アメジストステークス 2021年2月21日（日曜）東京競馬場 芝2000ｍの競馬レース結果見解
本日は「アメジストステークス」でのレース見解となります。
アメジストステークス 2021年2月21日（日曜）東京競馬場｜出走馬
1.ヘイルメリー C.ルメール
2.シルヴェリオ 松山 弘平
3.アドマイヤジョラス 横山 武史
4.トータルソッカー 田辺 裕信
5.サペラヴィ 石橋 脩
6.パラスアテナ 武 豊
7.スリーマキシマム 柴田 大知
8.ダイワダグラス M.デムーロ
9.ターキッシュパレス 横山 典弘
10.カーロバンビーナ 嶋田 純次
11.グレンガリー 津村 明秀
12.スパイラルダイブ 丸山 元気
13.シャレード 福永 祐一
アメジストステークス 2021年2月21日（日曜）東京競馬場｜レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 12番 スパイラルダイブ
2着 5番 サペラヴィ
3着 6番 パラスアテナ
単勝
12 6,870円 9番人気
複勝
12 830円 9番人気
5 420円 6番人気
6 150円 2番人気
枠連
4-8 6,540円 18番人気
ワイド
5-12 5,360円 39番人気
6-12 1,900円 17番人気
5-6 910円 8番人気
馬連
5-12 26,830円 40番人気
馬単
12-5 60,610円 80番人気
三連複
5-6-12 23,890円 54番人気
三連単
12-5-6 356,260円 522番人気
アメジストステークス 2021年2月21日（日曜）東京競馬場｜レース見解とポイント
アメジストステークスは1970年から行われている一戦で、2008年から当該距離となる2000ｍで施行されています。
勝ち馬には、マチカネオーラ、タッチミーノット、トランスワープ、メートルダールなど、多くの重賞ウイナーが名前を連ねています。
この一戦を制したのは、9番人気の伏兵スパイラルダイブでした。
スタートこそまずまずでしたが、先行争いには目もくれず内目の後方12番手のポジションをキープ。
コーナーワークを利して直線入り口では7番手までポジションを上げると、メンバー中唯一となる34秒台の上がりで馬場の真ん中を一気に伸び見事に勝利。
前走は12着と大敗を喫しましたが、準オープンクラスに上がって以降は勝ちきれないながらも9戦中7戦で掲示板確保と、堅実な走りを披露していました。
今回の勝ち方が鮮やかだっただけに、オープンクラスでも相手次第では上位争いを演じてくれそうです。
僅差の2着には、6番人気のサペラヴィが迫りました。
好スタートを切ると、道中は先行争いを見る形の5番手付近を追走する展開に。
4コーナー過ぎから内ラチ沿いを伸びて来ましたが、勝ち馬の決め手に屈してしまい、3/4馬身差の2着に迫るのが精一杯。ですが、3着以下を抑えた内容は立派でした。
昇級戦の前走は13着と案外でしたが、2歳時には後にＧⅡを2勝するオーソリティにコンマ4秒差の3着と、能力の高さは証明済み。
今回は乗り慣れた鞍乗に戻ったこともプラスに働いたこともありますが、このクラスでは十分に力上位と言えるでしょう。
3着には上位人気の一角、2番人気のパラスアテナが入りました。
まずまずのスタートを切ると、道中は後方よりの9番手あたりを追走する展開に。
4コーナー手前から徐々に外目を進出し直線でも馬場の良い大外を伸びて来ましたが、内目を通った前の2頭には及ばず3着。
今回はコース取りの差で負けた印象です。
昨年は秋華賞（ＧⅠ）でもコンマ3秒差の4着を筆頭に、紫苑ステークス（ＧⅢ）2着など重賞で何度も上位争いを演じている実力の持ち主。
展開に左右される面はありますが末脚は確実であり、クラス突破は時間の問題といったところです。
なお、1番人気のヘイルメリーは5着に敗退。
道中は好位の4・5番手を追走していましたが、ペースが向いていたにも関わらず伸びなかったのは休み明けが影響した印象も。
一叩きされた次走でどんな走り見せてくれるか注目が必要です。
