第72回 農林水産省賞典 阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)2020年12月13日(日曜)阪神競馬場 芝1600mの競馬レース結果見解
本日は「第72回 農林水産省賞典 阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)」でのレース見解となります。
第72回 農林水産省賞典 阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)2020年12月13日(日曜)阪神競馬場|出走馬
1 ウインアグライア 横山 武史
2 ルクシオン 西村 淳也
3 ジェラルディーナ 岩田 康誠
4 リンゴアメ 丹内 祐次
5 サルビア 松山 弘平
6 ソダシ 吉田 隼人
7 サトノレイナス C.ルメール
8 ヨカヨカ 福永 祐一
9 ナムラメーテル 和田 竜二
10 シゲルピンクルビー 幸 英明
11 ユーバーレーベン M.デムーロ
12 オパールムーン 横山 典弘
13 アオイゴールド 団野 大成
14 ポールネイロン 藤岡 佑介
15 エイシンヒテン 松若 風馬
16 インフィナイト 北村 友一
17 フラリオナ 浜中 俊
18 メイケイエール 武 豊
第72回 農林水産省賞典 阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)2020年12月13日(日曜)阪神競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 6番 ソダシ
2着 7番 サトノレイナス
3着 11番 ユーバーレーベン
単勝
6 320円1番人気
複勝
6 150円1番人気
7 170円2番人気
11 450円6番人気
枠連
3-4 620円 3番人気
ワイド
6-7 340円 1番人気
6-11 1,200円 11番人気
7-11 1,640円 16番人気
馬連
6-7 690円 1番人気
馬単
6-7 1,290円 1番人気
3連複
6-7-11 5,020円 11番人気
3連単
6-7-11 17,260円 33番人気
第72回 農林水産省賞典 阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)2020年12月13日(日曜)阪神競馬場|レース内容
スタートしました。
メイケイエール最後方。
まずは先行争いです。
間から同じ勝負服いった。
5番のサルビアそして8番のヨカヨカ。
外から迫ってくる14番ポールネイロン、15番エイシンヒテン馬順を入れ替えながら先行争い。
後は6番ソダシ好位に付けます。
内に4番リンゴアメ外からは16番インフィナイト、間から10番シゲルピンクルビー中団の前。
7番サトノレイナスがいて内から13番アオイゴールド、インコース1番ウインアグライア、そして9番ナムラメーテル。
3コーナー回って行きます。
後方に構えました18番のメイケイエール、17番フラリオナ。
インコース2番ルクシオン。
その後に11番ユーバーレーベン、12番のオパールムーン。
スタートからの600mは34秒9.最後方に3番ジェラルディーナ。
34コーナー中間4コーナーへと向かっていきます。
レースの中間点800mを通過するところ46秒ぐらいのペース。
前は8番のヨカヨカ体半分から首ほどのリード。
今日は控えた14番のポールネイロン2番手、1番5エイシンヒテン3番手。
その直後に白い馬体6番のソダシ、外で並ぶ16番のインフィナイト、インコースからは5番のサルビア。
4コーナー回ってこれから直線コースに向かいます。
ヨカヨカ先頭、外からポールネイロン、エイシンヒテン、ソダシが馬群の中。
インコースには5番のサルビア、外からはインフィナイト。
離れた外からメイケイエールが伸びてくる。
内で粘るヨカヨカ。
外から18番のメイケイエール。
間を割ってソダシが伸びてきた。
さらには15番エイシンヒテン、サルビアですが。
ヨカヨカ粘る。
外から捉えに行くメイケイエール。
間からソダシ。
外から一頭追い込んできたユーバーレーベン。
間から7番サトノレイナス。
ソダシかサトノレイナスか。
並んでゴールイン。
さあ2歳女王はどっちだ。
ソダシか、サトノレイナスか。
1着 6番 ソダシ
2着 7番 サトノレイナス
3着 11番 ユーバーレーベン
第72回 農林水産省賞典 阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)2020年12月13日(日曜)阪神競馬場|レース見解とポイント
阪神ジュベナイルフィリーズは2歳オープンの馬齢重量戦で行われるレースです。
2歳馬にとって初めてのG1であり、2歳女王を決める大舞台です。
同時に桜花賞と同じコースで行われることから、クラシックに向けての戦いの始まりでもあります。
過去10年では1番人気が4勝している一方、4~6番人気が5勝しており本命決着か中穴決着のどちらかになると考えられます。
また、前走重賞で好走した馬が馬券内に入りやすく、実力は発揮しやすいレースだと言えそうです。
1着にはソダシが入りました。
前走のアルテミスステークスでは2番手から進め、直線で先頭に立つとそのまま快勝しました。
今回はまずまずのスタートから先行馬群の5番手でレースを進めます。
直線では内目に入ると前が壁となり抜け出すのに苦労しますが、前が開くと末脚を伸ばし先頭に立ちました。
その後一瞬サトノレイナスに差されますが、再び差し返しハナ差で勝利しました。
白毛馬初のG1制覇ということで大きな注目を集めており、アイドルホースの片鱗も感じさせますが、実力も十分に備わっていると言えるでしょう。
クロフネ産駒であり距離延長は心配されるところですが、桜花賞や秋華賞であれば注目せざるを得ない一頭でしょう。
2着にはサトノレイナスが入りました。
前走のサフラン賞では最後方の10番手で進め、4コーナーから直線にかけて前の馬をごぼう抜きにして快勝しました。
今回は中団の9番手でソダシの真後ろに進路を確保します。
ソダシが抜け出すのに合わせて内から一気に伸びてくると、差し切ったかに見えました。
しかし、ソダシに差し返されて結局は2着に敗れました。
ただ、今回はほとんど差のない2着であり、レース内容は十分に評価できるものだと言えるでしょう。
全兄サトノフラッグが菊花賞で3着に入ったことからもこちらは距離への対応は問題なさそうであり、順調にいけばオークスで注目したい一頭です。
3着にはユーバーレーベンが入りました。
前走のアルテミスステークスでは最後方から進め、直線ではそれなりに伸びましたが9着に敗れました。
今回はこの敗戦もあって6番人気に評価を落としていました。
今回も後方馬群からレースを進める形となりました。
ただ、今回は直線に入るとしっかりと伸び、上り3ハロンのタイムはメンバー最速を記録しました。
前を捉え切るまでには至りませんでしたが、伸びきって3着を確保する形になりました。
脚質が追い込みなので、勝ち切るためには展開が向く必要があるかもしれません。