ニュージーランドトロフィー(GⅡ)の予想、レース見解、馬見解(2019年4月6日 土曜 中山競馬場11レース)
こんにちは、ディープです。
今日は、
「ニュージーランドトロフィー(GⅡ)」
の直前予想、馬分析をしていきます。
発走時刻は15時45分で、今週土曜メインレースの1つです。
この日のメインレースは2つで、土曜日の重賞レースはGⅡレースが2つ開催されます。
ニュージーランドトロフィー(GⅡ)の予想、レース見解、馬短評
ここからが
「ニュージーランドトロフィー(GⅡ)の予想、レース見解、馬短評」
です。
1、ワイドファラオ 内田博幸騎手
前走は未勝利戦1番人気1着で勝利した馬。その前も3走前も2着で連対率は100パーセント。最内枠でこの馬の面子なら実力的にはそこまで変わらない馬。内枠、牡である分も若干有利に働く可能性アリ。
2、アフランシール 田辺裕信騎手
前走はチューリップ賞のGⅡは負けてしまったが、2走前のつわぶき賞の500万は1着になっている馬。普通に500万以下レースは勝てる実力のあるという位置で見ておくことが大切。重賞レースでは結果が残せていないがまだまだここからの可能性ある馬。
3、メイショウショウブ 横山典弘騎手
注目すべきは3走前のデイリー杯2歳ステークスのGⅡ2着時のレース。ここがこの馬の現在までの最高潮時で、レースを見ているときっかけがあればすぐに取り戻せそうな感覚はある。まずは相手がそこまで強くない今回のレースでどこまでできるかが鍵。過去のGⅡ連対実績馬の1頭。
4、ヴィッテルスバッハ 戸崎 圭太騎手
出走レースは全て掲示板内の5着以内をキープしている馬。この世代でこのグレードレースなら成績が安定していて、今回は重賞レース初挑戦だが、相手はそこまで強くないのでチャンスはある。ジョッキーも上手い戸崎騎手であり、今回は前走勝利の上がり馬として重賞レースへ望む。
5、ホープフルサイン 江田 照男騎手
現在2戦連勝中の上がり馬。前走は13番人気での勝利に世間を驚かした1頭だが、特にこの世代ではまだ実績が浅い分、そこまで驚くべきレースでは無く、2走前の浦和で開催されたTマッチ特別まではダートで勝利しており、前走は芝で勝負したらいきなり走った馬。中山競馬場で勝っており、今回も中山競馬場であることはアドバンテージの1つ。上がり馬であり、勝ち実績があり、後は人気とのバランスが鍵。
6、ショーヒデキラ 野中悠太郎騎手
前走にようやく未勝利戦勝利した馬。だがそれまでの未勝利戦も少しずつ良化しており、着実に実績、実力をコツコツ積み重ねてきた馬。今回は初めて未勝利戦を脱したレースであるため、ここからの活躍が期待される。これも人気とのバランスを見ておくことが大切。
7、ココフィーユ 大野拓弥騎手
前走は17着と大敗しているが、そもそも18頭立てのレースでGⅡであるため、あまり参考にはならない。それよりも2走前の春菜賞500万以下レースと3走前のベゴニア賞500万以下レースに勝利、連対しており、4走前のGⅡは4着であったことに注目。この面子の中では実力はある馬で、前走より2走以前を見ておくことが重要。
8、エリーバラード 武士沢 友治騎手
人気は無いがグレードが落ちるレースで1着を立て続けにとった実質上がり馬。ダートを主戦場としており、今回は芝で初挑戦。芝は未知数なので、未知数馬として数えておくことが重要。人気で見るのではなく、この馬はまだ芝の実績が未知の馬としてみておくことが大切。
9、アンクルテイオウ 四位 洋文騎手
未勝利戦に連対を繰り返し、2走前に勝利した馬。比較的成績は安定しており、実力的には中堅的な立ち位置。経験豊富な四位騎手がどんな騎乗をしていくか注目。牡である部分もポイントで、少しのアドバンテージとなる。
10、ダイシンインディー 武藤 雅騎手
前走は500万以下のレースに勝っており、中山競馬場で勝っていることもポイント。ただしダートであることも見ておく必要がある(今回は芝レース)。芝は未知数の実力であり、ダート以上に走るか否かをこのレースで見られることは好材料の1つ。ダート、芝を問わず前走の再現が期待される。
11、アガラス C.ルメール騎手
前走はGⅢのきさらぎ賞7着だがその前の東京スポーツ杯2歳ステークスのGⅢは2着で、3走前のコスモス賞も2着であり、実力は証明されているこの面子では1つ抜けた実績馬。連対レースでは全て好勝負しており、勝利馬とほとんど変わらない感じのレース。芝は主戦場。
12、ミッキーブラック 松岡 正海騎手
2走前は中山でのGⅠ、ホープフルステークスを経験しており、3走前は京都2歳ステークスでGⅢ4着、4走前は芙蓉ステークスのオープン1着の実力馬。一見、近状成績は悪そうに見えるが、実績はある馬。前走が崩れてしまった分、人気がかなり下がっている。今までは2000メートルが主戦場だったが、今回は1600メートルとなる。
13、カルリーノ 石川 裕紀人騎手
前走は中山競馬場で500万以下3着、その前も黄梅賞3着と2連続入着馬。近状成績は安定しており、今回のレースでも世間から一定の期待を受けている。中山巧者の印象があり、今回も中山であり、これは1つのアドバンテージとなる。後は実力を出せるか否か。
14、グラナタス 三浦 皇成騎手
前走は1400メートルの芝1着。2走前は1200メートル3着と、短距離に適正がある馬。今回は1600メートルの分、馬の地力が試される。競り合いにはなかなか強く、勝負根性はある馬。前走は500万以下を勝利している部分は注目しておき、人気を見ておくことが重要。
15、コスモカレンドゥラ 丹内 祐次騎手
前走はスプリングステークスのGⅡ14着だが、2走前はホープフルステークスのGⅠ4着の実績馬。3走前、4走前も勝利、連対しており、実力馬の1頭。500万以下やオープンは勝利、連対する実力があり、今回の面子は格下も含まれているためチャンスである分、1600メートルにどこまで対応できるかが重要。
ニュージーランドトロフィー(GⅡ)予想、レース見解
ニュージーランドトロフィー(GⅡ)の予想、レース見解です。
今回は、
- 牡、牝の混合レースであること
- ダート馬がいきなり芝に出てきている馬が多数いること
- 中山競馬場を得意としている馬がいること
がポイントとして挙げられます。
まず、
『競馬は牡の方が有利』
です。
他の競技でも人間に例えるとわかりますが、野球、サッカー、テニスなどの球技系でも、マラソンや短距離の陸上系でも、男性の方が有利です。牡と牝の混合でレースをするということは、それだけ実質的なハンデが出てきます。
だから混合レースではハンデ(斤量)が2kgほど牝の方が有利に基本設定されているのですが、それでも牡の方が有利な傾向があると私は見ています。
(こちらは個人的な見解ですが、特に実力が拮抗している際のお話です。混合レースでも実力のある牝馬はハンデとプラスして牡に勝つケースもかなりあります。)
もちろん、この位なら牝でも普通に勝つケースは多々ありますが、
『こういった傾向があることも見ておきながら人気を見ておくことが重要』
で、トータルの回収率に影響していきます。
ダートと芝の違いも重要で、ダートで勝利している馬が、芝でいきなり走るケースもあれば、凡走するケースもあります。つまりこういった馬はバクチ系であり、穴派の人は逆に見ておくと思わぬ万馬券が手に入るケースもあるということです。
逆に堅実派の人はこういったレースにはあまり手を出さず、見送ることも選択肢の1つでもあり、堅実、中堅、穴を通り越して、とりあえず期待値の高い馬の馬券を買って収支を底上げる購入を徹底していくことも1つの方法です。
こういった実績が浅い馬達のレースでは、配当を重視して馬券は購入していくことがポイントで、あまりガチガチな配当馬券は買わない方が無難です。
予想のポイントとしては、競馬商材の活用はもちろんですが、1つ1つのファクターを見ておき、中山競馬場開催、距離の適正、過去成績、馬の比較、牡と牝の差、人気などを考えた上で、馬の優劣をつけてランク付けしていくことができると馬の優先順序が明確になっていきます。
こう考えると、このレースのアナログ予想はかなり経験者向き~上級者向きでもあり、こういったレースこそ競馬商材や競馬ソフトの力が発揮されます。
競馬商材や競馬ソフトを活用することで、こういった難しめなレースでも購入すべき馬券の優先順序が明確化されますから、自分が活用している商材をメインに予想していくことで、好成績が期待できます。
ただし、今回のようなレースでは買い目は絞りすぎず、ある種ゆったりとした買い方で少しだけいつもより広めに買うことがポイントです。
馬券は的中し、配当が付いてきてこそ始まりますから、こういったレースでも上手い買い方を見つけて馬券購入ができるとベストです。
これからの馬達が走る楽しいGⅡレースでもありますから、普通にレースを見ながらも自分が活用している競馬商材からも予想を組み立てていきましょう。