第161回 天皇賞(春)(GⅠ) 2020年5月3日(祝日・日曜)京都競馬場11Rの競馬レース結果見解
本日は「第161回 天皇賞(春)(GⅠ)」でのレース見解となります。
このレース結果見解では行われたレースを踏まえて見解を行っています。当サイトオリジナル特典やプレゼントにてお渡ししている競馬ノウハウと組合せてご覧いただければ幸いです。
第161回 天皇賞(春)(GⅠ) 2020年5月3日(祝日・日曜)京都競馬場|出走馬
1. モズベッロ 池添 謙一
2. エタリオウ 川田 将雅
3. トーセンカンビーナ 藤岡 康太
4. ダンビュライト 松若 風馬
5. ミッキースワロー 横山 典弘
6. スティッフェリオ 北村 友一
7. ユーキャンスマイル 浜中 俊
8. キセキ 武 豊
9. ミライヘノツバサ 木幡 巧也
10. メロディーレーン 岩田 望来
11. メイショウテンゲン 幸 英明
12. シルヴァンシャー M.デムーロ
13. ハッピーグリン 和田 竜二
14. フィエールマン C.ルメール
第161回 天皇賞(春)(GⅠ) 2020年5月3日(祝日・日曜)京都競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 14番 フィエールマン
2着 6番 スティッフェリオ
3着 5番 ミッキースワロー
単勝
14 200円 1番人気
複勝
14 130円 1番人気
6 830円 10番人気
5 290円 4番人気
枠連
4-8 1,110円 4番人気
ワイド
6-14 1,790円 22番人気
5-14 510円 3番人気
5-6 5,160円 45番人気
馬連
6-14 5,770円 20番人気
馬単
14-6 7,410円 25番人気
3連複
5-6-14 13,500円 44番人気
3連単
14-6-5 55,200円 186番人気
第161回 天皇賞(春)(GⅠ) 2020年5月3日(祝日・日曜)京都競馬場|レース内容
京都11R第161回、天皇賞、春のレースがスタートしました。
好スタート、好ダッシュを見せたのは4番のダンビュライト。さらに、連れて6番のスティッフェリオも前の位置です。この2頭がまずレースを引っ張ります。
その2馬身後方に8番のキセキが3番手の位置につけました。その内から1番のモズベッロは現在4番手の位置です。その後には13番のハッピーグリンが追走しています。その後ですが、外に9番のミライヘノツバサがいて、3コーナー坂の頂上です。
1度目の坂越です。
内にゼッケン7番のユーキャンスマイルがつけています。その後は12番のシルヴァンシャーが続いて3コーナー野坂の下りです。
その後は5番のミッキースワロー、後に14番のフィエールマンは中団の外目に位置を取っています。その内にはゼッケン2番のエタリオウが続きます。
そしてその2馬身後方にはゼッケン10番のメロディーレーンが後方から3頭目にいて、その後には11番のメイショウテンゲン。最後方からレースを進めるのは3番のトーセンカンビーナです。
レースは4番のダンビュライトが主導権を握り、2番手には6番のスティッフェリオが続きます。
その後3番手から2番手に8番のキセキが上がっていきました。
そして前の3頭から4番手の位置には1番のモズベッロがいます。さらにその外に13番のハッピーグリンが続きます。そしてその後には12番のシルヴァンシャーが続いて、その後は内に差が無く7番のユーキャンスマイルが続きます。
1コーナーカーブして行きます。
今度の先頭は8番のキセキです。キセキが逃げています。3馬身とリードをとりました。
2番手には4番のダンビュライトが控え、そしてその後はさらに3馬身開いて、6番のスティッフェリオと内からゼッケン1番のモズベッロが続きます。
その2馬身後方には13番のハッピーグリンがいて、その後には2~3馬身開いて7番のユーキャンスマイルが続きます。さらに、そのすぐ後に続いて、12番のシルヴァンシャーが馬体を接しています。向こう正面の中程です。
その2馬身後方には14番のフィエールマンは中団から少し下がったこの位置です。そのすぐ後ろには2番のエタリオウがいて、更に5番のミッキースワローはそのフィエールマンを見ている形でレースを進めます。
そしてその更に後方から11番のメイショウテンゲンがいて、その内からは、9番のミライヘノツバサが行っています。そしてその後に3番のトーセンカンビーナがいて、最後方には10番のメロディーレーンが最後方からレースを進めます。
各馬が2度目の坂越えに向かいました。
かなり縦長の展開になった前のグループです。
ゼッケン8番のキセキが逃げています。
キセキが逃げて今度は3コーナーの坂の下りに向かいます。2番手の位置には4番のダンビュライトが追走しています。
3馬身、4馬身、5馬身と開いて6番のスティッフェリオは現在3番手でその後は固まりました。
内から1番のモズベッロが続きます。そしてミッキースワローは現在今5番手で後は下がりました7番のユーキャンスマイルが続きます。
第4コーナーカーブから直線コースへと向かいました。
キセキが先頭で直線に入り、そこにダンビュライトが接してきました。
そして内に持ち込んできたのは7番のユーキャンスマイルが上がってきます。更に外から14番のフィエールマンも上がってきています。5番のミッキースワローも来ている。
しかし、間から6番のスティッフェリオが伸びてきました。そしてその外からは14番のフィエールマンも伸びてきている。
先頭は6番のスティッフェリオです。
その外から14番のフィエールマンが伸びてきています。 6番のスティッフェリオと14番のフィエールマンがゴール前で並んだ。
6番のスティッフェリオと14番のフィエールマン2頭が全く並んでゴールイン。
勝ったのは14番のフィエールマンがゴール前でハナ差差し切り勝利しました。2着には6番のスティッフェリオが入って、3着には5番のミッキースワローが入りました。
1着 フィエールマン(14番)
2着 スティッフェリオ(6番)
3着 ミッキースワロー(5番)
第161回 天皇賞(春)(GⅠ) 2020年5月3日(祝日・日曜)京都競馬場|レース見解とポイント
2020年5月3日(祝日・日曜)に行なわれた京都11R、春の天皇賞(GⅠ)は今回で161回目を数える伝統レースの一つですが、その長い歴史の中で無観客で行なわれたレースは今回が初かと思います。
そんな令和になっての初めての天皇賞(春)を制したのは、C.ルメール騎手騎乗の14番フィエールマンです。
中団よりやや後方の位置で折り合い、直線に入っても、大外に持ち出すとゴール前で計ったようにきっちりゴール前で差し切り、見事勝利しました。これでフィエールマンは昨年度の天皇賞(春)も制しており、史上5頭目の天皇賞(春)連覇となりました。
鞍上のC.ルメール騎手はこの勝利により、天皇賞の(春)と天皇賞の(秋)の両G1を2018年の天皇賞(秋)からの4連勝を飾りました。
レースは、有力馬の明暗がくっきり分かれました。
前走で大きく出遅れた3番人気で8番のキセキは今回は無難なスタートを見せ、出遅れることなく2番手を追走していましたが、レース序盤から折り合いを欠き、今回乗り変わった武豊騎手も必死になだめようとしましたが、折り合いがつかず、レース中盤から早々に先頭にたちます。
長距離戦でしかもG1ともなると折り合いを欠くことは結果に大きく響き、最後の直線に入って早々に手応えが怪しくなると後続馬の追い上げに抵抗できず6着に敗れました。
しかし、長距離戦で、折り合いを欠いた状態で勝馬と0秒8差の6着で粘っており、折り合いさえついていれば、馬券圏内にいた可能性はかなり高く、今後も見限れない一頭かと思います。
逆に前走の有馬記念から直行でこのレースに臨んだC.ルメール騎手騎乗の14番フィエールマンは休み明けの不安を感じさせず、中団の後方で折り合うと、最後の直線で大外に持ち出されると、メンバー中上がり最速となる34秒8の末脚を繰り出し、ゴール直前できっちり差し切り、見事ハナ差で勝利しました。
2着に入った11番人気の6番スティッフェリオは長距離での好走歴が2500mまでしかなく、低評価となっていましたが、好位の3番手でレースを進めると最後の直線でも良く伸び、最後は勝馬の決めてに屈したものの、ほぼ勝ちに等しいくらいの完璧な内容で、3着馬とは2馬身半差があり、人気を覆す好走を見せた高配当の使者となりました。
今回のレースでは後ろで走ることを好む傾向の馬が多いことが影響してか、ペースがかなり遅かったのですが、スティッフェリオは良いバランスでレースを運ぶことが出来ていました。
また、前走では今回の天皇賞の有力馬であったミッキースワロウ(同レース3着)にも0.2秒差で3着という結果を残しており、その実力を伺うことができます。
距離適正の不安のあったスティッフェリオですが、直近の好走歴に着目し、オッズを確認しながら穴馬として馬券に組み込むことができたかが今回のレースのポイントと言えるでしょう。
3連単が500倍を超えているので、こういったレースを1度でも的中させていくと一気に競馬収支は上がっていきます。
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