中日新聞杯(G3)2021年12月11日(土曜)中京競馬場 芝2000mの競馬レース結果見解
本日は「中日新聞杯(G3)」でのレース見解となります。
中日新聞杯(G3)2021年12月11日(土曜)中京競馬場|出走馬
1.アイスバブル 水口優也
2.ショウナンバルディ 岩田康成
3.アドマイヤビルゴ 武豊
4.トラストケンシン 藤岡康太
5.ラストドラフト 三浦皇成
6.アフリカンゴールド 国分恭介
7.シフルマン 川須栄彦
8.ヒンドゥタイムズ M.デムーロ
9.シゲルピンクダイヤ 和田竜二
10.ボッケリーニ 浜中俊
11.マイネルファンロン 松岡正海
12.ディアマンミノル 荻野極
13.ヤシャマル 丹内祐次
14.ラーゴム 池添謙一
15.バイオスパーク 藤井勘一郎
16.キングオブコージ 横山典弘
17.プレシャスブルー 吉田隼人
18.レイエンダ C.ルメール
中日新聞杯(G3)2021年12月11日(土曜)中京競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 2番 ショウナンバルディ
2着 6番 アフリカンゴールド
3着 9番 シゲルピンクダイヤ
単勝
21,970円8番人気
複勝
2530円7番人気
64,200円18番人気
9590円9番人気
枠連
1-37,840円27番人気
ワイド
2-629,410円137番人気
2-92,790円38番人気
6-926,870円133番人気
馬連
2-6106,010円133番人気
馬単
2-6161,580円244番人気
3連複
2-6-9374,280円560番人気
3連単
2-6-92,368,380円3318番人気
中日新聞杯(G3)2021年12月11日(土曜)中京競馬場|レース見解とポイント
岩田康成騎手の完璧すぎるレースメイクが光った一戦です。
レースを引っ張ったのは岩田騎手のショウナンバルディです。
続いて17番人気のアフリカンゴールド、そして、中日新聞杯で馬券にからんだことのあるシゲルピンクダイヤ、さらには1番人気の6億円ホース、アドマイヤビルゴが続きます。
ショウナンバルディのラップを1Fごとに見てみると、
200m12.6(12.6)
400m11.1(23.7)
600m12.8(36.5)
800m12.5(49.0)
1000m12.1(1.01.1)
1200m11.9(1.13.0)
1400m11.8(1.24.8)
1600m11.1(1.35.9)
1800m11.3(1.47.2)
2000m12.6(1.59.8)
このようになっています。1000m通過が1.01秒1で勝ちタイムが1.59秒8なのでプラス2.4秒のスロー競馬でした。
残り1000mからじわりとペースを引き上げ、ラスト3Fで余力を残したスパートをかけて後続を突き放しましたね。
2.3着馬も前で競馬をしていた馬なので、前残り有利の展開となりました。
1着のショウナンバルディは岩田騎手の騎乗がすばらしいです。
しっかりとペースを落としつつも、後半じわりと引き上げ、後続をよせつけない競馬はお見事としか言いようがありません。
スワンステークスにおけるカツジのような競馬を行いましたね。
今後は江田照男騎手のような穴馬をもってくるような騎手になりそうな気がします。
気がかりなのは1番人気のアドマイヤビルゴです。
敗れたとはいえ、武豊騎手のコース取りや展開は決して悪いものではなく、実力馬であれば直線で抜け出せるだけの位置を確保していたにもかかわらず、脚を使えませんでした。
これは、アドマイヤビルゴになんらかの問題があるとみていいでしょう。
馬体もパドックもそこまで悪い雰囲気はなかったので、精神的に走りたくなくなる理由があるかもしれないです。
立て直しには少々時間がかかるかもしれません。