートを決めると、道中は中団内目の7・8番手を追走する展開に。
4コーナー過ぎから追い出しを開始し、直線入り口でスムーズに前が開くと上がり最速の脚で一気に伸び、抜け出した1番人気馬を最後の一完歩で捕え重賞初制覇。
元々は1600ｍ戦でデビュー勝ちした同馬ですが、3戦目で2400ｍ戦に勝利し菊花賞（ＧⅠ）でも6番人気に支持されるまでに。
その後に長期休養を余儀なくされましたが、今回見事に重賞制覇を飾ったことで長距離路線に新星が現れたと言えるでしょう。
クビ差の2着に粘ったのは、1番人気のオーソリティでした。
好スタートを切りましたが、道中は先行集団を見る形で5番手のポジションをキープ。
直線に向いて一気に追い出しを開始すると残り400ｍで早くも先頭に立ち、振り切るようにも見えましたが最後の最後で交わされてしまい2着に惜敗。
前走の有馬記念（ＧⅠ）では3コーナー過ぎで手応えがなくなり大敗を喫しましたが、ＧⅡ2勝やＧⅠでも5着があるなどここでの実績は断然でした。
今回は初の3000ｍ超えでしたが難なくこなした印象ですし、次走以降の走りにも注目が必要です。
3着には2番人気のポンデザールが入りました。
スタートはまずまずでしたが、馬の気分に任せながら道中は後方よりの10番手付近を追走する展開に。
4コーナー過ぎでは勝ち馬と並ぶポジションでしたが直線半ばで一気に離されてしまい、最後は5馬身離された3着に上がるのが精一杯でした。
全5勝の内4勝が札幌・函館の2600ｍ戦と、長距離適性の高さは早くから証明していました。
前走のステイヤーズステークス（ＧⅡ）に続き3着と好走しましたが、クラブの規定により今回がラストランの可能性も高いだけに、産駒の走りに期待したいです。
