村上特別 2020年8月15日（土曜）新潟競馬場 芝1600ｍの競馬レース結果見解
※これまで扱っていなかった過去のレースをいくつか振り返ってレース考察・レース見解を行っています。
本日は「村上特別」でのレース見解となります。
村上特別 2020年8月15日（土曜）新潟競馬場｜出走馬
1.テルツェット 三浦 皇成
2.コスモスタック 石橋 脩
3.スリリングドリーム 丸山 元気
4.ニシノレオニダス 野中 悠太郎
5.ネバーゴーンアウト 武藤 雅
6.グランエクセレント 田辺 裕信
7.アポロヴィクトリア 木幡 巧也
8.リワードノルン 横山 典弘
9.サクララージャン 北村 宏司
10.サトノマックス M.デムーロ
11.リーディングパート 岩田 望来
12.シーシーサザン 菅原 明良
13.カンパーニャ 田中 勝春
14.フォースオブウィル 柴田 善臣
15.イザラ 戸崎 圭太
16.フィリアーノ 津村 明秀
17.マイネルプリンチペ 柴田 大知
村上特別 2020年8月15日（土曜）新潟競馬場｜レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 1番 テルツェット
2着 11番 リーディングパート
3着 17番 マイネルプリンチペ
単勝
1 380円 1番人気
複勝
1 180円 1番人気
11 260円 4番人気
17 340円 7番人気
枠連
1-6 1,180円 3番人気
ワイド
1-11 890円 3番人気
1-17 1,130円 7番人気
11-17 1,910円 24番人気
馬連
1-11 1,840円 3番人気
馬単
1-11 2,250円 2番人気
三連複
1-11-17 8,660円 17番人気
三連単
1-11-17 28,770円 39番人気
村上特別 2020年8月15日（土曜）新潟競馬場｜レース内容
新潟競馬場、村上特別がスタートしました。
まず2番のコスモスタック僅かに好ダッシュでしたが、7番アポロヴィクトリアが交わして出て行きました。そして、2番コスモスタック、8番リワードノルンも先行、広がっています前3頭です。
2馬身空いて15番イザラ、3番スリリングドリーム、外から16番フィリアーノが上がって行って、この後ろからは1番テルツェット、中団インコース9番サクララージャン、並んだ11番リーディングパート中団で残り1200ｍを切ります。
1馬身空いて17番マイネルプリンチペ、14番フォースオブウィルが続いて外回りへ向かっていきます。
6番のグランエクセレントが行って3コーナーをカーブ、残り1000ｍを切りました。
この外から上がって行った13番のカンパーニャが後方よりの追走、3コーナーをカーブして行きます。あと後方4頭が12番シーシーサザン、10番サトノマックス、5番ネバーゴーンアウト、離れて一番後ろ4番ニシノレオニダスです。
外回りの直線に出て来ました。
2番コスモスタックの逃げ、リードが3・4馬身開いています。7番のアポロヴィクトリアが2番手、この内からは3番スリリングドリーム、その後ろからはリワードノルン、15番イザラ、16番フィリアーノ、徐々に差を詰めてきて残り500ｍを切っていきます。
徐々に前が広がって7番アポロヴィクトリアまだ粘って、内回りとの合流点を過ぎました。
内に持ち込んで2番コスモスタック、外から追い上げてくるリーディングパート、15番イザラ、そして1番テルツェットも差し脚を伸ばしてきて、このその外から17番のマイネルプリンチペも一気に追い込んで来ました。
残り200ｍを切ってその後ろからはフォースオブウィルが追い込んで来ていますが、ここで抜けた1番のテルツェット2馬身・3馬身のリード、2番手争いは接戦になっている。
1番テルツェット完勝ゴールイン。2着は11番リーディングパートと17番マイネルプリンチペこの2頭が接戦になりました。
1着 テルツェット（1番）
2着 リーディングパート（11番）
3着 マイネルプリンチペ（17番）
村上特別 2020年8月15日（土曜）新潟競馬場｜レース見解とポイント
村上特別は1勝クラスのレースですが、アーバニティ（2008年）やアスカクリチャン（2011年）など勝ち馬からは後の重賞ウイナーを輩出しているレースです。
また、2010年のディアアレトゥーサや2015年のクインズミラーグロは、当レース勝利後の次走で秋華賞（ＧⅠ）トライアルの紫苑ステークスも制していることからも、秋以降の重賞戦線に向けた注目の一戦と言えます。
1着のテルツェットは中団を追走し、残り400ｍ付近で前が開くと一気に追い出しを開始。上がり最速の33秒9の脚を使い2着馬に3馬身差をつける完勝でした。
今回は取り消し明けの一戦でしたが、春先からの成長度は著しくプラス12キロの馬体増も太め感のない仕上がりに映りました。
実質の前走となったミモザ賞では後のオークス2着馬ウインマリリンとはコンマ4秒差と、僅差のレースを演じていた事からもここでは力が一枚も二枚も上だったと言えるでしょう。秋に期待が膨らむレースぶりでした。
2着馬のリーディングパートも好位からレースを進めましたが、勝ち馬の決め手には及ばず3馬身離される結果に。
直線で追い出されるとヨレたりしていたことからも仕上がり途上だった感は否めないですが、それでも古馬に競り勝って2着を確保した力はさすがと言える内容でした。一叩きされたことで、次は今回以上のパフォーマンスが期待できるのではないでしょうか。
マイネルプリンチペは2着馬に勝る上がりの脚を使うも競り負け3着。しかしながら、7番人気の低評価を覆す走りを披露しました。
終始外目を回らされていたことからも枠が影響した感じもしますが、前走に続き3着を確保した走りは立派。それまでの4走は掲示板確保がやっとだった内容から連続での好走には復調気配が窺え、1勝クラスであれば引き続き上位争いを演じてくれるでしょう。
3番人気のフォースオブウィルは今一歩の5着。上がり3位タイの脚こそ披露しましたが、左回りでは3戦して5着が最高と右回りに比べパフォーマンスが若干劣る印象に映ります。
それでも掲示板は押さえているので、今後も注目すべき一頭です。
今回のような馬の実績が少なく、過去の実績値を見ながらレースを予想することが難しい場合はオッズを使った予想法が有効です。オッズには様々な裏情報が含まれており、これを活用することでグンと配当率を高めることができます。
競馬に慣れてきたら自分の予想×オッズから読み取れる予想を掛け合わせると的中率の精度をより上げていくことができます。
このレース結果見解では行われたレースを踏まえて見解を行っています。当サイトオリジナル特典やプレゼントにてお渡ししている競馬ノウハウと組合せてご覧いただければ幸いです。
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