虹の松原ステークス 2021年1月16日(土曜)小倉競馬場 芝1800mの競馬レース結果見解
本日は「虹の松原ステークス」でのレース見解となります。
虹の松原ステークス 2021年1月16日(土曜)小倉競馬場|出走馬
1 メイショウモウコ 浜中 俊
2 ハウエバー 斎藤 新
3 ミスニューヨーク 加藤 祥太
4 スリーマキシマム 富田 暁
5 シンボ 古川 吉洋
6 インターセクション 小崎 綾也
7 ダブルシャープ 酒井 学
8 リトミカメンテ 吉田 隼人
9 エングレーバー 藤岡 佑介
10 クリデュクール 団野 大成
11 プラチナヴォイス 勝浦 正樹
12 サンライズオネスト藤岡 康太
13 アーデントリー 鮫島 克駿
14 フィオリキアリ 西村 淳也
虹の松原ステークス 2021年1月16日(土曜)小倉競馬場|レース結果・払戻金
着順 馬番 馬名
1着 13番 アーデントリー
2着 3番 ミスニューヨーク
3着 10番 クリデュクール
単勝
13 12,040円 12番人気
複勝
13 1,600円 11番人気
3 180円 2番人気
10 290円 5番人気
枠連
3-8 1,810円 9番人気
ワイド
3-13 3,550円 32番人気
10-13 11,900円 61番人気
3-10 770円 8番人気
馬連
3-13 18,690円 37番人気
馬単
13-3 67,830円 101番人気
3連複
3-10-13 48,770円 104番人気
3連単
13-3-10 637,530円 897番人気
虹の松原ステークス 2021年1月16日(土曜)小倉競馬場|レース見解とポイント
虹ノ松原ステークスは、4歳以上3勝クラスの定量戦で行われるレースです。
同名のレースが行われるのは2011年以来10年ぶりです。
また、同コースで行われる特別戦もそこまで多くはありませんが、基本的には平均的な流れになり、内枠の先行馬が有利だと言われています。
1着にはアーデントリーが入りました。
前走の元町ステークスでは中団馬群の中から進め、直線で抜け出しを図りましたが、全く見せ場を作ることができず11頭中10着に惨敗しました。
その負けもあり、今回は単勝120倍の12番人気とオッズを大きく落としました。
レースではまずまずのスタートを決めると、すぐに後方に控えます。
外枠でしたが、内に進路を確保して進めます。
向こう正面で内ラチ沿いにじわじわと上がっていくと、4コーナーでは馬場の真ん中に持ち出します。
しかし、前に馬ごみがありなかなか抜け出せず、残り100mを切って前が開くと一気に伸びて来て最後の最後に差し切る形になりました。
今回は、比較的不利な外枠からでしかも直線では前が壁になりながらも最後は勝ち切ることが出来ました。
これは後方の馬に展開が向いたことと鮫島克駿騎手のファインプレーがあったからだといえます。
今回はペースこそ平均的だったものの、前の馬群が安定せず各馬のコーナー通過順もめまぐるしく入れ替わりました。
その中でペースを乱されないために単騎でラチ沿いを進み、徐々に前へと押し上げていったのは騎手の好判断だと言えます。
鮫島騎手は全場の中で勝率は低いものの小倉で最も勝っており、先週は13鞍で2-2-1-8と好成績を残しました。
オープン入りしたこの馬にももちろんですが、今回はそれ以上に小倉開催での鮫島騎手に注目していくのも良いでしょう。
2着にはミスニューヨークが入りました。
前走のエリザベス女王杯では強豪古馬牝馬の流れにうまくついていけず10着に敗れました。
しかし、前走以外ではすべて掲示板を確保しており、今回も2番人気に支持されました。
レースでは序盤は後方馬群に陣取り、3コーナーから進出を開始します。
直線で一気に抜け出し、押し切りを図りました。
しかし最後はハナ差で差し切られ2着に惜敗しました。
ただ、負けたとはいえ今回はまったく差のない競馬であり、このクラスで上位の力を持っていることは確実でしょう。
3着にはクリデュクールが入りました。
前走の再度山特別では3番手から直線で力強く伸びて来て逃げ馬を捉え、勝利しました。
昇級戦の今回は、中団前方からレースを進め、徐々に前に迫っていきます。
直線ではじわじわと先頭に立ちますが、最後に突き放すことができず3着に敗れました。
この馬は決めてを見つけることができればこれまで以上の好勝負が期待できそうです。