第43回 新潟大賞典(GⅢ)2021年5月9日(日曜)新潟競馬場 芝2000mの競馬レース結果見解
本日は「第43回 新潟大賞典(GⅢ)」でのレース見解となります。
第43回 新潟大賞典(GⅢ)2021年5月9日(日曜)新潟競馬場|出走馬
1 ボッケリーニ 吉田 隼人
2 サンレイポケット 鮫島 克駿
3 バスカヴィル 斎藤 新
4 トーセンスーリヤ 横山 和生
5 ムイトオブリガード 酒井 学
6 ヒュミドール 吉田 豊
7 ハッピーアワー 鮫島 良太
8 バイオスパーク 丸山 元気
9 サトノエルドール 菅原 明良
10 ポタジェ 西村 淳也
11 ダノンマジェスティ 和田 竜二
12 ニシノデイジー 勝浦 正樹
13 マイスタイル 横山 典弘
14 サトノソルタス 秋山 真一郎
第43回 新潟大賞典(GⅢ)2021年5月9日(日曜)新潟競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 2番 サンレイポケット
2着 10番 ポタジェ
3着 14番 サトノソルタス
単勝
2 550円 3番人気
複勝
2 170円 3番人気
10 150円 1番人気
14 410円 7番人気
枠連
2-6 1,180円 4番人気
ワイド
2-10 440円 2番人気
2-14 1,570円 20番人気
10-14 1,160円 11番人気
馬連
2-10 1,150円 2番人気
馬単
2-10 2,770円 9番人気
3連複
2-10-14 6,010円 15番人気
3連単
2-10-14 31,340円 87番人気
第43回 新潟大賞典(GⅢ)2021年5月9日(日曜)新潟競馬場|レース見解とポイント
新潟大賞典は、4歳以上オープンのハンデ戦で行われるレースです。
ハンデ戦らしく荒れる傾向が強く、過去10年で1番人気は未勝利です。
一方で4~6番人気が4勝していたり、10~12番人気が2勝しているように、予想もかなり難しいレースだといえます。
1着にはサンレイポケットが入りました。
前走の金鯱賞では後方からのレースとなり、最後は上がり3ハロンメンバー2位のタイムを出しましたが、さすがに届かず6着に敗れました。
今回は、ゲートで少し後手を踏んだことで後方からの競馬となります。
内枠のまま枠なりに内目を追走すると、直線でも内から前を窺います。
残り200m前後で先頭に立つと他馬との叩き合いをわずかに制して勝利しました。
今回はスタートで後ろになりながらも最後は差しきったことで内容の濃いレースとなりました。
枠が良く、直線で前の馬が外に流れたところを上手く突けたことが最大の勝因だと思われます。
ただ、重賞ではぱっとしない流れを断ち切れたこと自体に大きな価値があるでしょう。
2着には1番人気のポタジェが入りました。
前走の金鯱賞では、3番手で先行すると直線で抜け出しを図りましたが、前との差が縮まらず最後は3着に敗れました。
今回は、多頭数だったこともあってか中団の7番手に位置を取ります。
直線に向くと馬場のちょうど真ん中に進路を定め、追われると伸びてきます。
最後まで良い脚を使いますが、ハナ差捉えられず2着に敗れました。
それでもタイム差はなく、非常に惜しい競馬だったと言えます。
この馬は4連勝でオープンを勝ち、重賞でも馬券を外しておらず将来性が十分あります。
夏の重賞戦線に出てくれば、軸として抑えたい一頭でしょう。
3着にはサトノソルタスが入りました。
前走の日経新春杯では最後方からレースを進めますが、直線では前を捕らえきれず5着に敗れました。
今回は、最初こそ後方から競馬を進めますが、向こう正面で外から上がっていくと3コーナーでは3番手まで上がります。
直線では大外に持ち出し、最後まで前を捕らえようとしますが、最後は惜しくも3着に敗れました。
とはいえ、1着馬とタイム差はなく、まくりや外へ持ち出すロスを考えると十分な結果だと言えます。
6歳馬ですが、ハンデなどを考慮すれば買えるタイミングも十分あるかもしれません。