第56回 サンケイスポーツ賞フローラステークス(GⅡ)2021年4月25日(日曜)東京競馬場 芝2000mの競馬レース結果見解
本日は「第56回 サンケイスポーツ賞フローラステークス(GⅡ)」でのレース見解となります。
第56回 サンケイスポーツ賞フローラステークス(GⅡ)2021年4月25日(日曜)東京競馬場|出走馬
1 ウインアグライア 和田 竜二
2 グローリアスサルム 吉田 豊
3 ユーバーレーベン M.デムーロ
4 レッジャードロ 柴田 善臣
5 スノークォーツ 戸崎 圭太
6 ルース 横山 典弘
7 メイサウザンアワー 石橋 脩
8 オヌール 川田 将雅
9 パープルレディー 田辺 裕信
10 ララサンスフル 大野 拓弥
11 スノーハレーション 丸山 元気
12 スライリー 石川 裕紀人
13 ジェニーアムレット 三浦 皇成
14 オメガロマンス 横山 武史
15 クールキャット C.ルメール
16 アンフィニドール 川島 信二
17 エトワールマタン 内田 博幸
第56回 サンケイスポーツ賞フローラステークス(GⅡ)2021年4月25日(日曜)東京競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 15番 クールキャット
2着 12番 スライリー
3着 3番 ユーバーレーベン
単勝
15 1,180円 5番人気
複勝
15 320円 5番人気
12 1,530円 14番人気
3 170円 1番人気
枠連
6-8 8,430円 27番人気
ワイド
12-15 11,790円 83番人気
3-15 740円 4番人気
3-12 4,750円 50番人気
馬連
12-15 41,500円 76番人気
馬単
15-12 73,210円 143番人気
3連複
3-12-15 40,940円 122番人気
3連単
15-12-3 362,070円 939番人気
第56回 サンケイスポーツ賞フローラステークス(GⅡ)2021年4月25日(日曜)東京競馬場|レース見解とポイント
フローラステークスは、3歳牝馬オープンの馬齢重量戦で行われるレースです。
2着までの馬にオークスへの優先出走権が与えられます。
過去10年でここからオークスを制した馬はいませんが、馬券内に好走する馬は多く侮れないレースです。
過去10年では1番人気は3勝、2番人気は1勝と必ずしも上位人気が来るわけではないようです。
1着にはクールキャットが入りました。
前走のフラワーカップでは後方から末脚に懸けましたが伸び切れず5着に敗れました。
今回は好スタートを決めると4番手で先行します。
直線は内目の馬を外から差しに行く形となり、徐々に伸びてきます。
残り200mを切ると一気に前を抜き先頭に立ち、最後は後続を振り切って勝利しました。
これで新馬戦以来の勝利で重賞初制覇となり、オークスへの切符もつかみました。
近走は残念な競馬が続いていた中で、ルメール騎手と息が上手くあったことも好走の要因でしょう。
また、中山コースよりも東京コースを得意としているように思われ、コース適正の面からもオークスに出走できることは意義のあることだと言えそうです。
2着にはスライリーが入りました。
前走のクイーンカップでは内枠から後方に下げる競馬となり、直線で進出を図りますが相手も強く、10着に敗れました。
今回は間隔を開けた挑戦となりますが、これまでの成績から14番人気にとどまります。
レースでは、今回は果敢に先行策を取ります。
直線は2番手で迎え、後続が迫ってくる中しぶとい粘りを見せます。
結局最後まで2番手は守り切り、人気を覆す好走となりました。
オークスで今回と同じようなレースを見せるのはさすがに厳しいかもしれませんが、一発のある馬ということで今後も注意が必要でしょう。
3着にはユーバーレーベンが入りました。
前走のフラワーカップではやや出遅れ気味のスタートとなり、後方からの競馬となりました。
コーナーごとに徐々に伸びて来て、直線でも伸び脚はありましたが3着に敗れました。
今回はスタートを決めると中団馬群につけます。
直線では外に持ち出すと、残り200mを切って大外から襲い掛かります。
末脚はしっかりと使いましたが、最後は捉え切れず3着に敗れました。
これで重賞3戦連続3着となり惜しいレースが続く結果となりました。
賞金面で出走できるレースが限られてきますが、重賞でも買える存在であることは間違いないでしょう。