皐月賞(GⅠ)、アンタレスステークス(GⅢ)の重賞レース結果と前予想結果について
こんばんは、ディープです。
先週の前予想記事で出した、皐月賞、アンタレススレークスを合わせてレース内容を踏まえ解説していきます。
まずはメインの皐月賞(GⅠ)からです。
皐月賞(GⅠ)ディープ前予想解説
着順
1着 2番 サートゥルナーリア
2着 7番 ヴェロックス
3着 4番 ダノンキングリー
当サイトで出した前予想記事の馬短評では、
『サートゥルナーリアは前走はホープフルステークスGⅠ1着馬で、いまだ負けなしの馬です。潜在力、ポテンシャル、実績共に上位の馬で、今回圧倒的な1番人気に押さえています。』
『ヴェロックスは前走、2走前の勝ち方が両方強かったどちらのレースも1着馬で、馬の強さがあります。
『ダノンキングリーは共同通信杯1着馬で、新馬戦から3戦重賞レース含め負けなしで勝ちの内容が非常に強い実力馬です。』
と馬の短評価を記述しました。
やはり、自分で書いた馬短評を見返すと、
『過去のレース内容(前走以下のレース内容)』
は競馬予想をしていく上で、非常に大切ということがわかります。
サートゥルナーリアは散々、当サイト記事でピックアップし、
『この馬に注目し、動向に応じて馬券を購入していく』
という感じでしたが、
ポイントは、
『ダノンキングリーとヴェロックス』
をサートゥルナーリアと上手く組み合わせ、配当馬券をGETできたか否かにかかっています。
今回、7番(ヴェロックス)の複勝が2倍、サートゥルナーリアとの組み合わせで馬単が11.4倍ですので、本命系の人が非常に美味しいレースの1つでした。
というのは、サートゥルナーリアが圧倒的な1番人気でしたので、この馬を本線に置き、1着固定で馬単、3連単などを購入していく本命派の人は、3連単倍率も43.9倍ですので、普通にサートゥルナーリアが1着固定の場合、
『残りの2着馬、3着馬を当てるのみ』
ですから、ある意味、馬単馬券を当てることと同じです。
ですので、サートゥルナーリアとヴェロックスの馬単とは別に、ヴェロックスとダノンキングリーの組み合わせで3連単での予想はなかなか現実的であり、圧倒的信頼度のサートゥルナーリアを1着固定した場合、(本命派の人)
『馬単馬券を的中させる難易度と同等(2着馬と3着馬の着順のみでOKのため)』
ですので、かなりの高確率で40倍以上の配当馬券が本命派の人でもGETできた人が多いということになります。
また、今回の3連単馬券は5番人気で40倍以上ですので、それなりに世の中でGETできた人も多いという証であり、予想はけっこう簡単な部類だったということもあります。
サートゥルナーリアはレース内容も非常に強かったですが、2着馬のグリム、3着馬のロンドンタウンも全然負けてませんでしたから、次走はどの馬もチェックしておきましょう。
ここからはアンタレスステークス(GⅢ)に関するレース結果とレース内容のリフレクション(レース分析)になります。
アンタレスステークス(GⅢ)ディープ前予想解説
着順
1着 9 アナザートゥルース
2着 4 グリム
3着 3 ロンドンタウン
この上位3頭の馬短評は、
『グリムは、地方出走馬ですが成績が良く、地方ダートでは敵無しの印象があります。もともと中央競馬でも勝負できていた馬ですので、今回も期待されており、特に上位人気となりそうですが、この面子の中では強めですが、1着信頼度が圧倒的とまではいかないので、人気とのバランスを見ておくことが重要です。』
『ロンドンタウンは力のある馬で、前回11番人気が不思議の馬(世間が実力を見抜けていない馬の1頭)でもあり、今回は上位人気になりましたが、相変わらずの実力を兼ね備えています。』
『アナザートゥルースは近状3走の成績が安定しており、1600万下は勝てる馬ですので、GⅢの昇級戦でどこまでやれるかが見物のレースです。』
という馬短評価を出しました。
全て一定以上の好評価を付けている馬で、やはりこのレースは、
『人気とのバランスを見ることが鍵』
でした。
最終的にグリムは単勝、複勝共に2番人気となり、これならば馬券に絡めてもOKな馬です。
馬連馬券は23.6倍、馬単馬券は58倍と中堅馬券に落ち着いた印象があるので、上位人気馬を絡めてこの位の配当値ならば美味しい馬券の2つとなります。
このレースで一番美味しかった配当馬券は3連単馬券の配当で、
『34,460円馬券(344.6倍馬券)』
でした。
この3頭なら上位に来てもおかしくは無い、根拠ある組み合わせですので、当てられた人もいたと思います。
また、このレースに限っていえば、
『3連複よりも3連単の方が馬券期待値や馬券回収値は高い』
ということが言えます。
3連複配当は44倍に対して、3連単配当は344.6倍です。
この3連複馬券と3連単馬券の差が
『約8倍弱(44倍×8倍=352倍)』
あるので、こういった場合、3連単馬券の方が、馬券回収値がかなり高いと言えます。
この理由は、3連複の買い目をバラすと、
『6通り』
になります。
※例、1-2-3
をバラすと、
①、1-2-3
②、1-3-2
③、2-1-3
④、2-3-1
⑤、3-1-2
⑥、3-2-1
なので、単純にこの中で100円ずつ3連単に買うと600円馬券を購入することになり、3連複馬券に600円購入することと比較すると、馬券回収値が高いということになります。
これはちょっとした馬券ノウハウでもありますが、今回のレースの期待値分析を私が勝手にしているだけですので、このお話が特にわからなくてもここでは大丈夫です。
今回のレースでは、
『3連単馬券の方が、3連複馬券よりも期待値が高かった』
という事実がありますので、3連単馬券を当てられた人は、平均的な馬券よりも期待値の高い馬券が当てられたということになります。
(的中率が高い馬券に加え、配当値が高かった馬券であるということです。)
今回のお話は、こういった馬券を的中させ続けることができると、今回は3連単馬券が美味しい配当馬券となってましたが、各レースでもこういった美味しい配当馬券は各馬券帯(単勝、複勝、ワイド、馬連、枠連、馬単、3連複、3連単)に存在しますので、黒字化できる馬券を購入し続けることができれば、競馬は黒字化へ一直線に突き進めます。
まず、上位確率が高い馬(当たる馬券)を押さえつつ、人気とのバランスを見ていくことで、馬券のトータル収支は黒字になっていきますから、優秀な競馬商材を活用し、黒字化できる馬券を開拓し続けていきましょう。