第27回チューリップ賞(GⅡ)2020年3月7日(土曜)阪神競馬場 芝1600mの競馬レース結果見解
※これまで扱っていなかった過去のレースをいくつか振り返ってレース考察・レース見解を行っています。
本日は「第27回チューリップ賞(GⅡ)」でのレース見解となります。
第27回チューリップ賞(GⅡ)2020年3月7日(土曜)阪神競馬場|出走馬
1.クラヴァシュドール M.デムーロ
2.メデタシメデタシ 坂井 瑠星
3.スマートリアン 幸 英明
4.レシステンシア 北村 友一
5.チェーンオブラブ 石橋 脩
6.ショウリュウハル 松若 風馬
7.ウーマンズハート 藤岡 康太
8.モズアーントモー 松山 弘平
9.イズジョーノキセキ 岩田 康誠
10.スマイルカナ 丹内 祐次
11.シャンドフルール 武豊
12.フルートフルデイズ 藤岡 佑介
13.マルターズディオサ 田辺 裕信
14.ピーエムピンコ 和田 竜二
第27回チューリップ賞(GⅡ)2020年3月7日(土曜)阪神競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 13番 マルターズディオサ
2着 1番 クラヴァシュドール
3着 4番 レシステンシア
単勝
13 1,530円 4番人気
複勝
13 160円 4番人気
1 130円 2番人気
4 110円 1番人気
枠連
1-8 2,240円 8番人気
ワイド
1-13 540円 7番人気
4-13 250円 3番人気
1-4 170円 1番人気
馬連
1-13 2,680円 8番人気
馬単
13-1 6,860円 19番人気
三連複
1-4-13 740円 2番人気
三連単
13-1-4 13,180円 39番人気
第27回チューリップ賞(GⅡ)2020年3月7日(土曜)阪神競馬場|レース内容
阪神競馬場、チューリップ賞のレースがスタートしました。
少しばらついたスタートとなりましたが、4番のレシステンシア好ダッシュでそのまま前へリードは1馬身です。2番手は8番モズアーントモー、そしてダッシュのついた6番のショウリュウハルも2番手の一線へ、内は1番のクラヴァシュドール、2番手は広がっています。
その後ろは10番のスマイルカナ、内は5番チェーンオブラブ、後は2番のメデタシメデタシ、直後に13番のマルターズディオサが上がって行きます。
後は11番のシャンドフルールが行って、第3コーナーをカーブ、後は2馬身後方に7番ウーマンズハート、内が14番のピーエムピンコ、3馬身後方に3番のスマートリアンがいます。
600m35秒1で通過、後は3馬身後方に9番イズジョーノキセキ、最後方に12番のフルートフルデイズという展開です。
3コーナーから4コーナー、800mを切りました。
逃げる4番のレシステンシア、リードは半馬身で、2番手は8番モズアーントモー、追って13番のマルターズディオサが2番手に並んで、4番手以降には1番クラヴァシュドール、5番手には馬群の中に控えた10番のスマイルカナです。
4コーナーを回って直線コースへ、大外から接近するのは11番のシャンドフルール、前の争いは4番のレシステンシアが突き放してリードは2馬身、これを追って13番のマルターズディオサは2番手、内から接近は1番のクラヴァシュドールでこれから坂を迎えます。
2馬身後方には10番のスマイルカナが4番手、前の3頭は広がって残り200mです。
先頭は13番のマルターズディオサに変わり、内は1番のクラヴァシュドールが2番手から先頭を追います。
前は並んで1番クラヴァシュドールと13番マルターズディオサです。
わずかに13番のマルターズディオサが先頭でゴールインです。
1着 マルターズディオサ(13番)
2着 クラヴァシュドール(1番)
3着 レシステンシア(4番)
第27回チューリップ賞(GⅡ)2020年3月7日(土曜)阪神競馬場|レース見解とポイント
チューリップ賞は桜花賞トライアルで、3着までに桜花賞の優先出走権が与えられるレースです。
馬券圏内に入った3頭は全て前走「阪神ジュベナイルフィリーズ」に出走しており、結果から見ても、陣営側は「阪神ジュベナイルフィリーズ」から「チューリップ賞」そして、「桜花賞」を見据えて仕上げているという事が分かります。
1着のマルターズディオサの前走はハイペースで逃げるレシステンシアを追走し、最後の直線ではレシステンシアに置いてかれる形になり2着でした。
この馬は逃げ馬を追走する走りが得意なので、レシステンシアのように高速で逃げる馬が前にいると力を発揮しやすいでしょう。
今回のチューリップ賞でも逃げるレシステンシアを3番手から積極的に追走し、直線での早めの仕掛けも功を奏し、ハナ差で勝利しています。
前走の阪神ジュベナイルフィリーズよりもややスローなペースでレースが進んだので、最後までバテなかったと考えられます。
3着に沈んだ1番人気のレシステンシアはこれまで通りの逃げの競馬でしたが、一気に逃げ切るというよりも、どこかスローな逃げの競馬で、最後はマルターズディオサとクラヴァシュドールに差されるという結果に終わりました。
ダッシュが利かなかったというよりも、「あえてスローな逃げ」に見えたので、次走の桜花賞に向けて何かを試している、調整していると考えられます。
前走の阪神ジュベナイルフィリーズでは、スムーズな逃げからレコードタイムを叩き出すほどの圧倒的な力を見せているので、同条件の桜花賞ではきっと強いレシステンシアを見ることができるでしょう。
※このレース結果見解では行われたレースを踏まえて見解を行っています。当サイトオリジナル特典やプレゼントにてお渡ししている競馬ノウハウと組合せてご覧いただければ幸いです。
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