菊花賞 10月21日 結果
初めのスタートから殿、後方2番手まで下がり、かなり危ない位置取りでしたが、大コーナーから大まくり、第4コーナー回るころには先頭に立ち、そのまま後続を抑えて1馬身半ぶっちぎる。
本物の実力が無ければできない勝ち方です。普通、第三コーナーからまくったら、ただでさえ3000メートル以上ある長距離ステイヤーレースなので、最後バテますから。
それが最後の直線で絶対に後続を抜かせない、粘り強さがありました。恐らく、後続が迫っても迫ってもさらにその上を行く末脚を使ってかわしていくような印象でした。
この馬は無尽蔵のスタミナと根性があるようですね。古馬戦が楽しみです。
馬のスタミナや心臓は現役でいる以上ほとんど衰えないので、今後の古馬戦でも長距離レースでは安定してかなり上位に食い込んでくると思います。
第三コーナー付近から、あそこからまくりあげたジョッキーの判断も素晴らしかったと思います。
第四コーナーあたりからだと後方2番手じゃ届かないケースの方が多いですからね。さすが経験あるジョッキーは鞍上(あんじょう)の判断も冴えてますね。
ゴールドシップ、今後が楽しみです。