日経賞(GⅡ)の予想、レース見解、馬見解(2019年3月23日 土曜 中山競馬場11レース)
こんにちは、ディープです。
今日は、
「日経賞(GⅡ)」
の直前予想、馬分析をしていきます。
発走時刻は15時45分で、今日の土曜メインレースの1つです。
過去の実績馬と今上がってきている上がり馬が激突する見応えのあるレースです。
日経賞(GⅡ)の予想、レース見解、馬短評
ここからが
「日経賞(GⅡ)の予想、レース見解、馬短評」
です。
1、メイショウテッコン
4歳馬で、前走の日経新春杯(GⅡ)は9着、前々走の菊花賞(GⅠ)14着の馬だが、3走前の神戸新聞杯(GⅡ)3着、4走前のラジオNIKKEI賞(GⅢ)1着の馬。ワグネリアンやフィエールマンと激闘を繰り広げた馬で、実力馬の1頭。最内枠の利を活かせるか。もう少しで総賞金が1億を突破。人気が高めで、少々人気過多の傾向があり、バランスが鍵。武豊騎手(ジョッキー)の騎乗。
2、ゴーフォザサミット
前走は神戸新聞杯(GⅡ)8着、前々走は札幌記念(GⅡ)7着、3走前は東京優駿(GⅠ日本ダービー)7着、4走前は青葉賞(GⅡ)1着の馬。4走前の青葉賞では今回圧倒的な1番人気のエタリオウに0.3秒で勝ったことのある馬(2018年4月28日のレース)。今年の初レースで前走から約半年ぶりのレースとなる部分が見所の1つ。石橋脩騎手(ジョッキー)の騎乗。
3、アクションスター
全42回着外しているがとにかく重賞レースに挑戦し続ける諦めない馬。出走回数49回中、30回以上は重賞レース。芝の左回りレースは若干苦手傾向(今回は右回り)。厳しい感じはあってもアクションスター張りにレースを盛り上げる1頭。大野拓弥騎手(ジョッキー)の騎乗。
4、サクラアンプルール
前走はアメリカジョッキークラブカップ(GⅡ)5着で掲示板内、前々走は有馬記念(GⅠ)7着、3走前の天皇賞(秋)6着、4走前は札幌記念(GⅡ)6着の馬。大崩れせず、かつ上位にも来ていない印象もあるが、5走前は函館記念(GⅢ)2着、6走前は去年の日経賞(GⅡ)3着としっかり入着できた実績のある馬。去年の同レースは入着(3着)に滑り込んでいるため、今年にも期待している人が多い。名手、横山典弘騎手(ジョッキー)の騎乗。
5、ブラックバゴ
前走は大阪城ステークス13着(オープン)、前々走は小倉大賞典3着(GⅢ)、3走前はチャレンジカップ8着(GⅢ)、アンドロメダステークス5着(オープン)の馬。成績はピリっとしないが、小倉大賞典3着はGⅢならば入着できる可能性があった馬。GⅡ以上はまだ連対が無く厳しさは否めない。小牧太騎手(ジョッキー)の騎乗。
6、ルックトゥワイス
前走は日経新春杯2着(GⅡ)、前々走はグレイトフルステークス1番人気1着(1600万以下)、3走前はアルゼンチン共和国杯2番人気8着(GⅡ)、4走前は六社ステークス2着(1600万以下)の実力馬の1頭。厩舎にも大事に使われている印象。特筆すべき部分は連対率7割5部、3着内率8割越、サンプルは少ないが芝右回りの連対率、3着内率は10割、左回りでも連対率は7割越え、3着内率は7割8分越えの馬。人気とのバランスが鍵。現代競馬を走り抜く戸崎圭太騎手(ジョッキー)の騎乗。
7、エタリオウ
前走は菊花賞1着(GⅠ)、前々走は神戸新聞杯2着(GⅡ)、東京優駿(日本ダービーGⅠ)4着、青葉賞2着(GⅡ)の馬。右回りの3着内率は8割5分越え。人気と実力を兼ね備えた主力級の馬。今回出走する他の馬との比較、人気バランスを見ておくことが大切。磐石のミルコ(M)・デムーロ騎手(ジョッキー)の騎乗。
8、グランアルマダ
前走はアルデバランステークス15着(オープン)、前々走は丹頂ステークス9着(オープン)、3走前は札幌日経オープン13着(オープン)、4走前はダイヤモンドステークス11着(GⅢ)の馬。単勝倍率人気200倍を超える世間的な勝利の期待は奇跡級の馬だが、総賞金はもう少しで1億突破しているグレードレース以外ではそれなりの実績馬。このレースには出走していることが大切。石川裕紀人騎手(ジョッキー)の騎乗。
9、カフェブリッツ
前走はダイヤモンドステークス3着(GⅢ)だが、前々走が万葉ステークス4着(オープン)、3走前は逆瀬川ステークス1着(1600万以下)、4走前は錦秋ステークス8着とムラっ気のある馬。
直近レースはGⅢの今年の2月でレース感覚はちょうど良い馬。鞍上は経験豊富な蛇名正義騎手(ジョッキー)の騎乗。
10、ハッピーグリン
前走は今年の中山記念8着(GⅡ)、前々走はジャパンカップ7着(GⅠ)、3走前は富士ステークス11着(GⅢ)、4走前は岩手県知事杯1着という馬。実績はまだあまり無い地方馬だが、JRAの中央競馬に最近参戦してきている。服部茂史騎手(ジョッキー)の騎乗。
11、チェスナットコート
前走はメルボルンC14着(海外GⅠ)、前々走はゴーフィール13着(海外GⅠ)、3走前は目黒記念2着(GⅡ)、4走前は天皇賞(春)5着(GⅠ)の馬。総賞金は1億突破している実績馬。そして去年の日経賞(GⅡ)2着馬で、今年初出走ながら去年の走り再現なるか。川田将雅騎手、蛇名正義騎手が乗ってきた馬。今回は若さ溢れる坂井瑠星騎手(ジョッキー)の騎乗。
12、クリンチャー
前走は有馬記念15着(GⅠ)、前々走は夢の凱旋門賞17着(海外GⅠ)、3走前はフォワ賞6着(GⅡ)、4走前は天皇賞(春)3着(GⅠ)の実力馬。元々の地力、実力はあるため、本来のレース感覚を取り戻せるかが鍵。総賞金は2億突破している実績馬。安定感の高い池添謙一騎手(ジョッキー)の騎乗。
日経賞(GⅡ)予想、レース見解
日経賞の予想、レース見解です。
レース見解としては、端的に、
「大荒れしないレース」
を予想します。
というのも、明らかな実績馬や上がり馬、実力馬が揃っているので、大穴~超大穴馬が大駆けする可能性は低く、(もちろん、ゼロではありませんが、限りなくこのレースでは低いということです)堅実本命馬~中堅馬あたりが上位を占める可能性が高そうです。
大穴馬を入れる場合は3着内を見ておく位で保険的な部分で考えておき、メインは上記の予想(大荒れしないレース)を考えています。
後は各馬同士の、
「人気と実力とのバランス」
ですが、特に実績馬と上がり馬がこのレースではハッキリしているので、予想がしやすく、競馬初心者~競馬経験者までオススメのレースの1つです。
組み合わせ馬券(2頭以上が絡む馬券)でも、ワイド~馬連まではかなり的中精度が高そうなレースですから、積極的に優良な買い目(期待値の高い買い目)を算出していくと、このレースは予想回収率や期待回収率は100パーセントを超えるレースとなるでしょう。
(出走頭数も少なめであり予想がしやすい部類のレースで、的中率が高そうなレースであるためです。)
人気によっては枠連馬券を絡めるのもアリです。最終オッズ、直前オッズまで見れる人はぜひ枠連オッズもチェックしておき、人気があべこべになっているようなオッズをピックアップし、優良馬券を開拓していきましょう。
今回は、組み合わせの馬券を当てることに集中しつつ、単勝オッズも見ながらそこそこの配当馬券を開拓していけるとベストです。
連対率、3着内率が高い馬~そこそこの馬がけっこういますから、過去のグレードレースを見ておき、しっかりとした根拠の元に、上手く予想できると重賞レースの中でも優良レースの1つとなります。
右回りと左回りの過去実績もこのレースでは見ておくと面白く、予想材料の1つとなります。
土曜日はこのレースがメインレース(GⅡ)の重賞レースとなりますから、まずはこのレースを見ておき、競馬を楽しみながらこのレースでは配当率より的中率を重視した当たりやすい馬券購入をしていけると面白いと思います。