高松宮記念(GⅠ)の予想、レース見解、馬見解(2019年3月24日 日曜 中京11R)
こんにちは、ディープです。
今日は、
「高松宮記念(GⅠ)」
の直前予想、馬分析をしていきます。
発走時刻は15時40分で、今日の日曜メインレースの1つです。
GⅠですので、各ジョッキーの勝負服も出てきて、今回は絶対的な馬がいないため、どの馬にもチャンスがある短距離最高峰のレースと言えます。
高松宮記念(GⅠ)の予想、レース見解、馬短評
ここからが
「高松宮記念(GⅠ)の予想、レース見解、馬短評」
です。
1、スノードラゴン
前走のオーシャンステークス(GⅢ)は15着、前々走のスプリンターステークス(GⅠ)15着、3走前のCBC賞(GⅢ)12着、4走前の北海道SC(jpnⅢ)3着の馬。昔からお馴染みの馬でなんと11歳馬というレース面子最高齢。そろそろ引退が近い可能性有り。はるか昔に遡る2014年、同レース高松宮記念2着。女性騎手で世間の人気急上昇中、藤田奈七子騎手(ジョッキー)の騎乗。
2、ラインスピリット
前走は阪急杯(GⅢ)8着、前々走はシルクロードステークス(GⅢ)14着、3走前は阪神カップ(GⅡ)10着、4走前はスプリンター(GⅠ)3着の馬。去年のスプリンターは13番人気からの3着(入着)で世間を驚かせた馬。この馬の相棒、森一馬騎手(ジョッキー)の騎乗。
3、ミスターメロディー
前走は阪急杯(GⅢ)7着、前々走は阪神カップ(GⅡ)2着、3走前はオーロカップ(オープン)5着、4走前はNHKマイルカップ(GⅠ)4着の馬。阪神カップの2番人気2着は記憶に新しく、ダイアナヘイローに惜しくも敗れる。NHKマイルカップ時のコンビと同様、今回も天才、福永祐一騎手(ジョッキー)の騎乗で、3年前のこのレース(高松宮記念)のレコード騎手でもある。(2016年にビックアーサーとのコンビで見事レコード勝ち。)
4、セイウンコウセイ
前走はシルクロード(GⅢ)15着、前々走はJBCスプリント(Jpn1)14着、3走前のスプリンター(GⅠ)12着、4走前は函館スプリントステークス(GⅢ)1着の馬。一見、成績は振るわなく見えるが、それでも総賞金は2億5千万を突破している実績馬。幸英明騎手(ジョッキー)の騎乗。
5、ティーハーフ
前走はシルクロードステークス3着(GⅢ)、前々走は淀短距離ステークス3着(L)、3走前はスプリンターステークス11着(GⅠ)、4走前はキーンランドカップ11着(GⅢ)の馬。前走のシルクロードステークス12番人気での3着は立派な成績。もう少しでダノンスマッシュにも届きそうだったレース内容。国分優作騎手(ジョッキー)の騎乗。
6、アレスバローズ
前走はシルクロードステークス5着(GⅢ)、前々走は京阪杯10着(GⅢ)、3走前はスプリンターステークス14着(GⅠ)、4走前は北九州記念1着(GⅢ)。5走前はCBC賞(GⅢ)に勝利しており、4戦前、5戦前は重賞連続勝利の実力はある馬。名前もカッコいい。名手、川田将雅騎手(ジョッキー)の騎乗。
7、ショウナンアンセム
前走はオーシャンステークス5着(GⅢ)、前々走は東京新聞杯15着(GⅢ)、3走前はニューイヤーステークス10着(L)、キャピタルステークス4着(オープン)の馬。人気は後ろから数える程だが、前回は13番人気で掲示板内に来た馬。去年から重賞レースに挑戦中。藤岡康太騎手(ジョッキー)の騎乗。
8、レットゴードンキ
前走は阪急杯2着(GⅢ)、前々走はJBCスプリント5着(Jpn1)、3走前はスプリンターステークス5着(GⅠ)、4走前はキーンランドカップ5着(GⅢ)の馬。実力は間違いなくある馬で、総賞金は4億を突破している経験豊富な7歳馬。前回の阪急杯はスマートオーディンに惜しくも敗れたが実力の片鱗を見せ付けた印象。岩田康誠騎手(ジョッキー)の騎乗。
9、ナックビーナス
前走はオーシャンステークス2着(GⅢ)、前々走がカーバンクルステークス2着(オープン)、3走前はJBCスプリント15着(Jpn1)、4走前はスプリンターステークス7着(GⅠの馬。直近2レースは天敵、モズスーパーフレアに同じような形で敗れた2着で、3着内率は7割以上を誇る。同レースで去年の高松宮記念(GⅠ)の3着馬。もう少しで総賞金は3億突破の実績馬。鞍上は大野拓弥騎手(ジョッキー)の騎乗。
10、ラブカンプー
前走は今年のオーシャンステークス16着(GⅢ)、前々走はシルクロードステークス18着(GⅢ)だが、3走前はスプリンターステークス2着(GⅠ)、4走前はセントウルステークス2着という確かな実力はある馬。最近、大敗中で調子を崩してしまっているが、元々の地力はあるため、復活のきっかけが必要。4歳なのでまだ今後活躍できる可能性は十分に秘めている馬で、全盛期のフォームを取り戻せるかが鍵。酒井学騎手(ジョッキー)の騎乗。
11、ヒルノデイバロー
前走は阪急杯13着(GⅢ)、前々走は阪神カップ16着(GⅡ)、3走前は毎日スワンステークス11着(GⅡ)、4走前はスプリンターステークス9着(GⅠ)の馬。大敗続きだが、そのほとんどがグレードレースで、面白いことにダートの戦績の方が非常に良い。横山典弘騎手(ジョッキー)の騎乗。
12、ロジクライ
前走は阪急杯3着(GⅢ)、前々走は東京新聞杯9着(GⅢ)、3走前はマイルチャンピオンシップ14着(GⅠ)、4走前は富士ステークス1着(GⅢ)の実力馬。重賞レース、オープン以下レースを問わず約2回に1回は3着以内に入っている馬で、トータル3着内率は6割越え、連対率は4割越えの馬。鞍上は実力派のクリストフ(C)・ルメール騎手(ジョッキー)の騎乗。
13、ダノンスマッシュ
前走はシルクロード1着(GⅢ)、前々走は京阪杯1着(GⅢ)、3走前はキ-ンランドカップ2着(GⅢ)、4走前は函館日刊スポーツ杯1着(オープン)の安定感のある実力馬。現在まで、1度も大敗(10着以上はゼロ)したことが無く、グレードレースでの成績もピカ1で、ほぼ掲示板内を射止めている馬。直近4連対中。今回も1番人気が予想される。北村友一騎手(ジョッキー)の騎乗。
14、ペイシャフェリシタ
前走はオーシャンステークス4着(GⅢ)、前々走はシルクロードステークス7着(GⅢ)、3走前はカーバンクルステークス4着(オープン)、4走前はキーンランドカップ3着(GⅢ)の馬。GⅢ入着までの印象(今回はGⅠ)はあるが、やはりグレードレースはまだ勝ちきれない印象。それでも大敗はあまりせず、徐々に良化中。松田大作騎手(ジョッキー)の騎乗。
15、モズスーパーフレア
前走はオーシャンステークス1着(GⅢ)、前々走はカーバンクルステークス1着(オープン)、3走前はラピスラズリステークス2着(オープン)、4走前は夕刊フジ杯パールステークス3着(オープン)の安定随一の上がり馬。GⅠ初挑戦ながらそのポテンシャルが認められており、世間の人気と期待は高い。ナックビーナスとよく上位を争っている印象。日本の宝、武豊騎手(ジョッキー)の騎乗。
16、デアレガーロ
前走は京都牝馬ステークス1着(GⅢ)、前々走は毎日放送賞スワンステークス6着(GⅡ)、3走前はキーンランドカップ8着(GⅢ)、4走前はUHB賞4着(オープン)の馬。前走は9番人気ながらGⅢ1着の短距離巧者の馬。牝馬限定ではあるが前走で重賞を勝つ実績ができたことで、今後の重賞レースも期待できる馬。今回も池添謙一騎手(ジョッキー)の騎乗。
17、ダイメイフジ
前走はオーシャンステークス3着(GⅢ)、前々走は阪急杯17着(GⅢ)、3走前は淀短距離ステークス7着(L)、4走前は阪神カップ4着(GⅡ)の馬。前走のオーシャンステークスは見所ありの3着。意外と人気が無い中でも入着までの可能性を現在まで作ってきた馬。丸山元気騎手(ジョッキー)の騎乗。
18、ダイメイプリンセス
前走はオーシャンステークス10着(GⅢ)、前々走はシルクロードステークス6着(GⅢ)、3走前はスプリンターステークス4着(GⅠ)、4走前はテレビ西日本賞北九州記念3着(オープン)の馬。近状は重賞レースにフォーカスを当て繰り返し出走している。去年のGⅠ、スプリンター4着は見所ある内容。今回は最も大外枠で人気&実力高いミルコ(M)・デムーロ騎手(ジョッキー)の騎乗。
高松宮記念(GⅠ)予想、レース見解
高松宮記念の予想、レース見解です。
レース見解としては、
「実力中堅以下での決着レース」
を予想してますが、
「オッズ的(人気的)には低めの馬にもチャンス有りのレース」
になる感じがします。
昨年の覇者、ファインニードルは今回いません。どの馬にもチャンスがあります。
ダノンスマッシュ、ロジクライ、モズスーパーフレアなどは確かな実績馬、上がり馬であり、レッツゴードンキなども一昔前までは高位の重賞レースで上位を争っていた馬です。ナックビーナスなどもこの面子の中では他レースで実力馬に勝っている馬が何頭かいて、侮れない馬です。
これにつぎ、ティーハーフ、アレスバローズ、ペイシャフェリシタ、デアレガーロ、ダイメイフジも大穴とまではいかず、中堅以下の馬としてピックアップされています。
(この面子の中では穴の部類と言えますが、元々実力のある実績馬達です。)
18頭いますから、何が起こるかはレースが始まるまでわかりませんが、実力の差はけっこうわかるので、予想はできます。
後はやはり、
「人気とのバランス」
であり、今回のレースでは、
- 「本命ガチガチ決着」
- 「本命~中堅同士の決着」
- 「穴が入着に絡み3連単(3連複なども含む)などが大化けするオッズ」
などのパターンが濃厚です。
どのパターンで予想したとしても、
「期待値の高いオッズ」
で予想していくことが大切であり、期待値の高いオッズで一定の予想を繰り返していくことで、トータルの収支は、
「どの予想帯でも安定します。」
結局の所、
「期待値が高い馬」
を見抜き、一定の法則で馬券購入をしていく方法はかなり大事で、こういった購入方法はシステム馬券術、デジタル馬券術とも言われますが、競馬ソフトなどでは一定の法則の元に購入し続け、回収率や馬券成績を安定させる上で1つのポイントでもあります。
私は的中重視&トータル回収率重視で馬券購入している派なので、穴で一撃、ということではなく、コツコツ実力馬(上位にきやすい馬)で配当が高い馬(人気より実力がある馬)をベースに購入しているので、今回も同じスタンスで購入していきます。
どの競馬商材をメインに活用していくかはまだ決めていませんが、どれを活用したとしても、上記のベースは変わらず、人気よりも実力のある馬の馬券を購入していく方法(言い換えると、期待値が高い馬を購入していく馬券術)こそ、
「競馬で勝てる唯一無二の必勝法」
ということは共通しています。
要するに、
- 本命を重視し、点数を絞って固くかける方
- 中堅馬を重視し、ある程度広めに購入しつつ、最終的に回収率をまとめる買い方
- 一撃で大穴の優良馬を当てることを重視し、一度の大当たりで回収率を一気に上げる買い方
のどのパターンでいったとしても、
「期待値が高い馬に賭け続けている場合」
回収率はトータルで安定してきますから、今回のようなどのパターンに転んでもおかしくはないレースの場合、自分に合った買い方で行っていくことがベストであるということです。
これが明らかに、
- 本命決着寄り
- 中堅決着寄り
- 荒れる決着寄り
と偏っていた場合は、購入方法を変えるか、レース傾向と自分の馬券スタイルが噛み合っていない場合は
「見送る」
という選択肢もトータルの回収率を上げることに繋がります。
理想は、
「どのパターンでも臨機応変に確率が高い馬券を購入できること」
であり、これはいろいろな馬券術を知っていたり、レース傾向が分析できると、そのレースに応じた最適な馬券購入ができるようになってきますから、こういった部分を目指していくことも重要なことです。
特に的中率を重視した馬券の購入方法、賭け方にしていくと、どのパターンも対応できるようになっていくので、私個人としては的中率の高い馬券の購入法がオススメです。
(やはり馬券は当たってナンボといいますか、当たった方が楽しいので笑)
自分に合った馬券術を活用しながら、最高峰の短距離GⅠレースを楽しんでいきましょう。
同日開催のマーチステークス(GⅢ)の予想、レース見解、馬見解(2019年3月24日 日曜 中山11R)はこちらよりご覧ください。
→https://keibabest.com/archive338.html