中山グランドジャンプ(GⅠ)の重賞レース結果と前予想についての解説
こんばんは、ディープです。
先週土曜日のレースは中山グランドジャンプ(GⅠ)とアーリントンカップ(GⅢ)が開催されました。どちらも前予想記事でも出したレースですので、こちらの結果と前予想記事の馬短評と合わせて見てもらえれば幸いです。
今日は、先週行われた土曜日の重賞レースで、中山グランドジャンプ(GⅠ)の重賞レース結果と前予想記事について解説していきます。
こちらのレースは、レース結果を踏まえ、レース内容の分析と競馬の予想ポイントを解説していきます。
中山グランドジャンプ(GⅠ)レース結果
着順
1着 5 オジュウチョウサン
2着 3 シンキングダンサー
3着 4 マイネルプロンプト
中山グランドジャンプ前予想の解説と総評
こちらの前予想記事の馬単評は、
『シンキングダンサーは前走はGⅡ3着の馬で、実力は普通にある馬です。マイネルプロンプトは前走はペガサスジャンプステークスのオープン1着の馬で、直近4走全て入着馬で、今回も森一馬騎手です。』
オジョウチョウサンは半分良い意味でネタですが、
『特に、このレースの主役であるオジョウチョウサンは圧倒的なジャンプレース実績馬で、なんと今この記事を書いているのが12日の夜(22時)ですが、単勝馬券が1.0倍になってます(笑)100円買うと当たっても100円になってくる、完全な応援馬券化しています(笑)』
と、もはや世間的にも1着が当たり前の馬と化してます。
そして、やはり結果も1着でした(笑)
このレースのポイントは、前予想記事でお話した、
『オジョウチョウサンがこのレースに出走していなかった場合、予想はどうなるか?人気はどうなるか?』
という部分で、その点で、シンキングダンサーとマイネルプロンプトは今回のレースでは非常に優良馬でした。
この2頭のワイド馬券は1580円馬券、複勝も320円馬券と200円馬券で2倍以上、3倍以上の馬券でした。
また、3連単もポイントで、オジョウチョウサンを1着固定した場合、後は2頭を当てるだけですから、ある意味、
『馬単馬券』
と同じ意味を持ちます。
今回の3連単は、
『72.7倍(7,270円馬券)』
ですから、オジョウチョウサン以外の2頭を当てるだけでこの配当なら、非常に優秀な配当馬券となります。
今回、オジョウチョウサンは、
『単勝倍率1.1倍』
で、直近12戦の障害レーストータル勝率は
『100パーセント』
ですので、1着の軸固定をしたとしても、90パーセント以上、1着に来る可能性が高いことがわかります。
ですので、このような特殊ケースの場合、
『3連単馬券』
が非常に美味しくなり、3連単馬券は当てることが難しいですが、今回はオジョウチョウサンに圧倒的な信頼度があるため、1着を固定し、残り2頭を当てるだけで高配当馬券のGETができます。
今回は、
2着 3 シンキングダンサー
3着 4 マイネルプロンプト
が当てられるかが鍵でしたが、特にオジョウチョウサン以外の有力馬を複数頭ピックアップしておき、3連単をオジョウチョウサンを1着に固定した形でボックス買いしておけば、それほど難しい予想では無かったと思います。
また、単勝馬券のみで考えた場合、オジョウチョウサンは最終的に単勝1.1倍でしたが、前日の1.0倍では無くなり、少しだけ直前オッズが上がったため(それでも上がったのは1.0倍→1.1倍になっただけなので、0.1倍上がっただけですが笑)勝率が9割以上あれば、実は単勝に賭けても期待値的にはOKな馬です。
実際、オジョウチョウサンの近状成績の勝率は、
「障害レースに限っては9割以上(有馬記念は一般レースでジャンプレースでは無いので除外し、障害レースでは12連続1着の馬)」
で、今回で13連続1着馬になったので、こういった馬に過去の10レース前くらいから障害レースで単勝馬券を購入し続けていれば、全ての馬券が当たっているということです。
期待値的には1.0倍で無い限りプラスとなり、この時点から馬券を購入している人は、トータルでも、例え今後オジョウチョウサンが一度でも着外になって馬券がハズレたとしても、この馬に賭けた馬券のトータル回収率は圧倒的にプラスとなります。
また、勝率が90パーセント以上あれば、1.1倍以上の馬は期待値的には小額ですがプラスになる馬ですので、オジョウチョウサンを今回、この1レースだけ見たとしても、回収率が黒字化できるシュミレート馬の1頭でもありました。
(単勝馬券や3連単馬券などがその例です。)
ちなみに、今回のレースを見る上で何が大きなポイントかというと、競馬界ではこういった馬が今後も出てきますので、
「勝利(1着)、連対(2着以内)、入着(3着以内)をほとんど外さない馬を早い段階で見抜くことで、馬券の黒字化ができて、回収率は底上がる」
ということです。
こういった馬を今後の競馬界でも見抜くことができると、回収率は上がっていきますので、
「強い馬をピックアップできる癖」
を付け、馬券購入へ活かしていきましょう。
PS.
かなり昔ですが、私が一番印象に残って稼がせて頂いた馬は、ディープインパクト、、、では無く(笑)知っている人も多く、知らない人も多いとは思いますが、だいぶ昔の馬で最強に近い牝馬の逃げ馬だったと私は個人的に感じている、
「ダイワスカーレット」
という馬です。
今から10年以上も前の馬ですが、
「生涯のレース成績で連対を1度も外さず、かつ全て1着では無く、2着以内をキープした馬」
で、人気は高かったですが、圧倒的な人気では無かったため、期待値が高く、この馬が出走したレースで2着以内の馬券を購入していれば全て的中していたという、ある種、馬券から見ると神の馬でした。
ダイワスカーレットは典型的な強い逃げ馬~先行馬でしたので、こういった安定した脚質でありながら、強い馬というのは今後の時代でも出てくる可能性のある馬ですので、チェックポイントの1つとして覚えておきましょう。