第65回 有馬記念(GⅠ)2020年12月27日(日曜)中山競馬場 芝2500mの競馬レース結果見解
本日は「第65回 有馬記念(GⅠ)」でのレース見解となります。
第65回 有馬記念(GⅠ)2020年12月27日(日曜)中山競馬場|出走馬
1 バビット 内田 博幸
2 ブラストワンピース 横山 武史
3 クレッシェンドラヴ 坂井 瑠星
4 ラヴズオンリーユー M.デムーロ
5 ワールドプレミア 武 豊
6 キセキ 浜中 俊
7 ラッキーライラック 福永 祐一
8 ペルシアンナイト 大野 拓弥
9 クロノジェネシス 北村 友一
10 カレンブーケドール 池添 謙一
11 モズベッロ 田辺 裕信
12 オーソリティ 川田 将雅
13 フィエールマン C.ルメール
14 サラキア 松山 弘平
15 オセアグレイト 横山 典弘
16 ユーキャンスマイル 岩田 康誠
第65回 有馬記念(GⅠ)2020年12月27日(日曜)中山競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 9番 クロノジェネシス
2着 14番 サラキア
3着 13番 フィエールマン
単勝
9 250円 1番人気
複勝
9 130円 1番人気
14 770円 11番人気
13 160円 2番人気
枠連
5-7 380円 1番人気
ワイド
9-14 2,320円 26番人気
9-13 270円 1番人気
13-14 2,550円 31番人気
馬連
9-14 10,330円 26番人気
馬単
9-14 11,360円 38番人気
3連複
9-13-14 7,370円 25番人気
3連単
9-14-13 50,150円 157番人気
第65回 有馬記念(GⅠ)2020年12月27日(日曜)中山競馬場|レース内容
スタートしました。
モズベッロそしてキセキまた遅れました。
好スタートは1番バビット先手を取ります。
リードが2馬身。
1周目の3コーナーへ向かいます。
あとは固まって2番のブラストワンピースさらには上がっていった12番オーソリティ、さらにはこの間には3番クレッシェンドラヴ1周目の4コーナーへ向かいます。
外から15番オセアグレイトも上がって行って、カレンブーケドールです。
各馬1周目の4コーナーをカーブスタンド前に入ってきました。
1番のバビット先頭です。
そして2番手には12番オーソリティうちが2番のブラストワンピース拍手に迎えられます。
後はオセアグレイト、クレッシェンドラヴ、外にフィエールマン徐々にポジションをあげますルメール騎手です。
後中団の内にはワールドプレミア、外が10番カレンブーケドールいって、そして7番のラッキーライラック中団の後ろでその内にはラヴズオンリーユー最内を突いている8番ペルシアンナイト。
さあ前半の1000mは1分2秒2の時計です。
各馬が第1コーナーをカーブして行きました先頭は1番のバビットです。
リードが3馬身。
そしてオーソリティが2番手、3番手2番ブラストワンピース3番手。
そして4番手が13番のフィエールマンで向正面に入ってきます。
後は5番のワールドプレミアム内を突いてクレッシェンドラヴ、カレンブーケドールそしてオセアグレイト。
さらに4枠2頭ペルシアンナイト、ラッキーライラックは中団グループです。
そして上がっていきました9番クロノジェネシス中団から徐々にポジションを上げて、後退気味か4番ラヴズオンリーユーさらにはキセキ上がってきまして3コーナーへ向かいます。
後ろから3番手14番サラキアが行ってモズベッロ、最後方16番ユーキャンスマイル。
第3コーナーカーブです。
先頭は1番のバビットとリードが1馬身。
フィエールマン2番手フィエールマン2番手にあがって残り600mを通過。
第3コーナーカーブ。
さらには5枠2頭カレンブーケドール、クロノジェネシス34コーナー中間を通過。
押して押してキセキもあがっていって4コーナーへ向かいます。
その後ろに7番のラッキーライラック。
第4コーナーをカーブ、今直線コースに向かいます。
ここで先頭は13番フィエールマンか、外からクロノジェネシス、クロノジェネシス、坂を上がってくる。
3番手は大外から14番サラキア追い込んできた。
先頭変わったクロノジェネシス、クロノジェネシス、内はフィエールマン、外からサラキア追い込んでくる。
9番のクロノジェネシスゴールイン。
クロノジェネシスです。
ガッツポーズを見せました北村友一。
拍手が沸き起こります中山競馬場。
見事に9番クロノジェネシス堂々と春秋グランプリ制覇。
1着 9番 クロノジェネシス
2着 14番 サラキア
3着 13番 フィエールマン
第65回 有馬記念(GⅠ)2020年12月27日(日曜)中山競馬場|レース見解とポイント
有馬記念は3歳以上オープンの定量戦で行われるレースです。
ファン投票上位馬に優先出走権が与えられるレースで、1年を締めくくるグランプリとして年間最大の売り上げを誇ります。
昨年は1番人気のアーモンドアイが9着に敗れましたが、1番人気の複勝率は80%と非常に高く、人気馬が実力を発揮する傾向が強いです。
また、過去10年で馬券内に入った30頭中29頭が3歳から5歳で比較的若い年齢の馬が活躍しています。
優勝したのは1番人気のクロノジェネシスでした。
前走の天皇賞秋ではスタート直後に不利を受け、後方に待機せざるを得なくなりました。
直線では外目から一気に伸びてきましたが、先に抜け出していたアーモンドアイを捉え切れず3着に敗れました。
今回は難なくスタートを決めますが、他の馬が押してあがっていくのにはついていかず12番手に控える形となりました。
1200mごろから少しずつまくるように進出を開始し、34コーナーでは3番手にまで上がってきます。
直線では馬場の真ん中から一気に伸びていき、最後はフィエールマンとの一騎打ちを制して勝利しました。
この馬は先行して好走することが多かったのですが、宝塚記念からはやや後方から一気に伸びてくる形になりました。
春秋グランプリ制覇で力を改めて示した形になり、来年の活躍も期待できそうです。
2着にはサラキアが入りました。
前走のエリザベス女王杯では後方から末脚一気でラッキーライラックに迫る2着となりました。
今回も後方に待機する形から直線で大外に持ち出しメンバー最速の上がり3ハロンのタイムで2着に滑り込みました。
特に先行が有利とされる中山2500mで末脚だけで2着に入ったことは力の強さを示したと言えるでしょう。
この馬は重賞では凡走続きでしたが3走前にオープンを勝利するとその勢いで重賞を制覇し、充実期に入っていました。
ここでは力が足りないと思われたのか11番人気でしたが、いい意味で期待を裏切る結果となりました。
このレースで引退となるのが残念ですが、しっかりと爪痕を残せたと言えるでしょう。
3着にはフィエールマンが入りました。
前走の天皇賞秋ではクロノジェネシスと同じく後方からの競馬になりましたが、直線で一気に追い上げアーモンドアイに迫る2着に入りました。
今回は序盤から先行します。
徐々に追い出しはじめ、直線では早目に先頭に立って押し切りを図ります。
しかし、残り100mを切ってクロノジェネシスに振り切られ、ゴール直前でサラキアに差し切られました。
これまではほとんど中団より後方からレースを進めていただけに驚かされる作戦でしたがそれでも3着に入るのはさすがルメール騎手といったところです。