第56回 中日新聞杯(GⅢ)2020年12月12日(土曜)中京競馬場 芝2000mの競馬レース結果見解
本日は「第56回 中日新聞杯(GⅢ)」でのレース見解となります。
第56回 中日新聞杯(GⅢ)2020年12月12日(土曜)中京競馬場|出走馬
1 サトノガーネット 坂井 瑠星
2 ボッケリーニ 松山 弘平
3 テリトーリアル 石川 裕紀人
4 ショウナンバルディ 岩田 康誠
5 ギベオン 岩田 望来
6 トリコロールブルー 荻野 極
7 ワイプティアーズ 川島 信二
8 タガノアスワド 富田 暁
9 ヴェロックス 川田 将雅
10 デンコウアンジュ 吉田 隼人
11 グロンディオーズ C.ルメール
12 バラックパリンカ 斎藤 新
13 インビジブルレイズ団野 大成
14 シゲルピンクダイヤ 和田 竜二
15 レッドヴェイロン 西村 淳也
16 マイネルサーパス 丹内 祐次
17 オウケンムーン 北村 宏司
18 サトノソルタス 池添 謙一
第56回 中日新聞杯(GⅢ)2020年12月12日(土曜)中京競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 2番 ボッケリーニ
2着 14番 シゲルピンクダイヤ
3着 9番 ヴェロックス
単勝
2 430円 2番人気
複勝
2 190円 2番人気
14 440円 9番人気
9 170円 1番人気
枠連
1-7 2,540円 12番人気
ワイド
2-14 1,820円 21番人気
2-9 550円 1番人気
9-14 1,830円23番人気
馬連
2-14 5,200円 19番人気
馬単
2-14 8,180円 33番人気
3連複
2-9-14 7,870円 20番人気
3連単
2-14-9 47,130円 127番人気
第56回 中日新聞杯(GⅢ)2020年12月12日(土曜)中京競馬場|レース内容
中日新聞杯ゲートイン完了。
スタートしました。
ほぼ揃いました。
内で2番のボッケリーニ3番テリトーリアル、そして4番ショウナンバルディ。
これが広がってこれに8番のタガノアスワド並んで交わして行きました。
12番バラックパリンカも前へと上がります。
14番シゲルピンクダイヤも前先団。
その後に9番のヴェロックスがつけました。
中団15番のレッドヴェイロン入っています。
そのうち中団馬群の中に11番のグロンディオーズ、インコース6番のトリコロールブルーで12コーナー中間地点です。
さあ先手は8番タガノアスワド抜けました2馬身のリード。
12番バラックパリンカ2番手。
そのうち3番テリトーリアル3番手。
2コーナー回ります。
2馬身開いて4番ショウナンバルディ、その外14番シゲルピンクダイヤで向正面に出ました。
その後1馬身半差外が9番ヴェロックス、そのうち2番のボッケリーニ同じ勝負服2頭中団で並んでいます。
そして11番のグロンディオーズ。
その後ろに続いて外は15番レッドヴェイロンで向正面中間。
後は1馬身半差16番のマイネルサーパス、最内から7番のワイプティアーズ。
するするっとポジションを押し上げて2頭の間6番トリコロールブルー。
1馬身半差5番のギベオン後方集団。
外は18番サトノソルタス、あとインコーチ13番インビジブルレイズで3コーナー回って、17番オウケンムーンお終いから三頭目。
そして1番サトノガーネット後方から2頭目10番デンコウアンジュ最後方です。
3コーナーから4コーナーカーブに向かいます。
行きます8番タガノアスワド600mを切って1馬身のリード。
12番バラックパリンカ2番手。
その後は2馬身差3番テリトーリアルが3番手。
第4コーナーカーブインコース4番ショウナンバルディ外14番シゲルピンクダイヤ。
直線コースへ向かいました。
これらの外9番のヴェロックス今56番手。
さあ坂を上る。
内ラチ沿い8番タガノアスワドですが、12番バラックパリンカ2頭の間から4番のショウナンバルディ、外は14番シゲルピンクダイヤ、さらには9番のヴェロックスがいて、これらの内に入って2番のボッケリーニです。
さあわずかに14番シゲルピンクダイヤか、その内2番のボッケリーニだ。
2番ボッケリーニ捉えてゴールイン。
1着 2番 ボッケリーニ
2着 14番 シゲルピンクダイヤ
3着 9番 ヴェロックス
第56回 中日新聞杯(GⅢ)2020年12月12日(土曜)中京競馬場|レース見解とポイント
中日新聞杯は、3歳以上オープンのハンデ戦で行われるレースです。
過去10年間では1番人気が3勝している一方、10~12番人気も2勝しておりハンデ戦らしい結果になっています。
また、年齢で見ると3歳馬の成績が抜けて良いほかはある程度横並びになっており、特に7歳馬は1-4-0-21と高齢馬でも軽視できないレースです。
1着にはボッケリーニが入りました。
前走のカシオペアステークスでは中団の7番手に位置取り、直線で一気に伸びてきますが先に抜け出していたランブリングアレーを捉え切れず2着に惜敗しました。
今回は中団馬群の前につける6番手の内側でレースを進めます。
直線に入ると外に切り替えて追い出します。
スイッチが入るまでに時間がかかりましたが、残り200mを切って一気に伸び出すと前の馬を抜き去り、最後はクビ差勝利しました。
この運は、昨年のダービー時にはまだ未勝利であったことを考えると成長力の高さもうかがえます。
今回が重賞初制覇となりましたが、通算成績が5-3-1-3とかなり堅実な中で重賞まで勝てたことから来年の活躍も期待できるでしょう。
2着には9番人気のシゲルピンクダイヤが入りました。
前走の府中牝馬ステークスではゲート入りをかなり嫌っていました。
レース自体はそれなりに走っているようにも見えましたが、結果的に特に見せ場もなく7着に惨敗しました。
出走停止期間明けとなった今回はすんなりとゲートに収まり、好スタートを決めました。
外枠でしたが、そのまま先行馬群の後ろにつけ5番手でレースを進めます。
直線では一旦先頭に立ちますが、最後はボッケリーニに差し切られてしまいました。
この馬は桜花賞2着や秋華賞3着を始めとして重賞で好走する実力のある馬です。
しかし、気性難があり特にゲートを嫌う傾向にあります。
そのため、実力を発揮できないレースも多くありました。
今回は、すんなりと入ったことで落ち着いてレースができたと考えられます。
ただ、これで気性が改善されたとは言い切れないため次走以降も注意が必要でしょう。
3着にはヴェロックスが入りました。
前走の小倉大賞典では圧倒的な1番人気に支持されましたが、4コーナーから早くも手ごたえがなくなり9着に敗れました。
主戦の川田騎手も何で負けたか分からないという感じであり、その後長期休養に入りました。
今回は10か月ぶりのレースとなりましたが、実績を評価され1番人気に支持されました。
レースではボッケリーニと並ぶ形で中団前目につけ、直線では外に持ち出します。
残り300mくらいから伸び始め前を捉えにかかりますが、最後は3着に終わりました。
敗れたとはいえ、休み明けでしっかりと走れてはいるため、以前のような末脚が戻ってくれば重賞制覇も遠くはないでしょう。