天皇賞春(GⅠ)の予想、レース見解、馬見解(2019年4月28日 日曜 京都競馬場11レース)
こんにちは、ディープです。
今日は、
「天皇賞(春)(GⅠ)」
の直前予想、馬分析をしていきます。
発走時刻は15時40分で、今日の日曜メインレースの1つです。
春のGⅠで毎年盛り上がる競馬レースで、今年も大変な人気レースで、天気も良く、巷の競馬場に人が押し寄せる可能性大です。
2019年天皇賞(春)(GⅠ)の予想、レース見解、馬短評
ここからが
「天皇賞(春)(GⅠ)の予想、レース見解、馬短評」
です。
1、チェスナットコート
メイショウテッコンに前走は1.6秒の大差をつけられてしまった馬。元々の実力はあるが、今回は面子的に他の馬が強く、展開が向かない限り難しいレースで、展開が最も有利に働いて掲示板内にいければOK。今回は最内枠の利点を活かせるかが鍵。坂井瑠星騎手の騎乗。
2、エタリオウ
誰もが認めるポテンシャルの高い馬で、今回は4歳になり、馬体もしっかりしてきて良い感じに来ている。GⅡ、GⅠの連対を繰り返しており、重賞のVは近い。名前と同じく本物の王となれるか。今回は特に強い馬に乗るミルコ・デムーロ騎手の騎乗。
3、リッジマン
前走はシャケトラに1.7秒差を付けられてしまった馬で、阪神大賞典6着となり、あと一歩でなんとか掲示板内だった馬。馬の強さと実績はあるが、今回は他の出走面子が強く、展開が有利に働かないと好レースにはならない印象だが、ステイヤー(長距離)の実績があり、距離が長い分、長距離馬としては有利に働く。蛇名正義騎手の騎乗。
4、ヴォージュ
前走は阪神大賞典8着だったが、2走前の万葉ステークスはユーキャンスマイルを越えた1着であり、そのレベルの実力は兼ね備えている馬。ステイヤー(長距離)が馬との相性良く、上手く機能するかが鍵の部分。展開と長距離が向けばチャンスはある。和田竜二騎手の騎乗。
5、メイショウテッコン
前走は日経賞でエタリオウに勝利した実力馬。ただし、本当に長距離よりも中長距離を得意としている所があり、3000メートルの菊花賞はボロ負けしていしまい、長距離は少し苦手としている。実力がありながら長い距離との戦いで、今回は試練のレースにはなりそうだが、今回の距離延長が克服できるかは見物な部分。福永祐一騎手の騎乗。
6、カフジプリンス
前走は阪神大賞典2着で、だんだん上がってきた完全では無いが少しずつ上がり系になってきた馬。この出走面子で無ければ実力はあり馬の強さはあるが、相手が今回は強いため、どこまでやれるかが鍵となる。基本的に長距離は得意としている。中谷雄太騎手の騎乗。
7、グローリーヴェイズ
前走は日経新春杯1着で、実績馬の1頭であるルックトゥワイスやシュペルミエールなどのオー運クラスの常連馬に勝利している馬。前走はGⅡを勝利したことで重賞クラスの馬となり、ここでどこまでできるかが今後を左右するレースとなる。実績豊富な戸崎圭太騎手の騎乗。
8、パフォーマプロミス
前走の京都記念4着はダンビュライトにそれほど負けた訳ではなく、レースでの存在感を示した。現在、良化中の馬でもあり、去年の有馬記念から徐々に力が備わってきた。晩成型の傾向があり、総賞金は2億を突破しているが、もうひと稼ぎできる可能性のある馬。北村友一騎手の騎乗。
9、ユーキャンスマイル
前走はGⅢのダイヤモンドステークス1着で、3走前は菊花賞3着馬という実績のある馬。まだまだこれからの馬でもあり、ステイヤーを得意としている。成績は安定しており、安定感と実力を兼ね備えている一頭。今回もジョッキーとの折り合いが付けば期待大。岩田康誠騎手の騎乗。
10、フィエールマン
近走成績が安定しており、現在、1番人気の安定&実績馬の一頭。前走のアメリカジョッキークラブカップはシャケトラとほぼ同着の2着だった。菊花賞の覇者馬で、ステイヤーで走れることは証明済。秋と同じレースができればVは近い。クリストフ・ルメール騎手の騎乗。
11、ケントオー
重賞レースで中間成績(5着~9着前後)が多く、今後はあと一伸びを調教で引き出せるかが鍵。このレースまでにどこまで引き上げられるかが見物の1つ。着順は微妙な感じだが、レース内容は京都記念が一番良かった点は評価できる。馬は弱くは無いが、ステイヤーが若干苦手な印象があり、克服には時間が必要そうな面もある。幸英明騎手の騎乗。
12、クリンチャー
最近の4走は成績がパッとしないが、その前は無敵とまではいかないが重賞レースの入着、連対、勝利の常連馬であり、元々の実力がある馬。今回、復活が期待されている。普通にこの面子で本来の実力さえ出せれば互角以上の分があり、そうなった場合はチャンスレースでもある。現在崩した調子を取り戻せるかが鍵で、ここが全てのポイントとなる。三浦皇成騎手の騎乗。
13、ロードヴァンドール
前走りは阪神大賞典3着で、ステイヤーが得意な馬。実力はこの面子では若干劣るが、ステイヤーの利を活かせるかが鍵。この馬は3000メートル以上の方が走る傾向はあり、実力をどこまで長距離でカバーできるかが見物の1つ。横山典弘騎手の騎乗。
2019年天皇賞(春)(GⅠ)予想、レース見解
天皇賞(春)の予想、レース見解です。
レース見解としては、
「実力馬とステイヤーが得意な馬とのぶつかり合いとなり、ステイヤー(長距離)のGⅠなので、最終的にはバラつくレース」
を予想しています。
というのは、ステイヤーは馬のスタミナがかなり影響するので、
「最終ゴールでの差が出やすいレース」
となるからです。
このレースで見ておくべきポイントは、
- 元々の実力馬
- ステイヤーが得意な馬
- 人気とのバランス
が重要ポイントとなります。
元々の実力馬は上位確率は高いです。ですが、典型的な長距離レースであるため、ステイヤー馬の上位確率も同時に上がるので、ここのぶつかり合いを見て、最終的に人気とのバランスで判断していくことが重要な部分です。
実力馬、ステイヤー馬に何頭か候補がいますが、今回実際に馬券に活かす場合、
・実力馬とステイヤー馬を絡ませつつ、良い倍率馬券を見つけていく
ということがポイントとなります。
13頭立てでハンデが無い全頭58kgの斤量でもあるため、こういったレースでは単純な実力差が出やすいですが、
ステイヤーの分、長距離が、
『得意、不得手、普通』
というような形でハンデ差が出るということです。
元々実力のある馬はハンデをものともせずに勝ってしまうことは斤量差があっても勝利することですでに証明はされていますが、斤量ハンデが圧倒的に軽い馬はやはり有利であり、今回それに置き換えると、ステイヤーに強い馬は斤量が同じでも有利であるということです。
これは今回の1レースだけではなく、長距離レースでの統計データで言えることもあり、長い目でもこういった視点を持ちながら予想を組み立てていくことでトータル回収率は変わっていきます。
競馬商材を活用した際には、こういった部分も加味されているものを活用していくことがポイントであり、最近の優秀な競馬商材はこのような部分も補完された上での予想ができるので、レースでの予想ポイントを押さえておきながら、盛り上がるGⅠ重賞レースの予想へと活かしていきましょう。